「ポケトークW」と「ポケトークS」の違いを比較|買うならどっちがおすすめ?
ソースネクストの「ポケトークW」と「ポケトークS」は、どちらも音声翻訳機です。
しかし、ポケトークWとポケトークSの違いはとてもわかりにくいと思います。どちらを購入するか迷う方も多いです。
結論から言うと大きな違いは「サイズ」「機能(カメラ翻訳・AI会話レッスン機能)」「連続使用時間」「価格」です。翻訳性能や翻訳可能な言語数は同じです。
私は、どちらの端末も使いましたが、音声翻訳機として使うならどちらも秀逸です。サイズと機能を加味して、用途に応じて選ぶのがおすすめです。
このページでは、ソースネクストの「ポケトークW」と「ポケトークS」の違いについて比較しました。なお、ポケトークSには「ポケトークS Plus」というサイズが大きな端末もあるので、合わせて紹介します。
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ポケトークWとポケトークSの比較表
主な仕様に関して、比較表にまとめました。大きな違いがある箇所を赤字にしています。
ポケトークW | ポケトークS・S Plus | |
---|---|---|
通訳対応言語数 |
▽計75言語 音声とテキストによる通訳:55言語 テキスト翻訳:20言語 |
|
カメラ翻訳対応言語数 | なし | 55言語 |
基本機能 | ・多言語双方向翻訳 ・133の国や地域で使えるeSIM内臓 ・フレーズのお気に入り登録 ・現地時刻表示 ・ポケトークセンター ・翻訳結果のローカル再生 |
|
ポケトークの機能 |
・現地単位変換 ・メダル獲得 |
・カメラ翻訳 ・AI会話レッスン機能(英語・中国語) ・現地単位変換 ・メダル獲得 |
カラー | ホワイト、ブラック、ゴールド、レッド、ピンクゴールド | 【基本カラー】ホワイト、ブラック、ゴールド、レッド、ピンクゴールド 【公式限定カラー】メタルグレー、メタルグリーン ドラえもんEdition |
本体サイズ・重量 | 幅:約59.8mm 厚み:約15.8mm 高さ:約110mm 重量:約100g 画面:2.4インチ 解像度:320×240px |
▽ポケトークS 幅:約53.8mm 厚み:約11.5mm 高さ:約93.6mm 重量:約75g 画面:2.8インチ 解像度:640×480px ▽ポケトークS Plus 幅:約65mm 厚み:約11mm 高さ:約123mm 重量:約125g 画面:3.97インチ 解像度:800×480px |
カメラ | なし | リアカメラ800万画素オートフォーカス |
スピーカーマイク | 1.5Wスピーカー×2 ノイズキャンセリング機能搭載デュアルマイク |
|
CPU | ARM Cortex53 Quad-Core 1.3GHz | |
OS | Android OS 8.1のカスタマイズOS | |
メモリ | ROM 8GB / RAM 1GB | |
バッテリー | 2200mAhリチウムイオン電池 連続待受時間:約240時間 連続翻訳時間:約420分 充電時間:約135分 ワット時定格量:8.14Wh |
▽ポケトークS 1200mAhリチウムイオン電池 連続待受時間:約60時間 連続翻訳時間:約270分 充電時間:約105分 ワット時定格量:4.56wh ▽ポケトークS Plus 1550mAhリチウムイオン電池 連続待受時間:約72時間 連続翻訳時間:約330分 充電時間:約130分 ワット時定格量:5.89wh |
充電仕様 | 入力電圧:5V / 入力電流 2Aまで | |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 | Bluetooth 4.2 |
内蔵eSIM | グローバル通信2年付き 133の国と地域で使えるPOCKETALK専用eSIM内蔵 |
|
SIMカード スロット | nano-SIM | |
データ通信方式、対応周波数帯 | 3G[W-CDMA] 1/2/5/6/19 4G[FDD-LTE] 1/2/8/19/28b |
3G[W-CDMA] 1/2/5/6/19 4G[FDD-LTE] 1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28b [TD-LTE] 38/39/40 |
Wi-Fi対応周波数 | IEEE802.11a/b/g/n 2.4GHz:1~14ch 5GHz:5.2GHz(W52) |
IEEE802.11a/b/g/n 2.4GHz:1~11ch 5GHz:5.2GHz(W52)、5.3GHz(W53)、5.6GHz(W56) |
GPS | なし | 搭載 |
大きく異なるのは、ポケトークWとポケトークSです。主な違いは以下。
- 本体サイズ・重量
- 「ポケトークS」が最も小型のポケトークです。「ポケトークS」と「ポケトークS Plus」は、サイズとバッテリー容量が異なります。それ以外の機能は同じです。ポケトークS Plusは、サイズが大きいことで、文字が読みやすいメリットがあります。「ポケトークW」は丸形でデザインが異なります。ディスプレイサイズは最も小さいです
- カメラ翻訳
- カメラ翻訳は「ポケトークS」と「ポケトークS Plus」に搭載された機能です。メニュー表や本などテキストをカメラで撮影すると翻訳できます
- AI会話レッスン機能
- AI会話レッスン機能は「ポケトークS」と「ポケトークS Plus」に搭載された機能です。ホテルやレストランなど、リアルに使うフレーズで英会話レッスンができます
- バッテリー
- 最もバッテリー容量が大きく、連続して長く使えるのが「ポケトークW」です
サイズや機能が選ぶポイントになります。「語学学習をしたい」「海外での不安を少しでもなくしたい」なら、カメラ翻訳とAI会話レッスン機能が付いた「ポケトークS」か「ポケトークS Plus」がおすすめです。
後ほど紹介しますが、価格は「ポケトークW」が最も安いです。翻訳性能は同じなので、コスパのよさを求めるなら「ポケトークW」がおすすめです。
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以下ページでは「ポケトークW」と「ポケトークS」を実際に使った感想をレビューしています。詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
本体サイズ・重量の違い
上記は「ポケトークS」「ポケトークW」「ポケトークS Plus」「スマホ」のサイズを比較した写真です。まず、ポケトークはスマホに比べて、圧倒的に小さいことがわかります。
ポケットに入るサイズで、スマホとポケトークを一緒に持ち運んでも邪魔になりません。つまり、スマホを見ながら翻訳がしやすいです。
最もサイズが小さいのが「ポケトークS」です。重量も約75gと軽く、持ち運びしやすさを考慮するなら、「ポケトークS」で決まりです。
「ポケトークS Plus」は、ポケトークSの機能はそのままにサイズを大きくした端末です。「文字が見やすい方がいい」という高齢者の声を元に、開発されました。両親へのプレゼントや見やすさを考慮するなら「ポケトークS Plus」がおすすめです。
機能の違い(カメラ翻訳・AI会話レッスン機能)
カメラ翻訳とAI会話レッスン機能は「ポケトークS」と「ポケトークS Plus」に搭載された機能です。「ポケトークW」には付いていません。
カメラ翻訳は、撮影した文字を翻訳してくれる機能です。例えば、レストランのメニューや地図、注意書き、本、企画書などをカメラで撮影すれば、翻訳ができます。使い方は翻訳したい場所をカメラで撮影するだけです。
英語ならまだしも、他の言語は、知らないと意味不明ですよね。「なんて書いているか全然わからない」というリスクを減らせます。海外旅行でいざというときに役立ちます。
AI会話レッスン機能は、上記の動画をご覧ください。空港やホテル、レストランなどでよく使うリアルな英会話レッスンができます。ポケトークSは、語学学習のために購入する方も多いです。
一人でもレッスンできるので、恥ずかしさがないのもメリットです。基礎から語学学習をするなら、「ポケトークS」と「ポケトークS Plus」がおすすめです。
バッテリーの違い
バッテリーは、ポケトークS(連続待受時間:約60時間、連続翻訳時間:約270分)、ポケトークS Plus(連続待受時間:約72時間、連続翻訳時間:約330分)、ポケトークW(連続待受時間:約240時間、連続翻訳時間:約420分)という違いがあります。
ポケトークWが最も使用時間が長いです。しかし、1日で何時間も翻訳することは少ないと思うので、それほど気にしなくていいかと思います。
ポケトークは、3つともUSB充電に対応しています。外出先で充電が切れるのが不安なら、モバイルバッテリーで充電できます。
翻訳性能は同じ
翻訳性能や対応言語数は、すべてのポケトークで同じです。上記は「ポケトークS」と「ポケトークW」で短文と長文を使ってみた動画です。
両者ともにしっかり声を認識し、聞き取りやすい音声で返してくれました。ポケトークの翻訳性能はかなり秀逸です。
価格の違い
ポケトークW | 19,800円(税抜)グローバル通信2年付き |
---|---|
ポケトークS | 29,800円(税抜)グローバル通信2年付き |
ポケトークS Plus | 31,800円(税抜)グローバル通信2年付き |
ポケトークS ドラえもんedition | 34,800円(税抜)グローバル通信2年付き |
機能が少ない分、価格はポケトークWが最も安いです。ポケトークS ドラえもんeditionは、ドラえもんデザインのポケトークSです。かわいいデザインに加えて、ポーチやクリアケース、保護シールが付いています。
なお、ポケトークは、インターネットを使ったサービスです。スマホと同じように、ネット接続しないと使用できません。しかし、グローバル通信2年付きなので、2年間であれば、契約や通信料なしで使い放題です。2年が経過した後は、1年ごとに5,000円、または2週間ごとに3,000円追加でモバイル通信ができます。1年契約なら1か月あたり約417円でとても安いと思います。
モバイル通信を使わない場合は、WiFiやテザリングでの通信、またはPOCKETALK専用 グローバルSIM(2年)を購入して使うこともできます。
ポケトークは、家電量販店やポケトーク公式通販で購入できます。おすすめはポケトーク公式通販です。
・「操作ガイドDVD」「ACアダプター」「海外変換プラグ」が付属
・名前やイラストなどを印字したオリジナルポケトークを注文できる
・ポケトーク専用ケースを購入できる
・ワイド延長保証サービスあり
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公式限定特典として、「ポケトーク for BUSINESS 同時通訳」の1か月完全無料ライセンスをプレゼントなどの特典があります。※キャンペーンは終了する可能性もあります。公式サイトをご覧ください。
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まとめ:どちらを買うのがおすすめか
カメラ翻訳やAI会話レッスン機能が不要なら、ポケトークWで十分だと思います。価格は安いですが、翻訳性能は同じです。
翻訳だけでなく、語学学習もしたいならポケトークSかポケトークS Plusがおすすめです。大は小を兼ねる意味でも、ポケトークSを購入しておけば、あらゆる場面で役立ちます。個人的にはポケトークSがいいと思ってます。
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