早さ?それとも安さ?関西国際空港までの行き方と交通手段
海外旅行や国内旅行で、関空(関西国際空港)に行く機会はありますよね。私も、ハワイ旅行や東京出張でよく利用しています。
関空までの交通手段は電車、バス、タクシー、車、レンタカーがあります。到着までの早さや料金を比較して検討しましょう。
このページでは、関西国際空港までの行き方と交通手段を紹介します。なお、「関空から」も「関空へ」も両方の場合で参考にしていただけます。
目次
関西国際空港の場所と行き方
〒549-0001 大阪府泉佐野市泉州空港北1
関西国際空港は、大阪南部の泉佐野市にあります。大阪市内や京都、神戸からは遠いので注意してください。
例えば、大阪駅から、JRの関空快速で向かう場合は、約1時間5分ほどかかります。京都や三宮など、場所によっては1時間半~2時間ぐらいかかることもあります。
飛行機に乗る場合、または観光での目的地への到着には、時間に余裕を見ておきましょう。
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関西国際空港へ電車で行く|利便性が最もいい
関西国際空港への行き方として、最も利便性がいいのは、電車です。主に以下のメリットとデメリットがあります。
・一日の本数が多く、乗る時間を気にしなくていい
・早朝から夜まで便がある
・到着時間が速い
・指定席を予約できる特急あり
・料金が安い
・特急に乗ると料金が高くなる
・利用客が多く、混雑すると立ちっぱなし
・荷物が多いと駅の階段がしんどい
・乗り換えがわかりにくい
電車は、時間帯によっては混雑します。大阪から、立ちっぱなしも十分にありえます。重たいスーツケースや荷物があれば、移動が大変になることも。
しかし、本数が多く、到着時刻に余裕さえ見ておけば、あわてずスムーズに乗車できます。いつでも気軽に乗れるのがメリット。また「JR特急はるか」や「南海電鉄 特急ラピート」なら、指定席も予約できます。
JR|関空快速・特急はるか・紀州時快速・紀勢本線特急
JRは、どこへ行くのも便利。新大阪や京都、神戸方面のアクセスも良好です。
JRは、以下の快速や特急を利用しましょう。
列車名 | 所要時間 | 運賃の目安 |
---|---|---|
関空快速 | 約1時間5分 | 1,210円 |
特急はるか | 約52分 | 1,870円~ |
※運賃の目安は、JR大阪駅⇔関西空港駅です。運賃は変更になることもございますので、最新料金はJRおでかけネットをご覧ください。
往復割引きっぷといったお得なきっぷもあります。詳しくは関西国際空港公式サイトをご覧ください。
関空快速|大阪市内、神戸方面へ
関空快速は、座席料金がかからないので、運賃が安いです。大阪市内⇔関空へ向かう方におすすめ。
神戸方面へは、大阪梅田でJRや阪急電鉄、阪神電車といった路線に乗り換えましょう。京都や奈良方面は、大阪市内から京阪電車や近鉄電車を利用する手もあります。
ただし、指定席がなく、混雑することも多いです。
特急はるか|京都、滋賀方面へ
滋賀県の米原駅から、関西空港駅を結ぶ特急列車です。早いので、京都や滋賀県方面のアクセスに便利。
特急はるかは、自由席、指定席、グリーン車で座席料金がかかります。そのため、関空快速より運賃は高くなります。
大阪市内からであれば、関空快速も特急はるかも所要時間に大きな違いがありません。安く乗りたい方は、関空快速でいいと思います。
指定席に座りたい方や京都、滋賀方面へのアクセスは特急はるかを利用するといいでしょう。予約方法については、JRおでかけネットをご覧ください。空きがあれば、当日でも窓口などで購入できます。
和歌山方面へ
和歌山方面へは、紀州時快速や紀勢本線特急が運行しています。ただし、関西空港駅へ直接乗り入れてはいないので、各駅での乗り換えが必要です。
南海電鉄|急行・特急ラピート
南海電鉄は、主に大阪南部を走っている私鉄です。なんばや天王寺、堺方面のアクセスに便利。
また、近鉄電車を利用しての、奈良や京都方面のアクセスも、なんばで乗り換えられて便利です。
南海電鉄は、以下の急行や特急を利用しましょう。
列車名 | 所要時間 | 運賃の目安 |
---|---|---|
急行 | 約46分 | 930円 |
特急ラピート | 約40分 | 1,450円~ |
※運賃の目安は、南海なんば駅⇔関西空港駅です。運賃は変更になることもございますので、最新料金は南海電鉄をご覧ください。
ちかトクきっぷやアクセスきっぷといったお得なきっぷもあります。詳しくは関西国際空港公式サイトをご覧ください。
大阪方面へ
急行は、座席料金がかからず安いです。特急ラピートは全席指定席です。座席料金がかかります。
所要時間は、急行でも特急ラピートでも、大きくは違いません。指定席に座りたいかどうかによります。荷物の多さや快適さを基準に、どちらがいいか選びましょう。
我が家は、節約したいので、急行に乗ってます。地元の人も乗っているので、混雑しますし、大きなスーツケースを持っていると目立ちますが。
和歌山方面へ
和歌山方面へは、特急サザンが運行しています。ただし、関西空港駅へ直接乗り入れてはいないので、各駅での乗り換えが必要です。
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関西国際空港でバスで行く|バス乗り場が多い
バスは、関空のバス乗り場まで運行しています。
・関空バス停⇔最寄りバス停で移動が楽
・観光地やホテル近くからの路線もある
・早朝から出ている
・確実に座れる
・料金が安い
・予約できない路線も
・出発時刻に乗り遅れる心配もある
・交通渋滞に注意
・小さな子どもがいるとトイレや泣くと大変かも
バスは、出発時刻に乗り遅れる心配や交通渋滞に巻き込まれる心配もあります。
しかし、関空バス停⇔最寄りバス停を運行しているので、駅のホームの移動や乗り換えの面倒さがなく楽です。快速や特急がとまらない場所からもアクセスできる便利さもあります。
また、確実に座席に座れて、料金が安いのもメリットです。
エアポートリムジンバス
エアポートリムジンバスは、関西空港交通株式会社が運行している空港バスです。新阪急ホテル前のバス停は、いつも行列ができているほど、利用者は多いです。
大阪駅や南港、USJ、神戸、京都、奈良方面と関空を結ぶバスが出ています。観光地やホテルの近くを運行する路線があれば便利。
ただし、予約可能な路線と予約できない路線があるので、注意してください。予約できない路線は、先着順になります。乗車券は、券売機などで購入できます。
詳しくは、関西空港交通公式サイトをご覧ください。
関西国際空港へタクシーで行く|移動が楽
自宅やホテルから関空へ行く場合や急ぎの場合は、タクシーを利用することもあるでしょう。メリットとデメリットは以下です。
・予約できる
・早朝深夜もOK
・関空バス停⇔自宅・ホテルで移動が楽
・プライベート空間で移動できる
・重たい荷物があっても楽
・1台あたりが高くても人数で割ると安い
・料金が高い
・交通渋滞に注意
空港リムジンタクシー
駅やホテルでタクシーを拾って乗ると、料金が高くなりがちです。
タクシーを利用する場合は、MKの空港リムジンタクシーが安くて便利です。
予約しておくとホテル・自宅前まで、迎えに来てくれます。24時間対応で、早朝でも深夜でもOK。朝の早い航空便でも、空港近くのホテルに宿泊する手間もかかりません。
また、MKの空港リムジンタクシーは、1台あたりの料金。そのため、乗車人数でわると意外と安いことも。小さな子どもと一緒でも安心ですね。
MKの空港リムジンタクシーは、楽天トラベルから予約できます。
↓公式Webサイトをみてみる↓
関西国際空港へ車・レンタカー|自分のペースで移動できる
関西国際空港には、駐車場があります。そのため、自家用車で行くことも可能です。観光する場合は、レンタカーを借りましょう。
・自分のペースで移動できる
・早朝深夜もOK
・重たい荷物があっても楽
・駐車場料金や高速道路代、ガソリン代もかかって高い
・交通渋滞に注意
駐車場
関西国際空港の駐車場は、一日で2,000円以上もします。1泊程度ならいいですが、長期旅行だと高くなりますよね。
関西国際空港の駐車場を安く利用したいなら、KIX-ITMカードがおすすめです。KIX-ITMカードは、関西国際空港と大阪国際空港をお得に使える会員カードです。年会費無料で発行できます。
精算時にKIX-ITMカードを利用で関空の駐車料金が25%割引になります。
KIX-ITMカードのメリットやデメリットは、以下ページにまとめました。
さらに駐車場料金を安くしたいなら、akippa がおすすめ。akippaとは、月極駐車場の空いている区画や、個人所有の駐車場を誰でも利用できるように、提供してくれるサービスです。
テーマパークや野球場、イベント会場、繁華街など、駐車場が割高な地域でもタイムズなどより安く利用できるとあって、評判が高いです。
関西国際空港の周辺にも、akippaが提供している駐車場があります。安い駐車場だと15分30円、一日最大324円の駐車場があります。
とてつもなく安いです。駐車場の場所や最新の料金は、akippa公式サイト関西国際空港周辺駐車場をご覧ください。
車をとめて、りんくうタウンや泉佐野駅から電車に乗って関西国際空港へ向かえます。電車の料金を支払ってでも安いです。
ただし、何百台もとめられるわけではなく、台数に限りがあります。また、タイムズのようなパーキングではないので、整備されていない駐車場もあります。写真をみて許容範囲なら「安い」という観点では最強です。
akippaの公式サイトから予約できるので、行く予定があれば、早めに予約しておきましょう。
駐車場料金を安くする方法は、以下ページもご覧ください。
レンタカー
観光で関西に来たなら、交通手段をレンタカーにする手もあります。キャンプや田舎など、交通機関が少ない地域への移動が楽です。
また、乗捨できるレンタカーなら、帰りは電車やバスを利用することもできます。
関空にも各レンタカー会社のカウンターがあり、利用受付をしています。確実に乗りたい方は、予約しておきましょう。
以下のレンタカー予約サイトでは、クーポンやポイントが使えたり、レンタカー会社の料金を比較できて便利です。
サイト名 | 特徴 |
---|---|
じゃらんレンタカー | Pontaポイントが貯まる・使えるのがメリットです。じゃらんレンタカーで使える最大10,000円分割引クーポンが配布されています。(配布期間:2024年10月15日(火)まで) |
たびらいレンタカー | 免責補償料、カーナビ、ETC車載器、消費税込のコミコミ価格で、表示されます。実際に必要な料金が、わかりやすいのが特徴です。免責補償料も込みで、探したい方におすすめです。秋のお出かけ特集キャンペーンでは、一部低燃費の車種を500円引きで予約できます。※2024年11月30日(土)まで。 |
楽天トラベルレンタカー | RaCoupon で、レンタカーの割引クーポンが配布されています。また、楽天ポイントが貯まる・使えるのもメリットです。 |
詳しくは、以下ページもご覧ください。
まとめ
関空へは、電車、バス、タクシー、車、レンタカーの交通手段があります。
料金や所要時間など、総合的に利便性がいいのは電車、バスです。料金を節約したい方におすすめ。
タクシー、車、レンタカーに関しては、移動が楽なのがメリット。小さな子どもがいる場合や荷物が多い場合は便利です。
旅行サイト関連のお得情報
内容は変更になる可能性もございます。利用の際は公式サイトの確認をお願いします。