シアトルの交通系IC「オルカカード」の買い方・使い方・価格を紹介
アメリカのシアトルでは、オルカカード(ORCA card)という交通系ICカードで、電車やバス、モノレール、フェリーなどに乗ることができます。
一度購入すれば、チャージして繰り返し使えます。シアトル旅行や出張に便利で、私も購入しました。
このページでは、オルカカードの買い方や使い方、価格などを紹介します。
目次
オルカカード(ORCA card)とは
オルカカード(ORCA card)は、ワシントン州ピュージェット湾地域(シアトルなど)の公共交通機関で使える交通系ICカードです。
日本でいうところのSuicaやPASMO、ICOCAなどと同じようなものです。
あらかじめ金額をチャージしておくと、電車やバスで現金を用意しなくとも乗ることができます。
オルカカードが使える交通機関
オルカカードは、シアトル圏の以下の交通機関で利用できます。
・リンクライトレール(Link light rail)
・サウンダー(Sounder train)
・シアトルストリートカー:路面電車
・シアトルセンターモノレール
など
・メトロ(King County Metro)
・ラピッド・ライド(RapidRide)
・サウンド・トランジット・エクスプレス(Sound Transit Express)
・ピアース・トランジットの交通機関
・キトサップ トランジットの交通機関
など
・キング群水上タクシー
など
※上記以外にも利用できる交通機関があります。詳しくはシアトル運輸局公式サイトより各交通機関の利用方法をご覧ください。
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オルカカードの価格
オルカカードは、発行手数料として$3.00がかかります。
※以前は$5.00だったようですが2022年より値下げされています。変更となるかもしれませんのでORCA card公式サイトをご覧ください。
旅行であまり使わないなら、割高に感じるかもしれません。しかし、オルカカードを利用すれば、2時間以内の乗り換えなら、初回の運賃のみで乗車できる割引制度があります。
そのため、電車やバスを何度か利用するのであれば、オルカカードを発行した方がお得な場合もあります。私は、記念の意味と便利さを考えて購入しました。
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オルカカードの買い方
リンクライトレールの券売機で購入する
オルカカードは、リンクライトレールの券売機などで購入できます。
シアトル・タコマ国際空港には、リンクライトレールのSeaTac/Airport駅があります。飛行機でシアトルに行く方は、SeaTac/Airport駅の券売機で購入するのがおすすめです。
新規でオルカカードを買うには、券売機で「Buy a new ORCA card」を選択します。「Load your ORCA card」を選択するとチャージができます。
「Add Money」を選択すると指定の金額をチャージできます。「Add a Pass」を選ぶと乗り放題パスを購入できます。
チャージする金額を$5.00~$100.00から選べます。私は試していないですが「Other」のボタンもありました。任意の金額もチャージできるかもしれません。
支払金額を確認します。上記写真は、オルカカードの発行手数料$3.00 + チャージする金額$20.00が表示されています。
私は、空港からリンクライトレールに乗ったり、シアトル内で路線バスに乗ったりする予定でしたので、多めにチャージしました。
支払金額に間違いがなければ「Pay」ボタンを押します。
支払い方法は、Cash(現金)またはCredit card(クレジットカード)から選べます。
券売機にある差込口に、現金またはクレジットカードを入れて支払いをします。私は、クレジットカードで支払いました。
支払いが完了すると、券売機からオルカカードが出てくるので、受け取りましょう。
アプリで購入する
オルカカードは、myORCA appというスマホアプリや公式サイトからでも購入できます。
AndroidはGoogle Play、iPhoneはApp Storeよりダウンロードしてアプリをチェックしてみてください。アプリのダウンロードは無料です。
オルカカードの使い方
オルカカードは、電車の駅やバス内に設置されているカードリーダーに、オルカカードをタッチします。
ORCA公式サイトでは、どの交通機関で、乗るとき、降りるときにタッチが必要かがわかります。
リンクライトレール(電車)の場合|乗る駅と降りる駅でタッチ|
リンクライトレール(電車)の場合は、乗る駅と降りる駅で、カードリーダーに、オルカカードをタッチします。
まずは、乗る駅で、カードリーダーにタッチします。
電車に乗ります。
降りる駅でも、カードリーダーにタッチします。
リンクライトレールは乗車区間によって、運賃が異なります。そのため、乗る駅と降りる駅でタッチする必要があるのだと思います。
路線バスなどの場合|乗るときのみタッチ
路線バスやシアトルセンターモノレールなどの場合は、乗るときにだけ車内のカードリーダーに、オルカカードをタッチします。
路線バスやシアトルセンターモノレールは、均一運賃です。そのため、乗るときにだけのタッチでOKです。降りるときにタッチは必要ありません。
タッチを忘れると罰金がある
リンクライトレールの場合は、日本の駅のように、改札がありません。そのため、容易に電車に乗れてしまいます。
しかし、オルカカードのタッチを忘れたり、無賃乗車をしたりした場合は罰金があります。
車内で抜き打ち検査をやっていることがあり、ばれると罰金の支払いが必要です。必ずオルカカードをタッチするのを忘れないようにしましょう。
路線バスの場合は、運転手の横にカードリーダーがあります。運転手が都度、確認しているので、タッチを忘れることはないと思います。
オルカカードの残高確認方法
オルカカードの公式アプリ「myORCA app」では、カード番号を入力することで、残高を確認できます。
AndroidはGoogle Play、iPhoneはApp Storeよりダウンロードしてアプリをチェックしてみてください。アプリのダウンロードは無料です。
または、交通機関によっては、カードリーダーにタッチした時に、残高が表示される場合もあります。
オルカカードでの乗り換えがお得
オルカカードでは、最初に乗った交通機関から2時間以内の乗り換えなら、次に乗る交通機関の運賃が加算されません(例外はあるかもしれません)。
例えば、リンクライトレールに乗って下車。2時間以内に、路線バスに乗り換える場合、路線バスの運賃は無料になりお得です。
詳しくはシアトル運輸局公式サイトをご覧ください。
不安な方は送迎やツアーを利用する
不安な方は、交通機関を利用せず、Uberやツアーを利用しましょう。海外現地オプショナルツアー予約サイトでは、空港からホテルの送迎サービスや空港発のツアー、観光バス、レンタカーなどを予約できます。以下サイトは、日本語予約に対応しています。
各サイトで取り扱いツアーが異なります。自分に合ったツアーを探してみてください。
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まとめ
オルカカードは、以下のような特徴があります。
・発行手数料は$3.00
・駅の券売機やアプリで購入できる
・使い方はカードリーダーにタッチするだけ
・2時間以内の乗り換えなら次の交通機関の運賃が加算されずにお得
オルカカードを使えば、現金を用意する必要がなく、交通機関に乗車するときに楽です。私も何度も利用しました。
他の乗客もオルカカードを使っている人がほとんどでした。
旅行サイト関連のお得情報
内容は変更になる可能性もございます。利用の際は公式サイトの確認をお願いします。