Blue Yeti Xの使い方・レビュー｜4種類の指向特性で使える高性能コンデンサーマイク

Blue Microphones Yeti X USB コンデンサーマイク BM600Xは、USBで接続できるマイクです。

4種類の指向特性（単一指向性、全指向性、双指向性、ステレオ）で使用可能。ゲーム実況やインタビュー、ストリーミング配信、Web会議など、1本持っておくとあらゆる場面で使えます。

このページでは、Blue Microphones Yeti X USB コンデンサーマイク BM600Xの使い方やメリットなどを口コミレビューします。

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Blue Yetiとは

Blue Microphonesは、1995年創業のマイクメーカー。「Yeti」は、Blue Microphonesのマイクブランドです。

しかし、2018年にLogitech（日本ではロジクール）が、Blue Microphonesを買収しました。

それに伴い、ロジクール公式サイトでの製品紹介・販売やソフトウェア「ロジクール G HUB」で設定が可能など、ロジクール製品としてコントロールが可能です。

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Blue Yeti Xの使い方の基本・接続方法

Yeti Xの付属品は、Yeti X USBマイクロフォン（デスクトップスタンドを含む）、USBケーブル（2m）、クイックスタートガイド、保証書です。

接続に必要な付属品はそろっています。

USB Type-Aでの有線接続

Yeti Xは、付属のUSBケーブルで、パソコンと接続します。パソコン側の端子は、USB Type-Aです。デスクトップパソコンでもノートパソコンでも接続しやすいです。

マイク側の端子は、USB Micro Bです。裏面には、3.5mmヘッドフォンジャックもあります。

接続すると自動でYeti Xを認識します。

有線接続のメリットは、音声が安定すること。Bluetoothのように、声が途切れたり、相手が聞き取りにくいといった心配を低減できます。

設置

マイク本体にはスタンドが付いています。収納時は、上記写真のようにコンパクトになります。サイズは、スタンド装着時で、11cm x 12.2cm x 28.9cmです。縦に長いだけなので、それほど場所は取りません。

Yeti Xは、サイドアドレス型のコンデンサーマイクであり、マイク上部ではなく、マイク正面（サイド）から集音します。

そのため、マイクを使用するときは、マイクのメッシュ部分が上になるように回転させます。斜めではなく、垂直にするのが正しい設置方法です。

重量は、1,280g。そこそこ重たいです。転倒しないように、必ず水平な場所に設定しましょう。

ボタン操作

パソコンに接続すると正面のノブの周りのLEDメーターが点灯します。

ノブは、ヘッドフォンボリューム、マイクゲイン、ブレンド、ミュートなどをコントロールできます。

裏面のボタンは、4種類の指向特性（単一指向性、全指向性、双指向性、ステレオ）を切り替えられます。

マイク使用時も、基本的なコントロールは、本体のボタンで調整できます。

ロジクールG HUBでコントロール

ロジクールG HUBは、Yeti Xをはじめ、ロジクールのゲーミング製品の各種設定ができるソフトウェアです。ロジクールG HUBを使えば、以下のようなことを設定できます。

ロジクールの公式サイトから、無料でダウンロードできます。

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ロジクールG HUB

ロジクールG HUBでぜひ使いたいのが、マイクテストです。設定した後に録音して、どのような音声になっているかを確認できます。

入力ゲイン、出力レベル、イコライザー、ノイズリダクションなど、細かな設定もできます。初心者で、設定が難しい場合は、プリセットが用意されています。「明瞭&暖かい」「低い声ソフト」など、好みに応じて選ぶのがおすすめです。

ボイス効果では、エイリアンやロボットなど、音に効果を付けられます。

例えば、ロボットを選択して話すと、ロボットのような声色で相手に聞こえます。

YouTube動画やストリーミング配信など、自分の素の声を聞かれたくない場合におすすめです（ボイス効果によっては聞き取りにくくなりますが）。

本体のノブ周りのLEDライトの色も変更できます。ゲーミング用に、キーボードやマウスのライト色に合わせば、マイクも同一の世界観で表現できます。

マイクを使う

USBケーブルでパソコンとYeti Xを接続すれば、マイクを使えるようになります。電源オンやオフのボタンはありません。

パソコンに内蔵されているマイクや他のマイクを認識してしまうなら、各サービスでマイクを変更しましょう。例えば、ZOOMで使う場合は、ZOOMのマイク選択メニューで「Yeti X」を選択すればOKです。

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Yeti Xのメリット

4種類の指向特性

Yeti Xは、4種類の指向特性（単一指向性、全指向性、双指向性、ステレオ）を搭載。シーンに応じて切り替えて使えます。

単一指向性（カーディオイド）

特定の方向からの音を拾うマイク

ポッドキャスト、ゲーム実況、Skype通話、ボーカル、楽器などの録音に向いている

全指向性（オムニ）

集まった音のすべてが、同じ感度で振動板に届くマイク。本体の向きや角度に関係なく、音の大きさに反応。無指向性ともいう

Web会議やミーティングなどの複数人での録音や環境音の録音に向いている

双指向性（バイディレクショナル）

前後の音を拾うマイク

対面式インタビューや対談、ラジオの収録に録音に向いている

ステレオ

左右のチャンネルをからワイドでリアルな音場をとらえる

複数の楽器やデュエット、ASMRなどの録音に向いている

通常のマイクは、いずれか一つの指向特性を持っています。Yeti Xは、4種類の指向特性を切り替えられることから、あらゆる用途で使えます。

一人でやるゲーム実況や複数人での動画撮影、Web会議など、1本持っておくと活躍します。

実際に使用してみた感想は、クリアでしっかりした音質。安いマイクとはあきらかな違いを感じます。

ノブでゲインを調整できるので、音割れやノイズ、声量に応じて、すぐに変更できるのもメリットです。

高解像度LEDメーター

ノブ周りのLEDレベルメーターは、くっきりと明るく点灯します。11セグメントで表示され、ゲーム実況やライブ配信中などでも、リアルタイムでゲイン調整やミュートができます。

LEDライトの色もロジクールG HUBで変更可能です。

重厚感のあるデザイン

Yeti Xは、つやのある真っ黒なカラーで重厚感があります。しっかりした作りになっていて、プロが使うマイクのように洗練されたデザインです。

シルバーの台座やメタリックな網も高級感があります。黒で統一すると、パソコン環境がかっこよくなります。

WindowsとMacに対応

Yeti Xは、WindowsとMacに対応しています。

Yetiのマイクの違い

Yetiのマイクは、いくつかの種類が販売されていて、違いがあります。

	snowball	Yeti NANO	Yeti	Yeti X
カプセル	1コンデンサー	2コンデンサー	3コンデンサー	4コンデンサー
極性	単一指向性	単一指向性と無指向性	単一指向性/無指向性/双指向性	単一指向性/無指向性/双指向性
Bit深度 / サンプリングレート	16-bit / 44kHz	24-bit / 48kHz	16-bit / 48kHz	24-bit / 48kHz
ゲインコントロール	–	デスクトップアプリケーション	〇	〇
ヘッドフォン出力	–	〇	〇	〇
高解像度LED メータリング	–	–	–	〇
Blue VO!CEエフェクト	–	–	–	〇
カスタムLEDライティング	–	–	–	〇
出力	USB	USB	USB	USB
価格	7,810円（税込）	15,510円（税込）	18,810円（税込）	24,860円（税込）

※価格は変更になることもございます。

Yeti Xは、4コンデンサー搭載だけでなく、各種設定にも対応している上位機種になります。

エフェクトやLEDライティングでとことんこだわりたい方やいろいろなシーンで使いたい方は、Yeti Xがおすすめです。

説明書

取扱説明書は、ネットなら以下ページが参考になります。

▽操作・セットアップ・機能説明
Blue Yeti X 日本語マニュアル

価格と購入方法

Blue Yeti Xの価格は、24,860円（税込）です。※価格は変更になることもございます。

Amazonは割引やAmazonポイント、楽天市場は楽天ポイントでお得に購入できます。

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基本スペック

寸法（スタンド装着時）	11cm x 12.2cm x 28.9cm
重量（マイクとスタンド）	1.28kg
重量（マイクのみ）	519kg
インピーダンス	最小13Ohms、定格16Ohms
出力電力（RMS）	72mWrms（各チャンネル）
周波数特性	20Hz – 20kHz
S/N比	100dB
必要な電源/電源消費	62mA～203mA
システム最低必要条件	Windows 10 以降 macOS 10.13 以降 USBポート 1.1/2.0/3.0
型番	BM600X

まとめ：口コミ評価

Blue Yeti Xは、4種類の指向特性（単一指向性、全指向性、双指向性、ステレオ）で使用できるコンデンサーマイクです。

ゲイン調整やミュートができるノブが付いていて、リアルタイムに調整が可能。ロジクールG HUBを使うことで、ボイス効果やLEDライトのカラー変更もでき、遊び心もあります。

クリアでしっかりした音質もいいです。YouTube動画制作やゲーム実況、ストリーミング配信、Web会議でワンランク上のマイクを使いたい方におすすめです。

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・本ページは、株式会社ロジクールより、商品提供をうけ執筆しています。

内容は変更になる可能性もございます。利用の際は公式サイトの確認をお願いします。