音声翻訳機「ポケトークW」レビュー|コスパ抜群のエントリーモデル
ソースネクストの「ポケトークW」をレビューします。
ポケトークWは、翻訳性能に優れたコスパのいい音声翻訳機です。英語や中国語など、世界の計75言語の翻訳に対応しています。
私も実際に利用しましたが、声をしっかりと認識し、聞き取りやすい音声で翻訳した言葉を返してくれます。19,800円(税抜)と価格も手頃で、シンプルな使い勝手が初心者にもおすすめです。
このページでは、ソースネクストの「ポケトークW」を実際に使ってみた感想をレビュー・口コミ・評価します。
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目次
ポケトークWとは|スペック
ポケトークWのスペックは以下です。
通訳対応言語数 |
▽計75言語 音声とテキストによる通訳:55言語 テキスト翻訳:20言語 |
---|---|
カメラ翻訳対応言語数 | なし |
基本機能 | ・多言語双方向翻訳 ・133の国や地域で使えるeSIM内臓 ・フレーズのお気に入り登録 ・現地時刻表示 ・ポケトークセンター ・翻訳結果のローカル再生 |
ポケトークWの機能 |
・現地単位変換 ・メダル獲得 |
カラー | ホワイト、ブラック、ゴールド、レッド、ピンクゴールド |
本体サイズ・重量 | 幅:約59.8mm 厚み:約15.8mm 高さ:約110mm 重量:約100g 画面:2.4インチ 解像度:320×240px |
カメラ | なし |
スピーカーマイク | 1.5Wスピーカー×2 ノイズキャンセリング機能搭載デュアルマイク |
CPU | ARM Cortex53 Quad-Core 1.3GHz |
OS | Android OS 8.1のカスタマイズOS |
メモリ | ROM 8GB / RAM 1GB |
バッテリー | 2200mAhリチウムイオン電池 連続待受時間:約240時間 連続翻訳時間:約420分 充電時間:約135分 ワット時定格量:8.14Wh |
充電仕様 | 入力電圧:5V / 入力電流 2Aまで |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
内蔵eSIM | グローバル通信2年付き 133の国と地域で使えるPOCKETALK専用eSIM内蔵 |
SIMカード スロット | nano-SIM |
データ通信方式、対応周波数帯 | 3G[W-CDMA] 1/2/5/6/19 4G[FDD-LTE] 1/2/8/19/28b |
Wi-Fi対応周波数 | IEEE802.11a/b/g/n 2.4GHz:1~14ch 5GHz:5.2GHz(W52) |
GPS | なし |
ポケトークWは、音声翻訳機であるポケトークシリーズの中でも、最も価格が安いエントリーモデルです。価格は安いですが、翻訳性能はハイエンドモデルのポケトークSと同じです。カメラ翻訳やAI会話レッスン機能は付いていません。
ポケトークSについて詳しく知りたい方は、以下ページも参考にしてみてください。
ポケトークWとポケトークSの違いを知りたい方は以下ページもご覧ください。
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ポケトークWの7つのポイントをレビュー
1.サイズ:手のひらサイズで持ちやすい
ポケトークWは、ポケトークシリーズの中では中間のサイズ。丸形で持ちやすく、使いやすいサイズ感です。ただ、ディスプレイサイズは2.4インチ。ポケトークSは2.8インチなので、表示領域は最も小さいです。
本体は、スマホと比べると圧倒的に小さく、持ち運んでも邪魔にならないサイズ感。ポケットにも入ります。
文字が小さいと感じる方は、設定画面より文字の大きさを調整することが可能です。
同梱物はPOCKETALK本体、説明書、充電用USBケーブル(本体側:USB Type-C 給電側:USB Type-A)、USB充電器です。日本語の説明書が付いているので、使い方もわかりやすく掲載されています。
2.翻訳性能:使い方簡単!翻訳性能も素晴らしい
翻訳性能については、上記の動画をご覧ください。実際にポケトークWを使って翻訳しています。短文でも長文でも翻訳できてますよね。
使い方は、ボタンを押しながら話すだけです。ボタンを離すと音声読み上げとテキストで表示してくれます。
安いですが、翻訳性能に関してはハイエンドモデルのポケトークSと同じです。私のつたない声でも、しっかりと読み取ってくれました。正確性が高く、かなり高性能です。長文に関しては、30秒程度の話し言葉が目安のようです。
翻訳した履歴は、約10,000件残ります。何度でもリピート再生が可能です。よく使うフレーズはお気に入りへの追加も可能。旅行でもビジネスでも、事前に登録しておくと、あわてずにすみます。
ノイズ・キャンセル機能搭載のマイクと大型スピーカーが搭載されているので、騒がしい人込みでも使えるような工夫がされています。
ポケトークWは、英語や中国語だけでなく計75言語に対応しています。
- ポケトークWの対応言語
- アイスランド語、アゼルバイジャン語、アフリカーンス語、アムハラ語、アラビア語、アルメニア語、イタリア語、インドネシア語、ウクライナ語、ウルドゥー語、英語(米国)、英語(英国)、英語(インド)、英語(オーストラリア)、英語(フィリピン)、オランダ語、カタルーニャ語、ガリシア語、韓国語、広東語、カンナダ語、ギリシャ語、グジャラート語、クメール語、クロアチア語、ジャワ語、ジョージア語、シンハラ語、スウェーデン語、ズールー語、スペイン語(スペイン)、スペイン語(米国)、スペイン語(アルゼンチン)、スペイン語(コロンビア)、スロバキア語、スロベニア語、スワヒリ語、スンダ語、セルビア語、タイ語、タミル語、チェコ語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、テルグ語、デンマーク語、ドイツ語、トルコ語、日本語、ネパール語、ノルウェー語、バスク語、ハンガリー語、ヒンディー語、フィリピノ語、フィンランド語、フランス語(フランス)、フランス語(カナダ)、ブルガリア語、ベトナム語、ヘブライ語、ペルシャ語、ベンガル語、ポーランド語、ポルトガル語(ブラジル)、ポルトガル語(ポルトガル)、マラーティー語、マラヤーラム語、マレー語、ミャンマー語、ラオ語、ラトビア語、リトアニア語、ルーマニア語、ロシア語
- ※55言語間では音声とテキストによる通訳機能、20言語では音声で入力した翻訳結果のテキスト表示が可能
英語でも(米国、英国、インド、オーストラリア、フィリピン)があり、微妙な発音の違いなども翻訳できます。
例えば「世界一周旅行で複数の言語を使う」「取引先や社内で中国人やアメリカ人など、複数の外国人と会話する機会が多い」「複数の言語を学習したい」という場合でも、ポケトークWがあればOKです。
3.うれしい機能:現地単位変換
海外で買い物をするとき「1ドル90セントっていくらだっけ?200円ぐらい?」とアバウトに計算してしまうことが多くないですか?海外のコンビニでペットボトル飲料やお菓子を購入したときなど「意外と高かった」ということがよくあります。
現地単位変換は、円やドルで金額を入力すると現地の通貨で計算してくれます。現地単位変換があれば、円でわかりやすく表示してくれ、日本円での計算がしやすいです。ポケトークWは、買い物にも便利です。
4.学習:「逆翻訳」「再翻訳」で語学学習
ポケトークWは学習にも便利。日本語→他の言語だけでなく、他の言語→日本語も可能です。そのため、ポケトークに向かって話しかけると単語や発音の練習になります。
翻訳履歴を長押しすると「逆翻訳」「再翻訳」が可能です。再翻訳では、英語に翻訳した後で、中国語に翻訳するといったことも可能。また逆翻訳では、相手に話てもらった言語を日本語に翻訳することが可能です。
計75言語に対応しており、あらゆる言語の学習ができることから、語学学習のために、ポケトークを購入する方も多いです。
5.充電:約420分連続翻訳可能
ポケトークWは、付属のUSB充電ケーブルで充電できます。約135分の充電で「連続待受時間:約240時間」「連続翻訳時間:約420分」です。一日の会話であれば十分だと思います。
ポケトークシリーズの中では、最も使用できる時間が長いです。
6.通信:2年間使い放題!Wi-FiやテザリングもOK
ポケトークWは、インターネットを使ったサービスです。スマホと同じように、ネット接続しないと使用できません。
ポケトークWは、133の国と地域でそのまま使えるグローバル・モバイル通信が付いているモデルがあります。2年間であれば、契約や通信料なしで使い放題です。
2年が経過した後は、1年ごとに5,000円、または2週間ごとに3,000円追加でモバイル通信ができます。1年契約なら1か月あたり約417円でとても安いと思います。
モバイル通信を使わない場合は、WiFiやテザリングでの通信、またはPOCKETALK専用 グローバルSIM(2年)を購入して使うこともできます。
7.価格:ポケトークで最も安い
ポケトークWの価格は以下です。
ポケトークW | 19,800円(税抜)グローバル通信2年付き |
---|
133の国と地域で使えるグローバル通信2年も価格に含まれています。翻訳性能や機能を考えるとかなり安いです。
ポケトークWは、家電量販店やポケトーク公式通販で購入できます。おすすめはポケトーク公式通販です。
・「操作ガイドDVD」「ACアダプター」「海外変換プラグ」が付属
・名前やイラストなどを印字したオリジナルポケトークを注文できる
・ポケトーク専用ケースを購入できる
・ワイド延長保証サービスあり
・送料無料
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ポケトークセンターも使うと便利
ポケトークセンターとは、ポケトークWの翻訳履歴をパソコンやスマホで確認できるサービスです。アカウントを登録すれば、無料で利用できます。
ポケトークセンターを使うことで、翻訳テキストをコピーしたり、パソコンの大きな画面で見たり、使い方の幅が広がります。
注意点|iPhoneやAndroidの翻訳アプリとの違い
ポケトークWは、Android OS 8.1のカスタマイズOSが使用されています。
ただし、Androidのスマホ端末のように、Google Playから、別のアプリをダウンロードして使用することはできません。Androidのスマホ端末やiPhone、Windowsとの大きな違いは、ポケトークSは、翻訳に特化した機器であることです。
翻訳に特化していることで、サッと取り出して使うのに便利。余計な機能が付いていないので、語学学習にも集中できます。また「会話」することを重視して開発されていて、リアルな場面で使いやすいです。「海外旅行や外国人と話すときに不安」という方にとって、強い味方になってくれます。
また、ポケトークWがあることで、スマホを使いながら翻訳できるのもメリットです。
ネット接続できるので、古くなれば最新のバージョンにアップグレードすることも可能です。
まとめ
ポケトークWは、以下のようなメリットがあります。
・計75言語の翻訳が可能
・価格が安い
ハイエンドモデルのポケトークSと翻訳性能は同じです。ポケトークWは「性能がよく安い翻訳機がほしい」という方におすすめです。
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