VAIO SX12（2022年7月発売モデル）実機レビュー｜12.5型ノートパソコン

VAIO SX12（2022年7月発売モデル）は、Windows 11を搭載した12.5型のノートパソコンです。

薄くて軽くてコンパクトなモバイルノートパソコン。様々な品質試験を実施し、堅牢性にも配慮されていて、持ち運びに最適です。

今回は、VAIO SX12（2022年7月発売モデル・型番VJS1258）の実機をレビューします。

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VAIO SX12

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VAIO SX12（2022年7月発売モデル）レビュー

VAIO SX12（2022年7月発売モデル）は、以下のような特徴があります。

VAIO SX12（2022年7月発売モデル）の特徴

12.5型のノートパソコン

Windows 11搭載

約899gの超軽量コンパクトボディ

立体成型カーボン天板やヒンジなど随所にこだわった美しいデザイン

様々な品質試験を実施した堅牢ボディ

第12世代インテル Core プロセッサー搭載

最大連続約26時間駆動

ワイヤレスWAN（5G対応）モデル選択可能

プライバシーシャッター付Webカメラ搭載

6色のカラー展開（アーバンブロンズ、ファインホワイト、ローズゴールド、ファインブラック、ブライトシルバー、ファインレッド）

プレミアムエディション版「ALL BLACK EDITION」あり

次項から、詳しくレビューします。

デザイン・ディスプレイ

VAIO SX12のカラーは、アーバンブロンズ、ファインホワイト、ローズゴールド、ファインブラック、ブライトシルバー、ファインレッドの6色展開に加えて、ALL BLACK EDITIONがあります。

本ページで紹介するのは、VAIOストア限定色のファインレッドです。天板は、真っ赤なカラーにメタリックなVAIOのロゴが配置され、かっこいいです。

アルミ粒子を含むマットな塗装を施すことで、深みのある赤を実現。安っぽさがなく、洗練された赤いカラーのノートパソコンとなっています。

キーボード周りのフラットアルミパームレストも赤で統一されています。天板のマットな質感とは違い、メタリックで輝かしい赤となっています。

ヒンジ部はシルバーの装飾が施され、プレミアム感があります。

赤が好きな方や人とは違うカラーのノートパソコンを使いたい方におすすめです。

なお、VAIO SX12は、VAIO独自の品質試験を実施しています。さらに、アメリカ国防総省制定MIL規格（MIL-STD-810H）に準拠した品質試験もクリアし、外出時に安心して持ち運べる堅牢性をに配慮されています。

※MIL規格(MIL-STD-810H)に基づいて、一部当社が設定した試験条件に従い試験し、基本機能に動作欠損無き事を確認しています。信頼性データの収集のため実施しているものであり、落下、衝撃、振動または使用環境の変化などによる無破損、無故障を保証するものではありません。

ファインレッドを購入する方は、VAIO SX12 RED特別仕様レザーPCケースもおすすめ。

高品質のイタリアンレザーであるイタリア・トスカーナ産植物タンニンなめし革を使用し、高級感のあるノートパソコンケースとなっています。

長く使うことで、エイジングによる革の変化も楽しめます。

VAIO SX12もジャストフィットで収納できます。縫製糸も赤色となっていて、ファインレッドとの統一感もあります。

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VAIO SX12 RED特別仕様レザーPCケース

重量は、約899g～950gです（モデルによって異なる）。1kg以下の軽さで、めちゃくちゃ軽いです。ノートパソコンを持ち運ぶ機会が多い方は、とても楽になります。

本体サイズは、約幅287.8mm × 高さ15～17.9mm × 奥行205mm。上記は、VAIO SX12と14型のVAIO SX14と比較したサイズ感です。

VAIO SX12は、12.5型のモバイルノートパソコンとなっていて、サイズが一回り小さいです。タブレット端末のように、ビジネスバックやリュックにも入れやすい大きさです。

ベゼルの幅も狭く、本体サイズはコンパクトにまとまっています。デスクにも省スペースで設置できます。

ディスプレイは、12.5型ワイド(16:9)液晶です。フルHD（1920×1080）で、動画配信サービスもきれいな映像で楽しめます。

タッチパネルには非対応です。

薄型で横から見てもスタイリッシュです。天板を開くと、斜めに角度が付き、タイピングもしやすくなっています。

ディスプレイは、180度開くことが可能です。対面の相手にも、資料やネットの画面を見せやすいです。

キーボード

キーボードは、日本語配列です。テンキーは付いていません。小型ながら、キーボードが付いていることで、タイピングで文書入力ができるのはとてもいいです。

※カスタマイズ注文時に、英字配列も選択できます。

キーストローク（キーが沈み込む深さ）は、約1.5mmです。薄めながら、打刻感があり、テキスト打ちや資料作成はしやすいです。

スペック

今回は、Windows 11 Pro 64ビット、インテル Core i7-1260P（12コア/16スレッド）、メモリ32GB、インテル Iris Xe グラフィックス、SSD 512GB(PCIe NVMe 暗号化機能付き)のスペックで検証しました。

上記は、起動からネット接続したときの動画です。起動が速く、すぐに仕事や作業に取り掛かれます。起動音も静か。

ベンチマークソフトのCrystalDiskMarkによるSSDベンチマーク（SSDの性能を計測）結果です。PCIe接続は、高速なデータ転送が可能な規格で、最近のノートパソコンでは一般的です。

左が読み込み速度（6650.53MB/s）、右が書き込み速度（4840.35MB/s）です。1秒あたり何MBを読み込み、書き込みできるかの数値を計測しています。ノートパソコンとしては、かなり高速な結果であるといえます。

構成や性能にもよりますが、HDDは150MB/s前後、SSD（PCIe対応）対応のノートパソコンで2500MB/s前後、高性能なゲーミングPCなら3500MB/s前後ぐらいです。

上記は、シャットダウンの動画です。シャットダウンもとても速いですよね。音も静かです。

上記は、ネット閲覧した動画です。反応速度もよく、サクサクとページ遷移できました。

CPUは、AMD Ryzen 5 5625U プロセッサー、グラフィックスには、AMD Radeon グラフィックス（APU内蔵）が搭載されています。CPUベンチマークソフト「Cinebench Release 20」での計測結果です。

スペック的には、オフィス系ソフトでの事務作業やネット閲覧、動画閲覧、Web会議、オンライン学習などに問題ないスペックです。

インテル Core i7であれば、簡単な動画編集やゲームもできますが、高性能なスペックを要するゲームや動画編集をするには、NVIDIA GeForceなどのグラフィックスカードを搭載したデスクトップパソコンの方がおすすめです。

なお、VAIO SX12には「Core i7-1260P」「Core i5-1240P」「Core i3-1215U」「Celeron 7305」からCPUを選んでカスタマイズ注文ができます。

事務作業を中心で使うのであれば「Core i5-1240P」でも十分です。ただ、スペックに余裕を持たせたい方は「Core i7-1260P」がおすすめです。

端子・通信・充電

VAIO SX12の外部端子は以下のような構成です。

USB	SuperSpeed USB (USB 3.0) port 給電機能付き × 1、SuperSpeed USB (USB 3.0) port × 1、USB Type-C × 2
HDMI	HDMI出力x 1
SDカード	なし
有線LAN	なし
無線WAN（SIM）	3G対応(バンド:1,2,4,5,6,8,9,19) LTE対応(バンド:1,2,3,4,5,7,8,12,13,14,17,18,19,20,25,26,28,29,30,32,34,38,39,40,41,42,46,48,66,71) 5G対応(バンド:n1,n2,n3,n5,n7,n8,n12,n20,n28,n38,n41,n66,n71,n77,n78,n79) ※注文時にワイヤレスWAN対応モデルを選んだ場合に搭載されます
その他	ステレオミニ端子（ヘッドセット対応） × 1

USB Type-AとType-Cを搭載していて、スマホ充電やマウス、USBメモリ、外付けHDD、外付けDVDドライブなどの周辺機器も接続しやすいです。ビジネス用途でも、十分な端子が備わっています。

モバイルノートパソコンでありながら、多くの端子を搭載していて、いざというときも安心です。

通信はBluetooth 5.1、Wi-Fi 6Eに対応しています。イヤホン、スピーカーなどBluetooth機器の接続やワイヤレスでのインターネットが可能です。

なお、注文時に無線WANを追加して、カスタマイズ注文ができます。無線WAN対応であれば、nanoSIMのSIMカードを挿して、通信ができるようになります（3G対応・LTE対応・5G対応）。

WiFi環境がない場所でもネット通信したい方や別途WiFiルーターをレンタルするのに費用がかさむ場合も、SIMカードで通信できて便利です。

充電は、コンパクトなアダプターが付属しています。バッテリー駆動時間は、最大連続約26時間駆動（メーカー記載）と一日長く使えます。

カメラ・音・セキュリティ

VAIO SX12は、Webカメラを搭載しています。ZOOMなどのWeb会議でも問題ない画質です。

注文時に「CMOS センサー搭載Full HDカメラ Windows Hello 顔認証対応・207万画素・フェイスアンロック搭載」「CMOS センサー搭載HDウェブカメラ・92万画素」のいずれかを選べます。

カメラのレンズを物理的に隠せるプライバシーシャッターも付いています。

スイッチを切り替えるとカメラのシャッターが閉じます。Webカメラをハッキングされると、遠隔操作で盗撮されたり、映像が流出したりといった被害にあうケースもあります。物理的にシャッターを閉じれる機能は、セキュリティ対策にも有効です。

自宅でのZOOM会議中に、急に子供が映り込んでも、すぐに隠せます。

AIノイズキャンセリング機能では、騒音などの環境ノイズだけを除去。自分の声だけをクリアに届けるプライベートモードや相手の声もクリアな音声で確認できるスピーカー出力のノイズキャンセリング設定もできます。

また、電源ボタン一体型指紋センサーにより、電源ボタンを押すと同時に指紋認証が行えます。パスワードなしでもログインでき、セキュリティを高められます。※指紋認証非搭載モデルもあります。

その他にも、以下のような機能でセキュリティを高められます。

多彩なセキュリティ機能で、テレワークやオフィスでも、おすすめのノートパソコンです。

上記は、VAIO SX12で音楽を再生した動画です。本体前面に大口径ステレオスピーカーを配置。

すっきりと聴き取りやすいサウンドで、よほど音にこだわりがなければ、別途スピーカーはなくてもいいです。

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価格と購入方法

VAIO SX12は、公式通販VAIO STOREなどで購入できます。

価格は、カスタマイズ内容によって異なりますが、およそ20万円～30万円が目安となります。※価格は変更になることもございます。

VAIO STOREなら、割引クーポンやキャンペーンも豊富です。VAIOを購入するならVAIO STOREがおすすめです。

開催中のセール

VAIOストア スプリングキャンペーン2024：VAIO SX12、VAIO SX14、VAIO F14、VAIO F16、VAIO S15など対象のVAIO PC カスタマイズモデルが特別価格で購入できます（2024年5月30日（木）9:59まで）。新規会員登録でもらえる最大25,000円値引きクーポンコードとの併用可能です（2024年4月30日（火）まで）。

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VAIO SX12

VAIOのパソコンをお得に購入する方法は、以下ページも参考にしてみてください。

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まとめ：口コミ評価

VAIO SX12は、12.5型のコンパクトなノートパソコンです。約899gの超軽量で、持ち運び用に最適です。

コンパクトながら、パワフルなスペックと十分な外部端子を搭載し、事務作業やネット閲覧、動画閲覧なども快適にこなせます。

洗練されたデザインも素晴らしく、見た目にも機能にもこだわりたい方に、おすすめです。

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内容は変更になる可能性もございます。利用の際は公式サイトの確認をお願いします。