dynabook RZ/LV実機レビュー｜2022年4月発売の14型のノートパソコン

dynabook RZ/LVは、Windows 11を搭載した14型のノートパソコンです。2022年4月発売の新製品。

dynabookのエンパワーテクノロジーにより、CPU性能を最大限に発揮できるパワフルなスペックや持ち運びしやすい薄型軽量で、ビジネスにもプライベートにもおすすめです。

今回は、dynabook RZ/LVの実機をレビューします。

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dynabook RZシリーズ

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dynabook RZ/LVレビュー

dynabook RZ/LVは、以下のような特徴があります。

dynabook RZ/LVの特徴

Windows 11 Home搭載

第12世代 インテル CPU、高速PCIe対応 SSD搭載

冷却・放熱技術や筐体設計技術などを駆使したエンパワーテクノロジー適用

軽さ約940g、薄さ約15.9mmの薄型軽量

画面比率16:10の14.0型ディスプレイ

ブルーライトを低減

約20.5時間のバッテリー駆動

シャッター付きWebカメラ

ノイズを除去してくれるAIノイズキャンセラー

防水フィルムを使用した防滴キーボード

次項から、詳しくレビューします。

デザイン・ディスプレイ

dynabook RZ/LVのカラーは、ダークテックブルーです。大人っぽい落ち着いたデザインで、仕事でも使いやすいです。

背面のメタリックなdynabookのロゴもかっこいいです。ボディ素材は、軽量で剛性も高いマグネシウム合金が使用されています。陶器のような質感で、安っぽさがなく、触った感じも心地いいです。

ボディの外側と内側で合金の製法と形状を最適化することで、強度と軽さを実現しています。また、落下試験や面加圧試験、振動試験など、持ち運び用のモバイルノートパソコンとして、長く使えるよう、品質試験も実施されています。

本体の重さは、約940g（※製品により異なる場合があります）。14型の大画面でありながら、1kgを切る重さでとても軽いです。出張や旅行でもバッグに入れて、楽に持ち運べます。

本体サイズは、約312.4mm(幅)×約15.9mm(高さ)×約224.0mm(奥行)。画面占有率約85%です。上記は、13.3型のノートパソコンと比較したサイズ感です。

dynabook RZ/LVは、ベゼルの幅が狭く、14型でありながら、本体サイズはコンパクトにまとまっています。そのため、新幹線や飛行機などの小さな折り畳みテーブルやカフェのテーブル、カウンター席などでも、作業がしやすくなっています。

液晶は、14.0型WUXGA・高輝度ノングレア・広視野角液晶です。

一般的なノートパソコンのディスプレイは、16:9の比率です。しかし、dynabook RZ/LVは、縦の情報量が1割以上多い、16:10を採用。エクセルやワードといったオフィス系ソフトやネット閲覧など、縦に長い資料を閲覧する際に、一覧で見やすくなります。

ノングレア液晶は、映り込みが少なく、画面が見やすいメリットがあります。自分の体や太陽光、蛍光灯の反射などの映り込みを抑え、集中しやすい環境で作業ができます。また、目が疲れにくいのもノングレアのメリット。

さらに、Eyesafe認証 Low blue light液晶により、ブルーライトを低減し、目の負担を軽減します。dynabook RZ/LVは、長時間のパソコン仕事に最適です。

薄型で横から見てもスタイリッシュです。

ディスプレイは、180度開くことが可能です。対面の相手にも、資料やネットの画面を見せやすいです。「Ctrl + Alt + ↑↓」を押せば、画面表示を逆にすることも可能です。

キーボード

キーボードは、日本語配列です。アルファベットや数字は、16mm×15mmで少し大きめのキーとセンター印字がされています。文字を認識しやすく、打ちやすいキーボードになっています。

クリックパッドは、一般的なノートパソコンよりもかなり広いです。Windows 11のジェスチャー操作（指で操作）もスムーズに行えます。

電源ボタンは、外側に配置されていて、誤って押す心配がありません。指紋センサーを搭載していて、指紋認証によるPCログインも可能です。

キーストローク（キーが沈み込む深さ）は、薄めです。薄めながら、打刻感があり、テキスト打ちや資料作成はしやすいです。

また、キートップ中央に0.2mmのへこみがあり、指先にフィットするよう設計されています。

バックライトキーボードにより、暗い場所でもキーを認識しやすいです。

また、防水フィルムを使用した防滴キーボードを採用し、PC内部への水の浸入を遅らせる構造になっています。水の浸入を遅らせることで、データを保存して、安全にシャットダウンできるようにする工夫がされています。水やコーヒーをこぼしても、安心感が高くなります。

スペック

今回は、Windows 11 Home 64ビット、インテル Core i7-1260P プロセッサー、メモリ16GB(16GB×1)、インテル Iris Xe グラフィックス（CPUに内蔵）、1TB SSDのスペックで検証しました。

上記は、起動からネット接続したときの動画です。起動が速く、すぐに仕事や作業に取り掛かれます。起動音も静か。

ベンチマークソフトのCrystalDiskMarkによるSSDベンチマーク（SSDの性能を計測）結果です。PCIe接続は、高速なデータ転送が可能な規格で、最近のノートパソコンでは一般的です。

左が読み込み速度（4279.12MB/s）、右が書き込み速度（4943.93MB/s）です。1秒あたり何MBを読み込み、書き込みできるかの数値を計測しています。3000MB/sを超えていることから、ノートパソコンとしては、かなり高速な結果であるといえます。

構成や性能にもよりますが、HDDは150MB/s前後、SSD（PCIe対応）対応のノートパソコンで2500MB/s前後、高性能なゲーミングPCなら3500MB/s前後ぐらいです。

上記は、シャットダウンの動画です。シャットダウンもとても速いですよね。音も静かです。

上記は、ネット閲覧した動画です。反応速度もよく、サクサクとページ遷移できました。資料作成やネット閲覧、動画視聴、オンライン学習などの事務用途であれば、問題ないスペックです。

CPUは、インテル Core i7-1260P プロセッサー、グラフィックスには、インテル Iris Xeが搭載されています（Core i7、Core i5のみ搭載）。CPUベンチマークソフト「Cinebench Release 20」での計測結果です。

dynabook RZ/LVには、dynabook独自の技術「エンパワーテクノロジー」が活用されています。エンパワーテクノロジーとは、熱を効果的に排出することで、ノートパソコンのパフォーマンスを落とさないようにする技術です。

第12世代 インテル CPUは、プロセッサー・ベース電力28Wを持続させて、12コアCPUのパワフルな高性能を発揮します。そのため、熱がこもりやすいノートパソコンは、熱を効果的に排出しなければ、性能を引き出せません。エンパワーテクノロジーは、理にかなったdynabookの技術といえます。

スペック的には、負荷がかからない動画編集やゲームもできます。ただし、高性能なスペックを要するゲームや動画編集をするには、NVIDIA GeForceなどのグラフィックスカードを搭載したパソコンの方がおすすめです。

端子・通信・充電

dynabook RZ/LVの外部端子は以下のような構成です。

USB	USB3.2（Gen1）Type-Aコネクタ×2、Thunderbolt 4（USB4™ Type-C）コネクタ（電源コネクタ）×2
HDMI	HDMI出力端子×1
SDカード	microSD
その他	LANコネクタ、マイク入力/ヘッドホン出力端子×1、セキュリティロック・スロット

USB Type-AとType-Cを搭載していて、スマホ充電やマウス、USBメモリ、外付けHDD、外付けDVDドライブなどの周辺機器も接続しやすいです。

HDMI出力端子やLANコネクタも搭載し、十分な外部端子を兼ね備えています。会議室やイベントに持ち出すときやお客さんからもらったデータを開くときなど、いざという時も困りません。

通信はBluetooth(Ver5.2)、Wi-Fi 6（IEEE802.11ax）（2.4Gbps）+IEEE802.11ac/a/b/g/nに対応しています。イヤホン、スピーカーなどBluetooth機器の接続やワイヤレスでのインターネットが可能です。

充電は、アダプターが付属しています。コンパクトで邪魔になりません。バッテリー駆動時間は、約20.5時間（メーカー記載）と一日持ち運んでも、余裕をもって使えます。

お急ぎ30分チャージにより、30分の充電で、バッテリー駆動時間の約40%まで充電することもできます。※バッテリーの経年劣化によって変化します

テレワークに快適な機能（カメラ・音）

dynabook RZ/LVは、テレワークにが快適に行える機能が充実しています。

有効画素数 約92万画素のWebカメラを搭載。ZOOMなどのWeb会議でも問題ない画質です。

カメラのレンズを物理的に隠せるシャッター付きWebカメラになっています。

スイッチを切り替えるとカメラのシャッターが閉じます。Webカメラをハッキングされると、遠隔操作で盗撮されたり、映像が流出したりといった被害にあうケースもあります。物理的にシャッターを閉じれる機能は、セキュリティ対策にも有効です。

また、自宅でのZOOM会議中に、急に子供が映り込んでも、すぐに隠せます。

上記は、dynabook RZ/LVで音楽を再生した動画です。すっきりと聴き取りやすいサウンド。よほど音にこだわりがなければ、別途スピーカーはなくてもいいです。

マイクは、360度どの方向からの発言も収音できる360度収音マイクを搭載。複数人でのミーティングや勉強会でも、クリアに音声を届けられます。

Microsoft TeamsやZoomを使用して、音声で会話する場合は、AIノイズキャンセラーが役立ちます。AIノイズキャンセラーとは、サイレンや自動車音といった周囲の環境ノイズやタイピング音をAIが識別し、環境ノイズ成分を除去してくれる機能です。

相手に自分の声をクリアに届けるだけでなく、相手の声も聞き取りやすくなります。AIノイズキャンセラー対応アプリのみに機能します。

また、ワンタッチマイクミュートでは、キーボードの「Fnキー + Aキー」を同時に押すと、マイクをミュートできます。

Web会議中に話しかけられたり、咳をしそうになったときに便利です。

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価格と購入方法

dynabook RZ/LVは、SSD容量とオフィスのありなしモデルを選んで購入できます。

dynabook RZ/LVの価格は約20万円台前半です。

クラウドのオンラインストレージや外付けHDDにデータを保存するなら、価格が安い512GB SSDでもいいです。

公式直販サイト「Dynabook Direct」なら、無料の会員登録での割引や送料無料でお得です。スペックやofficeのありなしも選べるので、予算に応じて買いやすいです。

特別販売

Dynabook特別販売：左記の特定サイト限定の特別販売ページよりDynabook Direct掲載価格（税込）よりお得な限定価格で購入できます。以下、IDとPWでログインできます

ID ：dyna204cls

PW ：T8Y7GRSV

アウトレット

Dynabook公式通販のアウトレットでは、旧商品や再調整品、梱包箱不良品のパソコンが格安で購入できます。

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dynabook RZシリーズ

dynabookをお得に購入する方法は、以下ページも参考にしてみてください。

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まとめ：口コミ評価

dynabook RZ/LVは、快適に作業を行えるように考えられた工夫が随所にあり、ビジネス用におすすめのノートパソコンです。

持ち運びしやすい薄型軽量で、テレワークや外出先での作業にも最適。14型の大画面でも、ベゼルの幅を細くすることで、コンパクトに使えるのもメリットです。

第12世代のインテル Core i7-1260P プロセッサーとエンパワーテクノロジーにより、資料作成やネット閲覧もスムーズです。

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dynabook RZシリーズ

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