LINE Outの使い方|格安SIMから固定電話・携帯電話への通話が安い!
「格安SIMにしたけど通話料金が高くて困る」
格安SIMから電話をかけると20円/30秒の通話料がかかるのが一般的です。
1分だと40円。10分かけると400円もかかります。これでは、せっかく格安SIMにしたのに、通話料が高くつきます。
「少しでも通話料を安くしたい」
そんな人におすすめなのがLINEが提供しているLINE Outです。
LINE Outなら、固定電話3円/1分、携帯電話14円/1分という破格の料金で通話ができます。私も固定電話にかけるときに、使っています。
このページでは、LINE Outの使い方、料金、注意点などを紹介します。「はじめて利用するけどちょっと不安」という方は、参考にしてみてください。
目次
LINE Outでできること
携帯電話の番号で、安く電話がかけられるサービスです。
・携帯電話OK
・国際電話OK
お店の固定電話でも、取引先の携帯電話でも、海外の友だちへの国際電話でもOKです。
LINEのように友達になっていなくても、Skypeのように相手のアカウントを知らなくても、電話番号で電話がかけられます。
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LINE Outで電話をかける3つの方法と料金
LINE Outで電話をかけるには、以下の3つの料金体系があります。
30日プラン:購入から30日間決められた時間まで電話ができる
LINE Out Free:決められた時間内なら無料で電話ができる
基本料金は無料です。月額料金や年会費は、一切かかりません。使いたい分だけ、料金を支払います。
それぞれの特徴を説明します。
コールクレジット
都度、「クレジット」を購入する方法です。
電子マネーのように、先にお金をチャージしてクレジットを購入。電話をかけると保有しているクレジットが消費されると考えてください。
電話をかけるには、国によって必要なクレジット数が異なっています。
日本なら、固定電話3円/1分(3クレジット消費)、携帯電話14円/1分(14クレジット消費) で電話がかけられます。
例えば、120クレジット保有していれば、固定電話に40分かけられます。120クレジットは120円で購入できます。たったの120円で40分も電話ができるなら安いですよね。
なお、LINE STOREとAndroidアプリで購入したコールクレジットは購入から180日間利用できます。iPhoneアプリから購入した場合は、有効期限はありません。
国別の詳しい時間についてはLINE Out公式サイトをご覧ください。
30日プラン
購入した日から30日間電話をかけられるプランです。
「30日しか電話をかけられないならコールクレジットの方が使いやすい」と思われるかもしれません。
しかし、30日プランの方が、1分あたりの通話料金が安くなります。
日本なら、固定電話2円/1分(2クレジット消費)、携帯電話6円/1分(6クレジット消費) で電話がかけられます。
コールクレジットよりも、携帯電話にかける料金が半額以上も安くなります。
仕事などで、頻繁に携帯電話にかける方は、こちらの方がお得です。
国別の詳しい時間についてはLINE Out公式サイトをご覧ください。
LINE Out Free
一日の決められた時間まで、無料で電話がかけられます。
なぜ、無料なのかというと電話をかける前に、15秒の広告動画をみなくてはならないからです。
LINE Out Freeは、国によって無料通話分が異なっています。
日本なら、1日5回まで、固定電話3分/1回、携帯電話1分/1回までの時間なら無料です。
ちょっとした連絡で、電話をかけたい場合に、有効です。
国別の詳しい時間についてはLINE Out公式サイトをご覧ください。
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LINE Outの購入方法
コールクレジットもしくは、30日プランを以下の方法で購入します。
AndroidのLINEアプリ:スマホから購入
iPhoneのLINEアプリ:スマホから購入
LINE STORE
パソコン、スマホから、ブラウザでLINE STOREにアクセスして購入します。
コールクレジットもしくは、30日プランのすべてのプランを購入できます。
クレジットカード、LINE Pay、モバイル楽天Edy、WebMoney、JCB PREMO、モバイルSuica、NET CASH、Bitcashで、支払えます。
LINE STOREで、購入したコールクレジットは、購入日から180日間の利用と制限があります。
しかし、120コールクレジット、360コールクレジット、600コールクレジットといったように、使いたい分だけ、細かく購入できるので、私はLINE STOREで購入しました。
購入は、LINE STOREをご覧ください。
AndroidのLINEアプリ
LINEアプリを起動して、設定→LINE Out→コールクレジットを購入より、購入できます。
ただし、240コールクレジットの購入のみになります。
もっと少ない、または多いコールクレジット、30日プランを購入したいならLINE STOREを利用しましょう。
AndroidのLINEアプリで購入したコールクレジットは、購入日から180日間の利用と制限があります。
iPhoneのLINEアプリ
LINEアプリを起動して、その他→LINE App→LINE Out→コールクレジットを購入より、購入できます。
ただし、240コールクレジットの購入のみになります。
もっと少ない、または多いコールクレジット、30日プランを購入したいならLINE STOREを利用しましょう。
iPhoneのLINEアプリで購入したコールクレジットは、有効期限はありません。
LINE Outの使い方
AndroidまたはiPhoneのLINEアプリより、LINE Outにアクセスします。
iPhoneのLINEアプリ:その他→LINE App→LINE Out
LINE Outの設定では、購入したコールクレジットの残高を確認できます。
次に、LINE Outのショートカットを作成します。
LINE Outの設定にある「ホーム画面に追加」というボタンをタップします。
するとホーム画面にLINE Outのアイコンが追加されます。
タップして、LINE Outを起動するとおなじみの電話画面が出てきます。
画面の上にあるアイコンをタップすると「LINE Out Free」か「LINE Out」を選べます。
無料で通話したいなら、LINE Out Freeを選びます。購入したコールクレジットを使って、通話したいならLINE Outを選びます。
LINE Outで、電話をかけてみます。残高のクレジットが表示されていて、わかりやすいです。
後は、いつも通り、電話番号をタップすると、電話がかけられます。
コールクレジットを使わずに無料通話する方法
先に紹介した「LINE Out Free」以外にも、無料通話する方法があります。
コールクレジットで電話をかけようとすると「無料通話」と表示されることがあります。
この電話番号ならコールクレジットを消費せずに、1回10分まで無料で電話がかけられます。
主に、飲食店、ショッピングできる店舗、美容院、ホテル・旅館、幼稚園・保育園など、対象となっている施設の固定電話にかける場合です※対象の施設はLINEアプリの友だち検索の画面でも検索できます。
めちゃくちゃお得なので、ぜひ利用してみましょう。
LINE Outを使ってみた感想
実際に、LINE Outのクレジットを購入して、電話をかけてみました。
結論からいうと、何の問題もありませんでした。普通の電話と同じです。
相手の声もはっきりと聞こえましたし、こちらの声もしっかり届いているようでした。
ただし、LINE Outは、インターネット回線と電話回線を使っています。そのため、電波状況によっては、音声が途切れることもあるかもしれません。
LINE Outの仕組みについて、詳しくは週刊アスキーの「使ってわかったLINE電話のカラクリ」の記事が参考になります。
LINE Outの注意点
アドレス帳の追加に注意
スマホに登録しているアドレス帳をLINE Outに追加できます。
設定→LINE Out→友だちのLINEプロフィールからLINE Outで発信をオン
電話番号を入力する手間が省けて便利です。
ただし、この機能を使うには「友だちの自動追加」をオンにする必要があります。
友だちの自動追加をオンにすると、スマホのアドレス帳に入っている人が、LINEユーザーだった場合に、自動的に友だちとして登録されます。
私は、誰かれかまわず友だちになるのが嫌で、オフに設定しています(例えば、目上の人や今は付き合いのない友達など)。
利用する場合は、慎重に考えてみてください。
パケットを消費する
LINE Outは、インターネット回線を使っているので、データ容量を消費します。
長時間電話をかけるなら、データ容量の消費に注意しましょう。
電話番号認証しないと非通知発信になる
LINE Outは、電話番号認証しておかないと非通知発信になります。
非通知を解除するには、初回に登録する際、または電話をかける際に、電話番号認証の有無を聞かれます。
SMSで送られてきた認証番号を入力すれば完了です。
正しく認証していれれば、設定画面に自分の電話番号がでてきます。
非通知が解除されなければ、その他→LINE Out Free→キーパッド→設定→非通知発信解除を確認してみてください。
それでも非通知になるなら、設定→ヘルプ→LINE Out利用中に問題発生に「電話したら非通知発信になる」のヘルプを確認してみてください。
まとめ
LINE Outは、格安SIMから固定電話・携帯電話への通話料金を安くしたい方に、おすすめです。
ちなみに、私は、楽天モバイルを利用しています。
通話料を節約するために、携帯電話へかけるときは、楽天でんわを使ってます。電話回線を使っているので、電波がよく、大事な用事の時は、楽天でんわがおすすめです(30秒/20円と安い)。
固定電話へかけるときは、LINE Outを使ってます(3円/1分と安い)。例えば、飲食店の予約やカーディーラーへの相談、各種手続きや問い合わせなど、固定電話をかける機会は意外とあるんですよね。
使い分けると、格安SIMでも電話料金をおさえることができますよ。
内容は変更になる可能性もございます。利用の際は公式サイトの確認をお願いします。