ロジクール MX Anywhere 3実機レビュー｜作業がはかどる高性能ワイヤレスマウス

ロジクール MX Anywhere 3は、MASTERシリーズのワイヤレスマウスです。

Masterシリーズは「創造性」をテーマにしたシリーズ。ボタンのカスタマイズやスクロール、パソコン間の作業をより効率的に実行できる工夫がされています。

今回は、ロジクールのワイヤレスマウス「MX Anywhere 3」の実機レビューや接続方法、設定方法などを紹介します。

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ロジクール MX Anywhere 3レビュー

ロジクール MX Anywhere 3は、ワイヤレスマウスとして、以下のような特徴があります。

ロジクール MX Anywhere 3の特徴

コンパクトで持ち運びにも便利

高速&水平スクロール可能

USB-C充電ケーブルで充電可能

4つのボタン動作をカスタマイズ可能

最大3台のデバイスを登録して切り替え可能

Windows、macOS、iPadOS、Chrome OS & Linux対応

Flow対応で複数のパソコンをコントロール可能

次項から、詳しくレビューします。

デザイン

ロジクール MX Anywhere 3は、専用のパッケージに入っています。

付属品は、マウス本体、USB-C充電ケーブル（USB-A、USB-C）、USBレシーバー、保証書、保証規定です。取扱説明書は付いていません。

カラーは、ペイルグレー、グラファイト、ローズの3色展開。本ページで紹介するのは、グラファイトです。

グラファイトは、落ち着いた濃いグレー。ややマットな質感となめらかな曲線が美しく、デザインが洗練されています。

機械加工スチール製スクロールホイールの金属部分もおしゃれで高級感があります。大人っぽいデザインは、ビジネスでもプライベートでも使いやすいです。

手のひらサイズで持ちやすい

サイズは、高さ100.5mm、幅65mm、奥行き34.4mm。重量は99gです。コンパクトで軽く、持ち運び用のマウスとしても最適です。

手の形状に合わせて成形されたデザインは、手にフィットします。大きすぎず、小さすぎずちょうどいいサイズ感。私は男性ですが、手が小さいほうです。大きずぎるマウスは窮屈に感じることも。MX Anywhere 3は、私の手にはちょうどよかったです。

ガラス面（最低4mm厚）を含めたほとんどすべての表面上で動作可能。ソファでも動作します。自宅やオフィスだけでなく、出張やテレワークでも活躍します。

サイド部分は、シリコーンサイドグリップという素材。なめらかなシリコンは、ソフトな感触で気持ちいいです。親指がくぼみにフィットして、疲れにくい形状も素晴らしいです。

クリック音は「カチ！カチ！」とやや高音の音がします。静音マウスではありません。音はしますが、控えめだと思います。クリック音は、上記の動画もご覧ください。

スクロールが快適

ブラウザでのネット閲覧やオフィスソフトでの作業は、スクロールも重要です。

MX Anywhere 3の機械加工スチール製スクロールホイールは、とてもなめらかに回転します。ホイールでよくある、カチカチと引っかかるような音が全くしません。

Logicool Optionsでスクロールの力やポインタの速度、水平スクロールの有無などを設定できます。SmartShiftは、有効化すると、高速スクロールした時に自動的にフリーホイールモードに切り替わる機能です。

ホイールは、中央にあるモードシフトボタンを押すと「ラチェットモード（行ごと）」と「フリースピンモード（超高速）」に切り替えできます。※デフォルト設定の場合

ラチェットモードは、小刻みなスクロールが可能です。エクセルのセルを行ごとにチェックしたり、文章を読み進めたりするときに便利です。

フリースピンモードは、1秒に1,000行スクロールできるほど、高速にスクロールします。ページ下部や上部への素早い移動やざっくりと資料をチェックしたいときなどにおすすめです。

また、サイドボタンを押したままホイールを回すと、水平スクロールが可能です。複数のウインドウを立ち上げて、表示領域が狭くなったときに便利です。

カスタマイズ可能なボタン

MX Anywhere 3には、カスタマイズが可能な4つのボタンが搭載されています。

ボタンは、Logicool Optionsをパソコンにダウンロードして、設定できます。

サイドのボタンは「戻る/進む」や「コピー/ペースト」がおすすめです。他にも「ウインドウを最小化/最大化」「拡大/縮小」など、様々な動作を割り当てられます。

また、アプリケーション固有の操作を設定することも可能です。

例えば、ブラウザ操作時は「戻る/進む」、Adobe Premiere Proでの動画編集時は「やり直す/もとに戻す」といった操作にできます。

最大3台のデバイスを切り替えられる

MX Anywhere 3の裏面には、3台のデバイスを切り替えられるボタンが付いています。

例えば「1.Windowsノートパソコン」「2.Windowsデスクトップパソコン」「3.Mac」を登録しておけば、ボタンを押すだけで、それぞれのデバイスでMX Anywhere 3を使えます。

マルチデバイス、マルチOSで作業している方も切り替えが楽です。Windows、macOS、iPadOS、Chrome OS & Linuxに対応しています。

複数のパソコンをコントロール可能

MX Anywhere 3は、ロジクールのFlowに対応しています。Flowは、複数のパソコンをコントロールできる機能です。

カーソルを移動させて、アプリケーションを操作できる他、パソコン間でテキスト、画像、ファイルをコピーできます。

Flowは、使いはじめるとめちゃくちゃ便利。例えば、私は、ノートパソコンでZOOM会議やメールチェックをします。しかし、メイン作業はデスクトップパソコンなんです。

そのため、ノートパソコンで受け取ったファイルを、Flowを使ってデスクトップパソコンにコピーして移動させています。クラウドに保存したり、USBメモリに移したりしてデータを移動させなくてもいいので楽です。

よくあるデュアルディスプレイは、モニターを2つ並べて、作業領域を広くする方法です。Flowは、OS間を移動できるので、デュアルディスプレイとは違った便利さがあります。

Flowの設定は、Logicool Optionsを使いたいパソコンの両方にインストールします。Logicool OptionsのFlowメニューをオンにすると、パソコン間を移動できるようになります。

ただし、使うパソコンが、同じ有線（LANケーブルでインターネットに接続）またはワイヤレスネットワーク（WiFiルーターでインターネットに接続）上にあることが必要です。

USB-C充電ケーブルで充電可能

MX Anywhere 3は、ワイヤレスマウスです。有線マウスと違って、充電が必要です。

充電は、付属のUSB-C充電ケーブル（USB-A、USB-C）で可能です。MX Anywhere 3側がUSB-C、パソコンのUSB-A端子への接続になります。充電時には、マウス上部のLEDが点灯します。

電池不要はコスト的にも助かります。

なお、1回のフル充電で最長70日使用可能です。かなり長持ち。「充電するのを忘れていた」という緊急時は、1分間の急速充電で3時間使用できます。使用中でも充電は可能です。

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接続方法

MX Anywhere 3本体の底面に、オン、オフを切り替えられる電源ボタンがあります。使うときはオンにします。

次にパソコンとペアリングします。MX Anywhere 3は「Bluetooth」または「Unifying USBレシーバー（付属）」の2つの方法で、パソコンと接続できます。

Bluetooth

パソコンに、Bluetoothが内蔵されている場合は、ペアリングすることで接続できます。

Windows 10パソコンの場合は「設定」→「デバイス」→「Bluetooth」→「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」→「MX Anywhere 3」をクリックするとペアリングされます。

その他のデバイスでも、Bluetooth設定より、MX Anywhere 3を探してペアリングしてください。

Unifying USBレシーバー

Unifying USBレシーバーは、付属している小型のレシーバーのことです。デスクトップパソコンのように、Bluetoothが内蔵されていないパソコンは、USB-A端子にUnifying USBレシーバーを接続することで、自動的に認識し、ペアリングできます。

各種設定：Logicool Options

本ページでも紹介した各種設定は、Logicool Optionsというソフトウェアを使います。以下のような設定が可能になります。

ダウンロード・利用は無料です。以下、ロジクールの公式サイトからダウンロードできます。

↓公式Webサイトをみてみる↓

Logicool Options

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MX Anywhere 3（Mac用）との違い

MX Anywhere 3には「Mac用」があります。本ページで紹介した「MX Anywhere 3」もMacで使えることから、違いがわかりにくいかもしれません。主な違いは以下です。

	MX Anywhere 3	MX Anywhere 3 Mac用
充電ケーブル	USB-A – USB-C充電ケーブル	USB-C – USB-C充電ケーブル
Unifying USBレシーバー	付属	付属なし
接続性	Bluetooth & USB Unifying	Bluetooth
互換性	Windows、Linux、macOS、iPadOS、ChromeOS	macOS、iPadOS
カラー	ペイルグレー、グラファイト、ローズ	ペイルグレー
保証情報	2年間無償保証	1年間無償保証

大きな違いは充電ケーブルと接続性です。それ以外の機能や性能、サイズはほぼ同じです。

USB-Aが付いていないMacもあることから、充電ケーブルが、USB-C – USB-Cになっています。

もし迷ったのなら、汎用性が高い通常版でいいかと思います。

説明書

パッケージに紙の取扱説明書は入っていません。ネットなら以下ページが参考になります。

▽操作・セットアップ方法
はじめに｜ロジクール公式サイト「MX Anywhere 3」

▽トラブルや困ったとき
よくある質問｜ロジクール公式サイト「MX Anywhere 3」

価格と購入方法

ロジクール MX Anywhere 3の価格は、10,780円（税込）です。※価格は変更になることもございます。

Amazonは割引やAmazonポイント、楽天市場は楽天ポイントでお得に購入できます。

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基本スペック

本体サイズ	高さ: 100.5mm、幅: 65mm、奥行き: 34.4mm、重量: 99g
センサーテクノロジー	センサーテクノロジー: Darkfield高精度 公称値: 1000dpi DPI（最小値と最大値）: 200～4000dpi（50dpi刻みで設定可能）
Unifying USBレシーバー	▽システム要件 必須：USBポート ・Windows 10 以降 ・macOS 10.15 以降 ・Chrome OS ・Linux
Bluetooth	▽システム要件 必須：Bluetooth low energyテクノロジー ・Windows 10 以降 ・macOS 10.15 以降 ・iOS 13.4 以降 ・iPadOS 14 以降 ・Linux ・Chrome OS ・Android 5.0 以降
ボタン	ボタン: 6 個のボタン（左/右クリック、戻る/進む、ホイール モードシフト、ミドルクリック）、スクロール ホイール: あり（自動切り替え機能付き） 水平スクロール: あり（サイドボタンを押しながら、ホイールを回す）
ワイヤレス動作距離	10m ※使用環境により異なる
電池	電池: 内蔵充電式リチウムポリマー電池（500mAh） 電池: 1回のフル充電で最大70日使用可能。1分間の急速充電で3時間使用可能
オプション ソフトウェア	Logicool OptionsおよびLogicool Flow
保証情報	2年間無償保証
型番	ペールグレー: MX1700PG グラファイト: MX1700GR ローズ: MX1700RO

まとめ：口コミ評価

ロジクール MX Anywhere 3は、複数のデバイスを利用する方は重宝するワイヤレスマウスです。

コンパクトで手になじみやすいサイズや素材もいいです。

ワンランク上のワイヤレスマウスとして、作業効率をアップさせたい方におすすめです。

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MASTERシリーズのロジクール MX Keys Mini ワイヤレスマウスキーボードもおすすめです。

ロジクールのおすすめマウスは、以下ページも参考にしてみてください。

・本ページは、株式会社ロジクールより、商品提供をうけ執筆しています。

内容は変更になる可能性もございます。利用の際は公式サイトの確認をお願いします。