ロサンゼルスの交通系IC「TAPカード」の買い方・使い方・価格を紹介
アメリカのロサンゼルスでは、TAPカード(トランジットアクセスパス)という交通系ICカードで、電車やバスなどに乗ることができます。
一度購入すれば、チャージして繰り返し使えます。ロサンゼルス旅行や出張に便利で、私も購入しました。
このページでは、TAPカードの買い方や使い方、価格などを紹介します。
目次
TAPカードとは
TAPカードは、カリフォルニア州ロサンゼルス郡内の公共交通機関で使える交通系ICカードです。
日本でいうところのSuicaやPASMO、ICOCAなどと同じようなものです。
あらかじめ金額をチャージしておくと、電車やバスで現金を用意しなくとも乗ることができます。
TAPカードが使える交通機関
TAPカードは、ロサンゼルス圏の以下の交通機関で利用できます。
・Antelope Valley Transit Authority (AVTA)
・Baldwin Park Transit
・Beach Cities Transit
・Burbank Bus
・Carson Circuit
・Compton Renaissance Transit System
・Culver CityBus
・Foothill Transit
・Gardena GTRANS
・Glendale Beeline
・Glendora Transportation Division
・Huntington Park Transit Unlimited
・LA County Department of Public Works
・LADOT Transit
・Lawndale Beat
・Los Angeles World Airports (LAWA)
・Long Beach Transit
・Metro
・Montebello Bus Lines
・Monterey Park Spirit Bus
・Norwalk Transit
・Palos Verdes Peninsula Transit Authority
・Pasadena Transit
・Santa Clarita Transit
・Santa Monica Big Blue Bus
・Torrance Transit
※利用できる交通機関は変更になる可能性もあります。詳しくはTAPカード公式サイトより各交通機関の利用方法をご覧ください。
ロサンゼルス旅行でよく利用する交通機関は、メトロレール(地下鉄)、メトロバス(路線バス)、DASH(路線バス)、Big Blue Bus(路線バス)あたりになるかと思います。
Angels Flight Railwayは、距離が約91mしかない、世界で一番短い鉄道と言われています。移動手段というよりかは、観光スポットです。
スポンサードリンク
TAPカードの価格
TAPカードは、物理カードの場合、1枚$2.00の発行手数料がかかります。TAPアプリを利用する場合は、発行手数料は無料です。
購入後は、券売機やアプリで、お金をチャージして使います。
なお、メトロ(地下鉄・バス)を利用する場合、TAPカードを使用すれば、通常運賃の1日当たりの上限は$5.00、1週間は$18.00に設定されます。上限に達すると、運賃は加算されません。
メトロ(地下鉄・バス)の運賃は、1回一律$1.75です。
例えば、1日の場合は、1回目・2回目$1.75、3回目$1.50、4回目以降は料金が加算されずに、$5.00で乗り放題になります。何度も乗る場合はお得です。
以前は、メトロの1日乗り放題の1-Day Passや7日間乗り放題の7-Day Passがありました。しかし、2023年7月より運賃上限が設定されたので、乗り放題パスはなくなっています。
※手数料や運転の仕組みは変更になることもあります。詳しくはTAPカード公式サイトをご覧ください。
スポンサードリンク
TAPカードの買い方
メトロレールの券売機で購入する
TAPカードは、メトロレール(地下鉄)の券売機で購入できます。
私は、ダウンタウンにあるユニオンステーションの駅で購入しました。メトロレールの駅の改札付近に、券売機があります。
2023年7月より、1-Day Passや7-Day Passは廃止されたので画面が変わっているかもしれません。参考としてご覧ください。
TAPカードを持っていない場合は、先にTAPカードを購入しましょう。TAPカードの買い方は、まず券売機でEnglishを選択(Aのボタン)します。
TAPカードを新規で購入する場合は、Buy a TAP Cardを選択(Aのボタン)します。すでにTAPカードを持っている場合は、Reload your TAP Cardを選択するとチャージに進みます。
Passesを選択(Aのボタン)します。
購入したい乗車券を選択します。
料金を確認します。上記は1回券とTAPカードを選択しています。
クレジットカードまたは現金で支払いをします。券売機に、クレジットカードや現金の差込口があります。TAPカードにチャージする場合は「tap」と書かれたところに、TAPカードをかざします。
支払いが完了すると、受取口からTAPカードが出てきます。
TAPカード(物理カード)は、次項で紹介する公式アプリに連携できます。カード番号を入力することで、残高を確認できます。
アプリで購入する
TAPカードは、アプリ(TAP App)でも購入できます。アプリ上で、クレジットカードからチャージすることもでき楽です。
なお、アプリの登録画面で、住所や電話番号を入力する必要があります。アプリの仕様上、日本の住所や電話番号が入力できない場合は、ホテルや滞在先の連絡先を入力しましょう。
詳しくはTAPカード公式サイトをご覧ください。
AndroidはGoogle Play、iPhoneはApp Storeよりダウンロードしてアプリをチェックしてみてください。アプリのダウンロードは無料です。
Transit • Subway & Bus Times
Transit App, Inc.無料posted withアプリーチ
その他の購入方法
TAPカードは、ロサンゼルスのセブンイレブンやスーパーマーケットなど、何百ものTAP vendorで購入することもできます。
詳しくはTAPカード公式サイトをご覧ください。
ロサンゼルス国際空港付近で買いたい方はVendor Locations|TAPカード公式サイトより、「ロサンゼルス国際空港の郵便番号:90045」を入力すると、空港付近で買える場所も確認できます。
TAPカードの使い方
メトロレール(地下鉄)の場合
TAPカードの使い方は、電車の駅やバス内に設置されているカードリーダーに、TAPカードをタッチします。
メトロレールの改札口には、ゲートがあります。TAPカードのイラストが描かれた場所にカードをかざすと通れます。パイプに荷物が引っ掛からないように注意してください。
ゲートがない駅では、TAPカードのマシーンにかざせばOKです。かざさないまま電車に乗ると、無賃乗車になってしまうので、注意しましょう。駅のどこかに必ずあります。
駅を出るときは、TAPカードをかざす必要はないです。そのまま改札を出てOKです。一律料金なので、降りる駅を間違えても追加料金や乗り越し精算をする必要がありません。
路線バスの場合
路線バスの場合は、バスの前の扉から乗車し、運転手の近くにあるカードリーダーに、TAPカードをタッチします。
降りるバス停の手前で、車内の窓に沿って張ってある紐を軽く下に引っ張ります。次のバス停で人が下りることを運転手が認識し、止まってくれます。日本のバスようにボタンではありません。
バス停に着いたら、バスを降りましょう。一律料金なので、TAPカードをかざす必要はないです。
不安な方は送迎やツアーを利用する
ロサンゼルスのメトロレールは治安が悪いとされていて、日本とは環境が全く違います。
乗客も少なく、異臭もひどいです。ホームレスも多く乗っています。ただ、日中だったこともあり、メトロのスタッフさんが案内してくれて、問題なく乗れました。
不安な方は、メトロを利用せず、Uberやツアーを利用しましょう。海外現地オプショナルツアー予約サイトでは、空港からホテルの送迎サービスや空港発のツアー、観光バス、レンタカーなどを予約できます。以下サイトは、日本語予約に対応しています。
- KLOOKのキャンペーン情報
- KLOOKのクルックの日クーポンでは、毎月9日と6日に最大9%OFFになるクーポンが配布されます。
↓公式Webサイトをみてみる↓
航空券、ホテルと一緒に予約したい方は、HISやジャルパックがおすすめです。空港送迎付きプランがあります。
↓公式Webサイトをみてみる↓
まとめ
TAPカードは、以下のような特徴があります。
・発行手数料は$2.00(アプリでの利用は無料)
・駅の券売機やアプリで購入できる
・使い方はカードリーダーにタッチするだけ
TAPカードを使えば、現金を用意する必要がなく、交通機関に乗車するときに楽です。私も何度も利用しました。
旅行サイト関連のお得情報
内容は変更になる可能性もございます。利用の際は公式サイトの確認をお願いします。