不思議な生態にびっくり!奈良公園の鹿を見に行ってきました!
奈良といえば東大寺や平城京のような歴史が数多く残る街として有名ですが、それらと同じくらい有名なのが奈良公園にいる鹿です。先日に参加した奈良マラソンの帰りに見に行ってきました。
子どもの頃は、ただ鹿がいることが楽しかった記憶しかないんですが、大人になって冷静にみると、本当にたくさんの鹿がいてびっくりしました。しかも道路に寝そべっていたり、観光客の食べ物にがっついたり・・・。そんな奈良公園の鹿の不思議な生態を調べつつ、写真付きで鹿の様子を紹介します!
アクセス
電車でも車でもOKです。奈良の中心部のためアクセスは良好ですね。
奈良公園一帯は、東大寺や奈良の大仏、奈良国立博物館など見所の多い場所です。鹿はこのあたり一帯を中心にいろんなところで出くわします。公園にいる野生動物ですので触れ合うのは、もちろん無料です。
交通機関では、近鉄奈良かJR奈良駅から歩いてすぐ。車の場合も、駐車場が至る所にあります。ただし、観光シーズンや夕方頃は渋滞になることもあるので注意してください。
詳しくは、奈良公園アクセスナビをご覧ください。
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奈良公園の鹿
ここからは実際に見てきた奈良公園の鹿を紹介します。
奈良公園に入るとすぐに鹿の群れを見つけました。探すというよりそこら中にいます。それもそのはずで、公園には約1,200頭もの鹿が生息しています。
近くに寄ってみます。こんな街中で大型動物を見られるのは、本当にすごいことです。
凛々しい鹿の顏をアップで。
奈良公園の鹿は、所有者がいない野生動物。つまり飼育されていません。
そのため、自由にふれあえるからといって、むやみに手を出すと「かむ」「たたく」「突く」「突進」のような攻撃をされ大変な目にあいます。秋の発情期や春の出産期を過ぎた頃は特に注意が必要です。
油断しているとベビーカーの荷物や持っていたカバンを突然に荒らされました。お菓子や食べ物を入れている場合は気をつけてください。
鹿は、シバや木の実などの植物を食べているため、人間が食べる食べ物をあたえてはいけません。誤飲すると病気になる可能性があります。
どうしてもエサをあげたくなったら鹿せんべいを買いましょう。いろんなところでおばちゃんが150円で売っています。鹿にとっては、いいおやつになります。ただし、鹿せんべいを解き放つと瞬く間にすごい数の鹿が群がってくるので、驚かないでくださいw。
むき出して売られている鹿せんべいには見向きもしません。近づくとおばちゃんに怒られるそうで、勝手に食べたりはしないようです。
また、食べ物を食べたら当然「フン」をするため、そこら中に黒くて丸っこいフンがボロボロ落ちています。でも、人の手では掃除はしていないそう。理由は、シカのフンをエサにするコガネムシが処理してくれているようです。
ちなみに公園内のシバも鹿が食べてくれるためシバ刈り作業をしていません。フンといいシバといい上手く自然が回っているようですね。
人に慣れていますが環境にも慣れていて、道路も普通に歩いています。これが問題となっていて、交通事故で命を落とす鹿も少なくありません。
日なたぼっこをする鹿の群れ。鹿は群れで行動し、大きな群れでは、およそ200頭にもなるようです。
角があるのはオスだけ。江戸時代から始まった「鹿の角きり」という鹿の角を切る行事もあります。
小鹿は、小さくてかわいいです。毛がフワフワしていました。
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奈良公園のスポット
総面積がおよそ660ヘクタールもある奈良公園。鹿以外にも見どころの多いスポットです。今回、周ったところをいくつか紹介します。
東大寺の南大門。巨大です。
南大門の左右には、迫力のある金剛力士像が立っています。
東大寺中門。この先に東大寺や大仏殿があります。
奈良国立博物館。国宝や様々な特別展が見られます。
もちろんこれらの国宝指定・世界遺産登録物件の周辺にも鹿はいますw。
まとめ
奈良の歴史を感じながら鹿も見られて面白いスポットでした。街中に鹿がいるなんて、本当にすごい光景ですよね。
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