Alienware M16実機レビュー｜16インチのゲーミングノートPC

Alienware M16は、Dell（デル）が販売するWindows 11を搭載した16インチのゲーミングノートPCです。

第13世代インテルCoreプロセッサーとNVIDIA GeForce RTX 40シリーズ グラフィックスを搭載したパワフルなスペックが魅力。ノートパソコンでも、快適にゲームを楽しめます。

今回は、Alienware M16の実機をレビューします。

↓公式Webサイトをみてみる↓

Alienware M16

※アフィリエイト広告を含みます

スポンサードリンク

Alienware M16レビュー

Alienware M16は、以下のような特徴があります。

Alienware M16の特徴

16インチのゲーミングノートパソコン

Windows 11搭載

第13世代インテルCoreプロセッサー搭載

NVIDIA GeForce RTX 40シリーズ グラフィックス搭載

Alienware Cryo-Techによる冷却テクノロジー

16：10のアスペクト比

Dolby Atmosの3次元オーディオ

ゲーミングPCらしいデザイン

RGB LED AlienFX照明を搭載したキーボード

Alienware Command Centerでの管理

次項から、詳しくレビューします。本ページで紹介しているのはAlienware m16 R1（型番m16R1）です。

デザイン・ディスプレイ

Alienware M16のカラーは、ダーク メタリック ムーンです。黒に近いメタリックで美しいカラーリングです。

背面は、Alienwareのエイリアンのアイコンが配置されています。外部端子や通気孔部分は、どっしりとしたダイナミックなデザイン。

後ほど紹介するAlienware Command Centerより、RGB照明の色を変更することもできます。

液晶は、Dellの公式通販より以下の仕様のいずれかで、カスタマイズして注文できます。

リフレッシュレートとは、1秒間にモニター画面が書き換わる回数のことです。

例えば、最大165Hzでは165回、最大75Hzでは75回になります。リフレッシュレートの数値が高い方が映像がなめらかに見えます。一般的なノートパソコンやモニターは、60Hz以上が普通です。

リフレッシュレートは、パソコンの性能やゲームにもよります。常に、最大165Hz出るわけではないですが、対応していることがメリット。人気のフォートナイトやApex LegendsといったFPSゲームでも、なめらかな描画でエイムや反応速度の向上に期待できます。

また、COMFORTVIEW PLUSを搭載し、ブルーライトの発生を抑えながら、優れた色を再現します。長時間のゲームプレイでも、快適にできるよう工夫されています。

Alienware M16の本体サイズは、高さ25.4mm、幅368.9mm、奥行き289.9mmです。上記は、14型のノートパソコンとAlienware M16を比較したサイズ感です。

Alienware M16は、は、ベゼルの幅が狭く、16型でありながらも、本体サイズがコンパクトでスタイリッシュです。狭いデスクスペースでも、設置がしやすくなっています。持ち運んで、大画面でゲームをプレイできます。

一般的なノートパソコンのディスプレイは、16:9の比率です。しかし、Alienware M16は、縦の情報量が多い、16:10を採用。

ゲームにおいては、垂直方向の視野が広がり、敵を見落としにくくなるメリットがあります。普段使いでは、エクセルやワードといったオフィス系ソフトやネット閲覧など、縦に長い資料を閲覧する際に、一覧で見やすくなります。

薄型で横から見てもスタイリッシュです。

ディスプレイは、最大で上記の角度まで開きます。

重量は、約3.25kgです（構成により異なる）。基本的には、据え置きで使うことを想定されたゲーミングノートPCです。デスクトップパソコンのように大きくないので、部屋間の移動は楽にできます。車に積めば持ち運びも容易です。

キーボード

キーボードは、日本語配列です（カスタマイズ注文でメカニカルキーボード・英語も選択可能）。文字が大きく印字されていて、とても見やすいです。テンキーは付いていません。

右上のエイリアンが、電源ボタンです。

キーストローク（キーが沈み込む深さ）は、薄めながら、打刻感があり、テキスト打ちやゲームでは使いやすいです。

RGB LED AlienFX照明を搭載し、Alienware Command Centerから、好きなライティングカラーに変更できます。単色やレインボーなど、細かく調整できます。

Alienware Command Centerは、以下の設定が可能なソフトウェアです。

必要に応じて、好みの設定に変更できます。キーボードと背面のライティングを個々に変更することも可能です。

スペック

今回は、以下のスペックで検証しました。

上記は、起動からネット接続したときの動画です。起動が速く、すぐにゲームや仕事に取り掛かれます。

ベンチマークソフトのCrystalDiskMarkによるSSDベンチマーク（SSDの性能を計測）結果です。

左が読み込み速度（6929.30MB/s）、右が書き込み速度（6102.36MB/s）です。1秒あたり何MBを読み込み、書き込みできるかの数値を計測しています。2500MB/sを超えていることから、ノートパソコンとしては、かなり高速な結果であるといえます。

構成や性能にもよりますが、HDDは150MB/s前後、SSD（PCIe対応）対応のノートパソコンで2500MB/s前後、高性能なゲーミングPCなら3500MB/s前後ぐらいです。

上記は、シャットダウンの動画です。シャットダウンもとても速いです。

上記は、ネット閲覧した動画です。反応速度もよく、サクサクとページ遷移できました。資料作成やネット閲覧、動画視聴、オンライン学習などの事務用途も問題ないスペックです。

CPUは、第13世代インテル Core i9 13900HXが搭載されています。CPUベンチマークソフト「Cinebench Release 20」での計測結果です。

かなり高速な結果でした。

Alienware M16は、NVIDIA GeForce RTX グラフィックスを搭載しています。機種によって以下のバリエーションがあります。

※RTX 4080以上を選択すると、CPUは自動的にCore i9に変わります。

今回紹介するAlienware M16は、NVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop GPU（8GB GDDR6）を搭載しています。

NVIDIA GeForce RTX 4070は、ノートパソコンに搭載されているグラフィックスにしては、デスクトップPCに匹敵するクラスのグラフィックスです。ゲームや動画編集など、あらゆる作業が快適になります。

映像処理に特化したグラフィックボードがあることで、高解像度な映像や3D映像も快適に出力されます。高性能なグラフィックボードが搭載されたパソコンなら、動画のエンコード（動画の圧縮や変換しての出力）やPCゲームの滑らかな動きも表現できます。

グラフィックボードについて

NVIDIA GeForce RTX 2060、NVIDIA GeForce RTX 2070、NVIDIA GeForce RTX 2080など数字が大きくなれば高性能なグラフィックボードになります（GTX → RTX → Quadroのようにシリーズによる違いもあります）。AMD Radeonも同様です。

GPUの有名メーカーは「NVIDIA GeForce」または「AMD Radeon」です（両者のGPUをベースに、ASUSやMSIといったメーカーがグラフィックボードを作っていて、販売メーカーはたくさんあります）。

ファイナルファンタジーXVでのベンチマーク結果です。スコアは「標準品質：非常に快適・スコア15317」「高品質：とても快適・スコア11004」という評価でした。

上記は、高品質での動画です。戦闘場面でもなめらかに動いています。ファイナルファンタジーXVは重い部類に入るゲームです。ゲーミングノートPCにしては高速な結果でした。

フォートナイトやApex Legends、ドラゴンクエストX、Xbox Game Passなど、快適にプレイできます。

また、Adobe PhotoshopやPremiere ProやIllustratorといったAdobe Creative Cloudを使っての動画編集やデザインも作業がしやすいです。

端子・通信・充電・冷却性能

Alienware M16の外部端子は以下のような構成です。

USB	Type-C ポート（Thunderbolt 4.0、USB4、DisplayPort 1.4、および 15W Power Delivery（3A/5V）機能）、USB 3.2 Gen 1Type-A ポート、USB 3.2 Gen 1Type-A ポート（PowerShare対応）
HDMI	HDMI 2.1出力ポート
SDカード	SDカード スロット
有線LANコネクタ	RJ-45 Ethernetポート
SIMカードスロット	なし
その他	Power/DC-inポート、Mini DisplayPort 1.4、グローバル ヘッドセット ジャック

USB Type-AとType-Cを搭載していて、スマホ充電や有線マウス、USBメモリ、外付けHDD、外付けDVDドライブ、ヘッドセットなどの周辺機器も接続しやすいです。ゲームでもビジネス用途でも、十分な端子が備わっています。

電源コネクタやUSB Type-Cは、背面にポートがあります。ケーブルがごちゃごちゃせずに、まとめて配線できるのはメリットです。

通信は、Bluetooth、Wi-Fi 6Eに対応しています。ヘッドセットやスピーカーなどBluetooth機器の接続やワイヤレスでのインターネットが可能です。

充電は、アダプター（330W）が付属しています。ゲーム利用では、パワーを必要とするので、基本的にアダプターは差しっぱなしになります。その分、アダプターも大きいです。

パワーを必要とするゲームは、パソコンが熱を持ちやすいです。そのため、優れた冷却システムが必要です。

Alienware M16は、Alienware Cryo-Techによる冷却テクノロジーを搭載。システムの安定性を確保するように設計されていて、CPUとGPUの熱を素早く逃し冷却を保ちます。

負荷のかかるシーンでは、ファンが回転し、キーボードの上から涼しい風が出ます。熱くなっていたボディも手で触れられるほど、冷却されました。なお、ゲームプレイ中は、冷却により、一般的なゲーミングノートPCぐらいのファンの音はします。

機能（カメラ・音・セキュリティ）

Alienware M16は、1080p、30 fpsのFHDカメラを搭載しています（165 Hz QHD搭載コンピューターの場合）。ZOOMなどのWeb会議やビデオチャットでも問題ない画質です。

※240 Hz QHDおよび480 Hz FHD搭載コンピューターの場合は1080p、30 fpsのFHD IRカメラになります。

スピーカーは、ステレオ スピーカーを搭載。Dolby Atmosの3次元オーディオとintelliGoのAIを活用したノイズ キャンセリングにより、没入感のあるゲームサウンドが期待できます。

上記は、Alienware M16で音楽を再生した動画です。音量も大きく、普通にゲームをする分には十分です。ゲーム中に敵の動きや細かい音の反応を聞きたい場合は、ゲーミングヘッドセットを利用しましょう。

スポンサードリンク

価格と購入方法

Alienware M16は、スペック違いで複数のモデルが販売されています。

価格は、311,980円～（税込）。搭載されているCPUやGPUによって、価格が異なります。Core i7とCore i9では、3万円ほどしか価格が変わらないので、より快適性を求めるなら、Core i9のモデルがおすすめです。ハイエンドなノートパソコンなので、30万円以上の予算があるなら、少しでもいいスペックを選んだ方がいいです。

※価格は変更になることもございます。Dell公式サイトのAlienware M16をご覧ください。

購入するなら、Dell公式通販がおすすめ。割引で購入できるクーポンやセールなどで安く購入できる場合があります。また、CPUやGPU、メモリ、ストレージ、OS、ディスプレイなどを選んで、カスタマイズ注文もできます。

デルのセール・キャンペーン

デル公式通販のセールでは、対象パソコンが特別価格で購入できます。

↓公式Webサイトをみてみる↓

Alienware M16

詳しくは以下ページも参考にしてみてください。

スポンサードリンク

まとめ：口コミ評価

Alienware M16は、16インチのゲーミングノートPCです。

第13世代インテルCoreプロセッサーとNVIDIA GeForce RTX 40シリーズ グラフィックスを搭載し、パワフルなスペックでゲームを遊べます。

ノートパソコンなので、省スペースでも設置でき、持ち運びも可能。

ワンランク上の快適性を求めたいゲーマーやクリエイターにおすすめです。

↓公式Webサイトをみてみる↓

Alienware M16

Dellの関連記事

内容は変更になる可能性もございます。利用の際は公式サイトの確認をお願いします。