JALのクラスJと普通席の違い｜メリットやデメリットを紹介

JALの座席には、普通席（エコノミークラス）、クラスJ、ファーストクラスがあります。

普通席とクラスJの大きな違いは、クラスJは座席が広く設備が整ったワンランク上の座席、普通席は一般的な座席です。クラスJは運賃が高いというデメリットもありますが、快適に飛行機内で過ごせるのが大きなメリットです。

クラスJ、普通席とファーストクラスの間の位置づけです。

このページでは、JALのクラスJと普通席（エコノミークラス）の違いについて紹介します。

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クラスJと普通席の違い

JALのクラスJは「エアバスA350 / ボーイング787」と「ボーイング767 / ボーイング737」に導入されています。

本ページでは「エアバスA350 / ボーイング787」を紹介します。

機体によって、デザインが少し異なりますが、基本的にクラスJのメリットは「ワンランク上の快適な座席」と考えてください。デメリットは、普通席に比べて、料金が高いです。

座席の違い

クラスJと普通席の最も大きな違いは、座席です。

クラスJは、新幹線でいうところのグリーン車のようなものです。大きくて快適な座席が用意されていて、足元のスペースも広いことが、クラスJの最大のメリットです。

私は、クラスJと普通席の両方に乗ったことがあるので、以下に座席の違いをまとめました。

クラスJ

クラスJシートは、見た目にもわかるぐらい大きくてどっしりとしています。お尻の部分もヘッドレストも分厚いクッションになっていて、座り心地がとてもいいです。

シートピッチは、前後約97cmあり、普通席より約18cmも広くなっています。そのため、足元に余裕ができて、長時間のフライトでもかなり楽です。

普通席は、体の大きな人なら、膝が前の座席にあたることもあると思いますが、クラスJならゆとりをもって座れます。

座席の下にレッグレストもあり、足をのせられます。

シート脇には、ポケットがあり、収納として使えます。一時的に、書類やスマホ、タブレットなどを入れておくのに、便利です。

収納ポケットは、座席前にもあります。

座席の中央には、広いひじ掛けがあります。カクテルトレイとなっていて、飲み物もおけます。

ひじ掛けには、テーブルが収納されていて、広げると飲み物やノートパソコンなどを置けます。

座席の後部からのびているのは、手元を明るく照らせる読書灯です。

前の座席に、ジャケットフックもあり、ジャケットをかけられます。

前方の座席には、11.6インチのモニターが設置されています。映画やドラマといった動画コンテンツや音楽、フライトマップなどを見られます。

音声は、無料でもらえるヘッドホンを使います。JALのデザインで、特別感があります。

リモコンは、モニターの操作に使えます。

全席にAC電源とUSBポートが設置されています。スマホを充電することも可能です。なお、JALの国内線は、無料でWiFiが使えます。

クラスJの座席は、快適に機内を過ごせるメリットがあります。

普通席

普通席（エコノミークラス）は、一般的な座席です。クラスJやファーストクラスなどの特別な座席を指定しない限りは、普通席になります。

普通席のシートピッチは、クラスJより約18cm狭いです。シート幅も約6cm～7cmほど狭くなっています。つまり、隣の人との間隔も狭く感じます。

ヘッドレストは、上下に稼働し、ポジション調整が可能です。

JALはフルサービスキャリアの航空会社であり、LCCの普通席と比べれば、快適です。1時間～2時間程度のフライトなら、安い普通席でいいと思われる人もいるかもしれません。

ただ、実際にクラスJに乗ると、クラスJの方が圧倒的に快適です。

テーブルは、前の座席から伸ばせます。飲み物やノートパソコンを置ける広さです。

ドリンクホルダーもあります。テーブルを広げると体の前が狭くなるので、何気に便利です。

シートポケットも前の座席にあります。スマホなどを入れられます。

普通席には、10インチのモニターが設置されています。映画やドラマといった動画コンテンツや音楽、フライトマップなどを見られます。

音声は、無料でもらえるイヤホンを使います。

USBポート/AC電源も完備されていて、スマホの充電ができます。

飲み物の違い

JALは、クラスJでも普通席でも、フライト中に、無料で飲み物をもらえます。

・JAL CAFE LINES（コーヒー）
・JALオリジナルドリンク スカイタイム ももとぶどう
・ミニッツメイド アップル 100%
・コカ・コーラ
・冷緑茶 綾鷹（あやたか）
・ナチュラルミネラルウォーター
・いろはす 天然水
・コンソメスープ
・温かい緑茶

※一部、飲み物のサービスをしていない路線もあります。
※一部、温かい飲み物のサービスをしていない路線もあります。

飲み物の内容に関しては、クラスJでも普通席も同じではないかと思います。

以前は、野菜ジュースがクラスJで提供されていたようですが終了しています。気になる方は、客室乗務員に確認してみてください。

JALならではの飲み物が飲みたい方は、JAL CAFE LINESのコーヒーやスカイタイム ももとぶどうやコンソメスープがおすすめです。

料金の違い

クラスJと普通席は、料金が異なります。

クラスJの方が、1,100円～3,300円程度高くなります。

※路線や搭乗時間によります。
※旅行代理店経由の予約では3,300円より高い場合もあります。

基本的には、東京⇔名古屋なら1,100円、東京⇔沖縄なら3,300円といったように、長い路線で料金が高くなります。

長い路線の方が、座席がゆったりしているクラスJの恩恵を受けやすいです。

気になる方は、安い路線で試してみてもいいかと思います。

マイルの違い

クラスJでも普通席でも、JALのマイルを貯められます。

クラスJの場合は、JMBのマイル積算対象運賃のうち、フライトマイルで、区間マイルの10%が加算されます。

詳しくはJAL公式サイトをご覧ください。

搭乗・ラウンジの違い

JALでは、ファーストクラスやJMBダイヤモンド会員、ビジネスクラスのお客向けに優先搭乗サービスを実施しています。

クラスJと普通席に関しては、優先搭乗はありません。

優先搭乗以外のお客は、後方の座席から案内されます。クラスJは、飛行機内の前方に座席があります。そのため、搭乗に関しては遅めでの案内になります。

また、クラスJと普通席は、無料で使える空港ラウンジの特典もありません。

クラスJだからといって、JALのダイヤモンド・プレミアラウンジやサクララウンジを使えるわけではないです。

優先搭乗や空港ラウンジといった空港でのサービスは、クラスJも普通席も同じです。

国内線の機内WiFiは全席使える

JAL国内線では、フリーWiFiが利用できます。※接続できるのは対象路線のみ

国内線に関しては、エコノミークラス、クラスJ、ファーストクラス共に料金は無料です。

スマホやパソコンをインターネットに接続し、ネット閲覧やメールなどができます。詳しくは以下ページをご覧ください。

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クラスJの予約

クラスJは、JAL公式や旅行代理店、旅行予約サイトなどで予約できます。

当日に空きがあれば、当日アップグレードも可能です。

以下の旅行予約サイトは、JALの航空券（クラスJも選択可能）と宿泊がセットで予約できてお得です。

ジャルパック｜JAL航空券とセットでお得

ジャルパックのJALダイナミックパッケージは、JALの往復航空券と宿泊がセットになったプランです。クラスJも予約できます。

主に、以下のメリットがあります。

発着空港やフライト日時、宿泊先を自由に組み合わせて予約できます。航空券とホテルを別々に予約するよりも安いケースが多いです。

国内期間限定タイムセールを活用するとさらに安く予約できます。

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JALダイナミックパッケージの予約が、お得なクーポンやタイムセールがお得です。

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じゃらんパック｜クーポンでお得

じゃらんは、リクルートグループが運営する宿泊予約サイトです。

JALの航空券とホテルがセットで予約できるじゃらんパックで、クラスJも予約できます。

ポイントは、Pontaポイントまたはdポイントのどちらかを選んで利用できます。

割引クーポンは、じゃらんパックで使える割引クーポンページで配布されていれば使えます。

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最大10,000円割引クーポンでお得なじゃらんのお得な10日間が開催中です。※2024年4月29日（月）まで

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楽天トラベル｜楽天ポイントでお得

楽天トラベルは、楽天が運営する宿泊予約サイトです。

JALの航空券とホテルがセットで予約できるJAL楽パックで、クラスJも予約できます。

楽天トラベルでのメリットは、なんといってもポイントです。普段から楽天ポイントを利用している方は、楽天トラベルから予約するとお得です。

楽天トラベルクーポンでクーポンが配布されていることもあります。

楽天カードの支払いで予約すれば、さらにポイントが貯まりやすくなります。

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最大10%割引になるクーポンがもらえるクーポン祭が開催されています（2024年5月2日（木）9:59まで）。

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まとめ

JALの普通席とクラスJは、座席の設備や料金に、大きな違いがあります。

クラスJは、座席やシートピッチが広いメリットがありますが、料金は高くなります。

普通席（エコノミークラス）は、座席がクラスJよりも狭いですが、料金が安いです。

優先搭乗や空港ラウンジといったサービスに違いはありません。

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