サンライズ瀬戸・出雲のシングルに乗ってきました|設備・料金・他の部屋との違いを紹介
サンライズ瀬戸・出雲は、山陰エリアまたは四国エリアから、東京までを結ぶ寝台列車です。
いろいろなタイプの個室や座席があり、私は個室のシングルを予約して利用しました。ベッド付きで一人で過ごすには十分な広さでした。
このページでは、サンライズ瀬戸・出雲のシングルの設備や料金、他の部屋との違いを紹介します。
サンライズ瀬戸・出雲のシングルの設備
今回は、サンライズ瀬戸・出雲のB寝台個室シングルを予約しました。シングルは、5号車・12号車、6号車・13号車、7号車・14号車となっています。
シングルがある車両は、2階建てとなっていて、1階と2階があります。
1階と2階は、車内にある階段で行くことができます。
シングルは、個室です。ホテルのように車両内に部屋が並んでいて、暗証番号で施錠できるドアもあります。
私は、シングルの2階を利用しました。室内には、部屋いっぱいに、ベッドがあります。私は身長171cmほどですが、余裕を持って眠れました。
ベッド横にはスペースがあり、荷物を置けます。壁際には、クッションがあり、もたれても背中が痛くなりにくいです。
ベッド上には、テーブルと鏡がありました。テーブルは、食事をしたり、ノートパソコンで仕事をしたりすることもできます。
鏡があることで、個室内で身支度もしやすくなっています。
鏡横には、コンセントがあり、スマホやパソコンの充電も可能です。新幹線のようなフリーWiFiはなかったです。
ハンガーもあり、ジャケットやコートもかけられます。
ベッドサイドのボタンで、常夜灯、室内灯、ヒーターの強弱、時計、アラームを調整できます。
ベッドの上は、広々とした窓があります。
私は、2階席でしたが、窓がカーブを描いていて、上まで見上げられる感じがよかったです。景色を見るには、最高でした。
天井も、しっかり高さがあり、圧迫感は感じなかったです。
なお、1階席はホームのやや下、2階席はホームよりかなり高い位置にあります(一部、平屋のシングルもあります)。
深夜は大丈夫ですが、朝の東京は通勤の時間帯で、人が多くいます。プライベートを見せたくなければ、カーテンを閉めておいた方がいいかと思います。
全体的には、立って動けるスペースがある分、カプセルホテルよりは快適でした。
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アメニティ
寝具(枕と毛布)、パジャマもあります。毛布は薄いですが、ヒーターの強弱を調整でき、寒さは感じませんでした。
スリッパもありました。靴を脱いで、トイレやシャワーに行くときに便利です。
プラスチック製のコップもあります。
B寝台個室シングルは以上です。歯ブラシやひげそりといったホテル並みのアメニティはないです。
シングルデラックス(A寝台)の利用者のみ、歯ブラシや綿棒、タオル、ひげそりといったアメニティがつくようです。
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共用の設備
シャワールーム
サンライズ瀬戸・出雲には、シャワールームがあります。
シャワールームは、販売機でシャワーカードを購入すれば誰でも使えます。価格は1枚330円です。なお、シングルデラックス(A寝台)の利用者はシャワーカードが無料でもらえます。
ただし、シャワールームは人気があり、カードが売り切れる可能性があります。どうしても入りたい方は、電車に乗ったら、早めにカードを買いに行きましょう。おそらく、電車内の水の量に限界があり、無限に水が出るわけではないからだと思います。
なお、シャワールームにタオルはなく、販売もありません。シャワーを利用するなら、必ずタオルを持参しましょう。
洗面台・トイレ
共用で使える洗面台とトイレ、ゴミ箱もあります。
自動販売機
サンライズ瀬戸・出雲には、食堂車や売店はありません。夜食や朝食を食べたい方は、電車に乗る前に駅のコンビニなどで調達しておきましょう。
売店はないですが、自動販売機はあります。ただ、ミネラルウォーターとコーラは売り切れていました。購入して持ち込んだ方が無難です。
ラウンジ
サンライズ瀬戸・出雲には、ラウンジがあります。窓際を向いた方に席があり、景色を見ながらくつろげます。
シングルの料金
サンライズ瀬戸・出雲は、寝台料金 + 特急料金 + 運賃で料金が決まります。
特急料金と運賃は、どの部屋を利用しても同じです(ツインの場合は2人分かかります)。
どの部屋を利用するかで、寝台料金が異なり、合計の運賃も変わってきます。以下は、大阪から東京までの、料金の比較です。
サンライズツイン(B寝台個室):39,140円(15,400円)
シングルツイン(B寝台個室):38,840円(15,100円)
シングルデラックス(A寝台個室):25,850円(13,980円)
シングルツイン(B寝台個室):21,470円(9,600円)
シングル(B寝台個室):19,570円(7,700円)
ソロ(B寝台個室):18,470円(6,600円)
ノビノビ座席:12,400円(530円)
※カッコ内は寝台料金です
※特急料金は2,960円、運賃は8,910円です(ツインの場合は2人分かかります)。
※料金は変更になる場合もあります。JRおでかけネット公式サイトをご覧ください。
大阪から東京の新幹線指定席料金は、14,520円です。ノビノビ座席以外は、新幹線よりも料金は高いです。
サンライズ瀬戸・出雲は、夜に出発して、朝に着きます。ホテルに1泊することを考えれば、割安にも感じます。
他の部屋との違い
シングル(B寝台個室)のワンランク下の部屋に、ソロ(B寝台個室)があります。1,100円安いです。
ソロは、個室内に小さな階段があり、その上にベッドがあります。シングルと比べると狭くなっています。
シングルツインは、2段ベッドがある個室です。1人または2人で利用できます。下段は、ベッドのシーツを外して、座席にすることもできます。1人利用なら上下を使えるので、十分な広さがあります。
サンライズ瀬戸・出雲で、一番安い席が、ノビノビ座席です。上段と下段があり、カーテンはあるものの個室にはなっていません。つまり、隣のスペースに人が寝ています。
足を延ばして寝れますが、ベッドではなく、カーペットとなっています。隣の人のいびきや貴重品の心配がある方は、個室をおすすめします。
予約・切符の購入方法
サンライズ瀬戸・出雲は、以下の予約・切符の購入方法があります。
・みどりの窓口で購入する
・JRおでかけネットで予約する
・えきねっとで予約する(ノビノビ座席のみ)
サンライズ瀬戸・出雲は、部屋によっては予約がとりずらくなります。早めに予約購入しておくのがおすすめです。
クラブツーリズム、近畿日本ツーリスト、JTBでは、サンライズ瀬戸・出雲で行く宿泊付きのツアーを予約できます。寝台列車の旅をしたい方におすすめ。下記、各旅行会社のWebサイトで「サンライズ」と検索すると、該当ツアーを探して予約できます。
・クラブツーリズム(宿泊付きツアー)
・近畿日本ツーリスト(宿泊付きツアー)
・JTB(宿泊付きツアー)
まとめ
サンライズ瀬戸・出雲のシングルは、個室となっていて、寝るだけなら十分な広さ。
テーブルやコンセントもあってよかったです。大きな窓からは、寝転びながら景色を見ることもでき、一味違った旅を楽しめます。
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