富士通 LIFEBOOK WU2/E3評価レビュー｜13.3型ノートパソコン

富士通のLIFEBOOK WU2/E3（UHシリーズ）をレビューします。今回レビューするLIFEBOOK WU2/E3は「富士通直販 WEB MART」で購入できるUHシリーズのカスタムメイドモデルです。

LIFEBOOK WU2/E3は、軽さとコンパクトさが特徴の13.3型ノートパソコン。

持ち運びの便利さだけでなく、Intel Core i7、最大メモリ32GB、最大約2TB SSDとスペックもパワフル（スペックはモデルにより異なります）。USB Type-CやUSB Type-A、HDMIなど十分な端子も兼ね備え、ビジネスでもプライベートでも活躍する1台です。

このページでは、LIFEBOOK WU2/E3（UHシリーズ）の実機を使ってみた評価レビュー・口コミを紹介します。

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LIFEBOOK UHシリーズ

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LIFEBOOK WU2/E3の仕様

今回は、以下の仕様のパソコンを使用しました。

型番	LIFEBOOK WU2/E3 5G対応モデル
OS	Windows10 Pro 64ビット版
CPU	Intel Core i7-1165G7 (4コア/8スレッド/最大4.7GHz)
メモリ	32GB
ディスプレイサイズ	13.3型ワイド フルHD タッチ非対応 ノングレア液晶
SSD	約2TG SSD (PCIe接続)
グラフィックス	Intel Iris Xe Graphics（CPUに内蔵）
光学ドライブ	なし
無線LAN・Bluetooth	内蔵 （Wi-Fi6（IEEE 802.11ax）+IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠＋Bluetooth v5.0準拠)
センサー	指紋センサー（電源ボタン）Windows Hello対応、照度センサー
カラー	ピクトブラック
外形寸法	横307×奥行197×高さ15.5mm
重量	約898g
駆動時間	約21.5時間

※マウスは別売りです。本体には付属していません。

富士通直販 WEB MARTでLIFEBOOK UHシリーズを購入すれば、メモリやSSD、オフィスの有無、延長保証の有無などを選んでカスタマイズ注文もできます。

なお、今回紹介するのはSIMカードで通信もできる5G対応モデルです。不要の場合は、通常モデルもあります。

以下ページでは、富士通のパソコンを安く買う方法を紹介しています。

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LIFEBOOK WU2/E3の7つのポイントを評価レビュー

ここからは、実際に使ってみた感想をレビューします。ノートパソコンを購入する際に、知りたいと思えるポイントを7つに絞りました。

1.デザイン（サイズ・重さ・ディスプレイ）

LIFEBOOK WU2/E3のカラーは、ピクトブラックです。5G対応モデル以外では、シルバーホワイトやガーネットレッドといったカラーも選べます。

ピクトブラックは、マットな質感で大人っぽい印象の黒です。

背面や横から見ても、スタイリッシュですっきり。安っぽさがなく、かっこいいです。

ディスプレイサイズは、13.3型ワイド フルHDのノングレア液晶。本体サイズは、横307×奥行197×高さ15.5mmです。

かなりコンパクトに設計されていて、ビジネスバッグやリュック、トートバッグにも余裕で入るサイズ感。新幹線や飛行機の折り畳み式のテーブルでも作業がしやすいメリットもあります。

上記は、一昔前の13.3型のノートパソコンとLIFEBOOK WU2/E3を比較したサイズ感です。同じ13.3型でもサイズにかなりの違いがありますよね。

ベゼルの幅が狭いことで、ディスプレイ領域が同じ13.3型にもかかわらず、本体サイズもコンパクトにまとまっています。

重さは約898g。ノートパソコンとは思えないほど軽いです。重たい荷物を持っての営業や出張の苦労も、かなり軽減されます。

なお、同一シリーズの「世界最軽量 カスタムメイドモデル LIFEBOOK WU-X/E3」は、世界最軽量約634g ※1の軽さです。軽さで選ぶなら、検討してみましょう。※1 2021年2月1日現在、富士通調べ。平均値のため各製品で異なる場合があります。

また、最大で180度ディスプレイを倒して、フラットにすることが可能です。向かいの相手にも画面を見せて資料の説明がしやすいです。

ただし、タッチパネルには対応していません。タブレットスタイルでも使いたい場合は、タッチパネル対応の2in1コンバーチブルモデル「LIFEBOOK WU3/F1」も検討してみてください。

なお、約76cmからの落下試験、振動試験、約35kgfの一転加圧試験、約200kgfの全面加圧試験を実施しています。軽さだけでなく、持ち運び時にうっかり落としてしまった場合も想定した堅牢性にも考慮されています。

2.スペック・パフォーマンス・サウンド（CPU・メモリ・SSD）

今回は、Intel Core i7-1165G7 (4コア/8スレッド/最大4.7GHz)、メモリ32GB、約2TG SSD (PCIe接続)のスペックで検証しました。

上記は、起動からネット接続したときの動画です。SSDは、HDDと比較して読み書きの速度が速く、最近のノートパソコンでは主流です。LIFEBOOK WU2/E3も約2TG SSD (PCIe接続)を搭載していて、立ち上がりまで約20秒。ネットまでの接続も、めちゃくちゃ速いです。すぐに仕事や作業に取り掛かれますよ。起動音も静かです。

ベンチマークソフトのCrystalDiskMarkによるSSDベンチマーク（SSDの性能を計測）結果です。PCIe接続は、高速なデータ転送が可能な規格で、最近のノートパソコンでは一般的です。

左が読み込み速度（3347.31MB/s）、右が書き込み速度（2876.39MB/s）です。1秒あたり何MBを読み込み、書き込みできるかの数値を計測しています。3000MB/sを超えていることから、ノートパソコンとしては、かなり高速な結果であるといえます。

構成や性能にもよりますが、HDDは150MB/s前後、SSD（PCIe対応）対応のノートパソコンで2500MB/s前後、高性能なゲーミングPCなら3500MB/s前後ぐらいです。

上記は、シャットダウンの動画です。シャットダウンもとても速いですよね。音も静かです。

上記はネットを操作した動画です。もたつくこともなく、サクサクとページ移動ができます。性能に関しては、十分すぎるほど快適です。ネット閲覧や動画閲覧、電子書籍、オフィス系ソフトを使うといった用途では、ストレスは感じにくいと思います。

スペック的には、動画編集やゲームもできます。ただし、高速描画で滑らかな映像表示を実現するためのNVIDIA GeForceのようなグラフィックスカードは入っていません（グラフィックスは、Intel Iris Xe Graphics CPU内臓）。

家庭用の動画や写真を編集したり、簡単なYouTube動画を作成したり、高い負荷がかからない作業であれば可能です。

スピーカーは、クリアなサウンドで音楽も動画の音声も聞きやすいです。よほど音にこだわりがなければ、別途スピーカーはなくてもいいです。

3.キーボード

キーボードは、キーピッチ19mm、キーストローク1.5mmの日本語キーボードです。キーの重さを指の力に合わせて、2段階に調整されていて、疲れにくい設計になっています。

キーストローク（キーが沈み込む深さ）は、やや高さがあって打刻感があります。ノートパソコンは、パチパチ音がする薄いキーボードもありますが、個人的には高さがある方が、打ちやすいです。トラックパッドも付いているので、マウスなしでも操作可能です。

4.インターフェイス（端子・USB・Webカメラ）

外部端子は以下のような構成です。

USB	・Thunderbolt™ 4 USB4（Gen3） Type-C（USB Power Delivery対応・DisplayPort Alt Mode対応） × 2 ・USB3.2(Gen1) Type-A × 2
HDMI	HDMI出力端子
LAN	RJ-45 × 1
SDカード	SDメモリーカード対応 × 1
SIM	nano SIMカードスロット × 1
その他	マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子（φ3.5mmステレオ・ミニジャック）

USB Type-CとType-Aが2つづつ付いていて、端子は十分。最近のノートパソコンは、端子が少ないモデルが多いですが、いざというときあると便利なんですよね。

Type-Cが2つあれば、スマホを充電したり、Type-C対応のモニターと接続してデュアルディスプレイにしたり、使い勝手が向上します。Type-Aには、マウスや外付けHDD、USBメモリ、外付けDVDドライブも接続できます。

ホテルで有線LANを接続したり、デジカメで撮った写真をSDカードで読み込んだりといったこともできます。

フロントには、約92万画素のHD Webカメラも付いています。Web会議でも問題ない画質です。

プライバシーシャッターが付いていて、スイッチを切り替えるとカメラのシャッターが閉じます。Webカメラをハッキングされると、遠隔操作で盗撮されたり、映像が流出したりといった被害にあうケースもあります。物理的にシャッターを閉じれる機能は、セキュリティ対策にも有効です。

「いつもアシスト ふくまろ」も搭載しています。話しかけると音楽の再生や写真の再生、家電の操作を行ってくれます。

5.通信

通信はWi-Fi6（IEEE 802.11ax）+IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠＋Bluetooth v5.0準拠に対応しています。イヤホン、スピーカーなどBluetooth機器の接続やワイヤレスでのインターネットが可能です。

なお、今回紹介するLIFEBOOK WU2/E3 5G対応モデルは、nano SIMカードスロットも付いています。5G対応のSIMカードを挿せば、通信することが可能です。「WiFi環境がない」「インターネット環境がない」場所でも、SIMカードを使うことでインターネットができます。高額なWiFiルーターを契約したくない方でも、SIMなら安く通信できるかもしれません。

6.バッテリー・充電

充電は、ACアダプターが付属しています。ACアダプターも小型で持ち運びしやすいです。

駆動時間は、約21.5時間（メーカー記載）。長時間駆動で、外出先での使用も安心できる時間です。

7.価格

今回紹介したLIFEBOOK WU2/E3 5G対応モデルの価格は以下。

このページで紹介したのは、LIFEBOOK WU2/E3 5G対応モデルです。

5G対応ではない「LIFEBOOK WU2/E3 軽量モデル」であれば、139,040円（税込）～ と基本価格が安くなります（構成によって異なります）。高いスペックを求めないのであれば、同一シリーズの他のモデルもおすすめです。

富士通直販 WEB MARTなら、無料の会員登録での割引クーポンや送料無料でお得です。メモリやSSD、オフィスの有無、延長保証の有無も選べるので、予算に応じて買いやすいです。

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LIFEBOOK UHシリーズ

LIFEBOOKをお得に購入する方法は、以下ページも参考にしてみてください。

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LIFEBOOK UHシリーズ比較

LIFEBOOK UHシリーズは、複数の種類があります。以下は、主なモデルです。

WU-X / E3	世界最軽量モデル 価格：192,940円（税込）～
WU2/E3	軽量モデル 価格：139,040円（税込）～
WU2/E3	次世代高速通信5G対応モデル 価格：243,540円（税込）～
WUB/F1	AMD Ryzen 搭載モデル 価格：164,340円（税込）～
WUF/F1	川崎フロンターレ Officialモデル 価格：231,000円（税込）～
WU3/F1	2in1コンバーチブルモデル 価格：198,880円（税込）～

※価格は変更になることもございます。最新価格は、LIFEBOOK UHシリーズ（富士通公式）をご覧ください。

LIFEBOOK UHシリーズは、新しいモデルも随時、発売されています。シンプルなモデルなら10万円台前半で買いやすい価格帯です。

また、旧モデルも在庫があれば富士通直販 WEB MARTで購入可能です。アウトレット価格やクーポン割引で安くなっているモデルもおすすめです。

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LIFEBOOK UHシリーズ

まとめ

LIFEBOOK WU2/E3は以下のようなメリットがあります。

LIFEBOOK WU2/E3は、軽さとコンパクトさ、スペック、外部端子など、総合的に優れているノートパソコンです。持ち運び用のノートパソコンを検討しているなら、おすすめできる1台です。

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LIFEBOOK UHシリーズ

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