Dell Inspiron 16 5630実機レビュー｜16インチノートパソコン

Dell（デル） Inspiron 16 5630は、Windows 11を搭載した16インチのノートパソコンです。

アスペクト比16：10の16インチ大画面ディスプレイを搭載。事務作業に最適なスペックで、オフィス系ソフトやネット閲覧、動画閲覧も快適です。

今回は、Dell Inspiron 16 5630の実機をレビューします。

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Inspiron 16(5630)

※本ページで紹介するのは、Dell Inspiron 16 5630（2023年1月31日発売モデル）です。
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Dell Inspiron 16 5630レビュー

Dell Inspiron 16 5630は、以下のような特徴があります。

Dell Inspiron 16 5630の特徴

Windows 11搭載

16インチのノートパソコン

アスペクト比16：10ディスプレイ

第13世代インテル Core プロセッサー搭載（i5またはi7）

内蔵デュアルマイク&フルHDWebカメラ搭載

次項から、詳しくレビューします。

デザイン・ディスプレイ

Dell Inspiron 16 5630のカラーは、プラチナシルバーとダークリバーブルーの2色展開です。本ページで紹介するのは、プラチナシルバーです。

Dellらしいスタイリッシュで洗練されたデザインが美しいです。ビジネスでもプライベートでも使いやすいです。

ディスプレイサイズは16インチ、本体サイズは以下です。上記は、一昔前の13.3型のノートパソコンとDell Inspiron 16 5630を比較したサイズ感です。

Dell Inspiron 16 5630は、ベゼルの幅が狭く、本体サイズがコンパクトでスタイリッシュです。16インチの大きさながら、デスクでの設置スペースを削減できます。

薄型で横から見てもスタイリッシュです。

ディスプレイの角度は上記まで倒れます。タッチパネルは非対応です。2in1パソコンのように、タブレットとして使うことはできません。

液晶は、16インチ 16：10 FHD+ (1920 x 1200) 非光沢 非タッチ 250nits 広視野角 ディスプレイ ComfortView Support搭載です。

一般的なノートパソコンのディスプレイは、16：9の比率です。しかし、Dell Inspiron 16 5630は、縦の情報量が多い、16：10を採用。エクセルやワードといったオフィス系ソフトやネット閲覧など、縦に長い資料を閲覧する際に、一覧で見やすくなります。

非光沢液晶は、映り込みが少なく、作業に集中しやすいです。

また、ComfortViewというTUV Rheinland認定の低ブルーライト ハードウェア ソリューションを搭載。有害なブルーライトの発生を軽減し、色の品質を低下させることなく目への負担を軽減してくれます。資料作成や動画閲覧など、仕事で長い時間使う場合も、安心感があります。

最小重量は、1.85kgです（構成によって異なる）。持ち運びするには重たいですが、部屋間の移動は楽にできます。

キーボード

キーボードは、日本語配列です。大型のトラックパッドが付いていて、マウスなしでも操作しやすいです。

キーストローク（キーが沈み込む深さ）は、薄めながら、打刻感があり、テキスト打ちや資料作成はしやすいです。

スペック

今回は、Windows 11 Home、第13世代インテル Core i5-1335Uプロセッサー、メモリ16GB、インテル Iris Xeグラフィックス、512 GB, M.2, PCIe NVMe, SSDのスペックで検証しました。

上記は、起動からネット接続したときの動画です。起動が速く、すぐに仕事や作業に取り掛かれます。起動音も静か。

ベンチマークソフトのCrystalDiskMarkによるSSDベンチマーク（SSDの性能を計測）結果です。PCIe接続は、高速なデータ転送が可能な規格で、最近のノートパソコンでは一般的です。

左が読み込み速度（4911.51MB/s）、右が書き込み速度（3681.40MB/s）です。1秒あたり何MBを読み込み、書き込みできるかの数値を計測しています。2500MB/sを超えていることから、ノートパソコンとしては、高速な結果であるといえます。

構成や性能にもよりますが、HDDは150MB/s前後、SSD（PCIe対応）対応のノートパソコンで2500MB/s前後、高性能なゲーミングPCなら3500MB/s前後ぐらいです。

上記は、シャットダウンの動画です。シャットダウンもとても速いですよね。音も静かです。

上記は、ネット閲覧した動画です。反応速度もよく、サクサクとページ遷移できました。資料作成やネット閲覧、動画視聴、オンライン学習などの事務用途であれば、問題ないスペックです。

CPUは、第13世代インテル Core i5-1335Uプロセッサー、グラフィックスには、インテル Iris Xeグラフィックスが搭載されています。CPUベンチマークソフト「Cinebench Release 20」での計測結果です。

Dell Inspiron 16 5630は、インテル Core i7のモデルもあります。事務作業の用途であれば、価格が安いインテル Core i5でも十分です。

動画編集など簡単なクリエイティブな作業もしたい方やスペックに余裕を持たせたい方は、インテル Core i7のモデルを検討しましょう。

ただし、高性能なスペックを要するゲームや4Kの動画編集をするには、NVIDIA GeForceなどのグラフィックスカードを搭載したパソコンの方がおすすめです。

端子・通信・充電

Dell Inspiron 16 5630の外部端子は以下のような構成です。

USB	Thunderbolt 4（USB Type-C）（DisplayPortおよび電源供給）、USB 3.2 Gen 1 Type-A、USB 3.2 Gen 1 Type-A
HDMI	HDMI 1.4（最大解像度1920 x 1080 60Hz。4K2K出力なし）
SDカード	SDカード スロット
有線LANコネクタ
SIMカードスロット	なし
その他	電源ジャック、ユニバーサル オーディオ ジャック

USB Type-AとType-Cを搭載していて、スマホ充電やマウス、USBメモリ、外付けHDD、外付けDVDドライブなどの周辺機器も接続しやすいです。

通信は、インテル Wi-Fi 6E AX211, 2×2, 802.11ax、Bluetoothに対応しています。イヤホン、スピーカーなどBluetooth機器の接続やワイヤレスでのインターネットが可能です。

充電は、アダプターが付属しています。

テレワークやビジネスに快適な機能（カメラ・音・セキュリティ）

Dell Inspiron 16 5630は、フルHDカメラ1080p（30fps）を搭載しています。ZOOMなどのWeb会議でも問題ない画質です。

バックグラウンドノイズを低減する内蔵デュアルマイクとAIにより、クリアな音質を実現しています。

カメラのレンズを物理的に隠せるプライバシーシャッター付きWebカメラになっています。

スイッチを切り替えるとカメラのシャッターが閉じます。Webカメラをハッキングされると、遠隔操作で盗撮されたり、映像が流出したりといった被害にあうケースもあります。物理的にシャッターを閉じれる機能は、セキュリティ対策にも有効です。

また、自宅でのZOOM会議中やゲーム中に、急に他の人が映り込んでも、すぐに隠せます。

上記は、Dell Inspiron 16 5630で音楽を再生した動画です。はっきりとした聴き取りやすいサウンド。よほど音にこだわりがなければ、別途スピーカーはなくてもいいです。

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価格と購入方法

Dell Inspiron 16 5630は、スペック違いで、複数のモデルと価格帯があります。

事務用途であれば、インテル Core i5、メモリ8GBで十分です。資料作成などで複数のソフトを使うなら、メモリ16GBもおすすめです。

動画編集や写真編集もするなら、インテル Core i7、メモリ16GBも検討してみましょう。

価格は、スペックにより10万円～15万円が目安です。事務用途なら、10万円台前半のモデルでも十分。コスパが抜群にいいです。

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Inspiron 16(5630)

詳しくは以下ページも参考にしてみてください。

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まとめ：口コミ評価

Dell Inspiron 16 5630は、コスパのいいスタンダードなノートパソコンです。

16インチの大画面で、表示領域が広く、仕事やネット閲覧、動画閲覧も快適です。

画面サイズが大きいノートパソコンがほしい方におすすめです。

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