ロサンゼルスの地下鉄「メトロレール」の乗り方|乗車券の買い方・料金・路線を紹介
ロサンゼルスでは、メトロレール(Metro Rail)という地下鉄が走っています。
複数の路線があり、ダウンタウンやハリウッド、サンタモニカなど主要エリアにアクセスできます。
このページでは、ロサンゼルスにある地下鉄「メトロレール(Metro Rail)」の乗り方や乗車券の買い方、料金などを紹介します。
ロサンゼルスの地下鉄「メトロレール」の乗り方
ロサンゼルスの地下鉄「メトロレール」の乗り方を紹介します。
路線やルートを確認する
メトロレールには、以下の路線があります。
- Metro A Line (Blue):Downtown LA – Long Beach
- ブルーライン:ダウンタウンとロングビーチを結ぶ路線
- Metro B Line (Red):Union Station – North Hollywood
- レッドライン:ユニオンステーションとハリウッドを結ぶ路線。ダウンタウンやハリウッド観光に行くのに便利。ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドの最寄り駅もあります。
- Metro C Line (Green):Norwalk – Redondo Beach
- グリーンライン:ノーウォークとレドンドビーチを結ぶ路線。
ロサンゼルス国際空港の最寄り駅であるAviation/LAX駅があります。
- D Line (Purple):Union Station – Wilshire/Western
- パープルライン:ユニオンステーションとウェストレイク/マッカーサー パークを結ぶ路線。
- Metro E Line (Expo):Downtown LA – Santa Monica
- エクスポライン:ダウンタウンとサンタモニカを結ぶ路線。サンタモニカ観光に便利です。
- Metro K Line:Expo/Crenshaw – Westchester/Veterans
- エクスポ/クレンショーとウェストチェスター/ベテランズを結ぶ路線。
ダウンタウンに滞在するなら、ハリウッド行の「レッドライン」やサンタモニカ行の「エクスポライン」は便利です。
メトロレールは、地下鉄ですが、エクスポラインのように地上を走る路線もあります。
なお、ロサンゼルス国際空港から、ユニオンステーションまで運行しているFlyAwayというバスがあります。FlyAwayバスは、ユニオンステーションに発着するため、メトロレールで、移動することもできます。
路線図と各路線の停車駅、時刻表はメトロレール公式サイトで確認できます。
また、Where to?|メトロレール公式サイトを使えば、目的地までの地下鉄とバスのルートを表示してくれて便利です。
公共交通機関のルートがわかるTransitというアプリもあります。AndroidはGoogle Play、iPhoneはApp Storeよりダウンロードしてアプリをチェックしてみてください。アプリのダウンロードは無料です。
Transit • Subway & Bus Times
Transit App, Inc.無料posted withアプリーチ
料金
メトロレールの料金は以下です。
基本運賃:$1.75
1-Day Pass:2023年7月より廃止
7-Day Pass:2023年7月より廃止
30-Day Pass:2023年7月より廃止
通常料金:$0.35(off-peak)、$0.75(peak)
※運賃改定などで料金が変更になることもあります。最新運賃はメトロレール公式サイトをご覧ください。
基本運賃は、1回の乗車の料金です。どの駅から乗っても、どの駅で降りても一律料金でわかりやすく、長距離の移動なら安いです。
なお、以前は1日乗り放題の1-Day Passや7日間乗り放題の7-Day Passがありました。しかし、2023年7月より運賃上限が設定されたので、乗り放題パスはなくなっています。
通常運賃の1日当たりの上限は$5.00、1週間は$18.00に設定されています。上限に達すると、運賃は加算されません。
例えば、1日の場合は、1回目・2回目$1.75、3回目$1.50、4回目以降は料金が加算されずに、$5.00で乗り放題になります。何度も乗る場合はお得です。
乗車券・TAPカードについて
メトロレールでは、紙の切符は廃止され「TAPカード(タップカード)」と呼ばれるICカードが必要となります。
TAPカードは、日本でいうところの交通系ICカード(SuicaやPASMO、ICOCAなど)です。
券売機やアプリでTAPカードにチャージすることで、繰り返し利用ができます。
乗車券・TAPカードの買い方
メトロレールの駅の改札付近に、券売機があります。
TAPカードを持っていない場合は、先にTAPカードを購入しましょう。TAPカードは1枚$2.00です。
TAP Appアプリを利用する場合は、無料です。詳しくはTAPカード公式サイトをご覧ください。
2023年7月より1-Day Passや7-Day Passは廃止されたので画面が変わっているかもしれません。参考としてご覧ください。
TAPカードを含む乗車券の買い方は、まず券売機でEnglishを選択(Aのボタン)します。
TAPカードを新規で購入する場合は、Buy a TAP Cardを選択(Aのボタン)します。すでにTAPカードを持っている場合は、Reload your TAP Cardを選択するとチャージに進みます。
Passesを選択(Aのボタン)します。
購入したい乗車券を選択します。
料金を確認します。上記は1回券とTAPカードを選択しています。
クレジットカードまたは現金で支払いをします。券売機に、クレジットカードや現金の差込口があります。TAPカードにチャージする場合は「tap」と書かれたところに、TAPカードをかざします。
支払いが完了すると、受取口からTAPカードが出てきます(新規購入の場合)。
券売機でチャージするのが面倒な方は、TAP LAアプリより、オンラインでチケットを購入することもできます。
アプリなら、チャージも楽です。また、購入したTAPカードを紐づけることもできます。
AndroidはGoogle Play、iPhoneはApp Storeよりダウンロードしてアプリをチェックしてみてください。アプリのダウンロードは無料です。
改札の通り方・電車の乗り方
駅の場所には、Metro Railと書かれた案内板と乗り入れている路線の色が表示されています。
改札口には、ゲートがあります。TAPカードのイラストが描かれた場所にカードをかざすと通れます。パイプに荷物が引っ掛からないように注意してください。
ゲートがない駅では、TAPカードのマシーンにかざせばOKです。かざさないまま電車に乗ると、無賃乗車になってしまうので、注意しましょう。駅のどこかに必ずあります。
改札を抜ければ、ホームで電車が来るのを待って、電車に乗ればOKです。日本と同じです。進行方向を間違えないようにしましょう。
電車内では、次の駅のアナウンスもありますが、かなり聞き取りにくいです。駅に停車した時に、案内板を見て確認するか、GoogleマップのGPSをオンにしてどの位置を走っているか確認するとわかりやすいです。
駅を出るときは、TAPカードをかざす必要はないです。そのまま改札を出てOKです。一律料金なので、降りる駅を間違えても追加料金や乗り越し精算をする必要がありません。
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不安な方は送迎やツアーを利用する
ロサンゼルスのメトロレールは治安が悪いとされていて、日本とは環境が全く違います。
乗客も少なく、異臭もひどいです。ホームレスも多く乗っています。ただ、日中だったこともあり、メトロのスタッフさんが案内してくれて、問題なく乗れました。
不安な方は、メトロを利用せず、Uberやツアーを利用しましょう。海外現地オプショナルツアー予約サイトでは、空港からホテルの送迎サービスや空港発のツアー、観光バス、レンタカーなどを予約できます。以下サイトは、日本語予約に対応しています。
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まとめ
ロサンゼルスの地下鉄「メトロレール」にはじめて乗るには、まずはTAPカードを購入しましょう(券売機またはアプリ)。
その後は、券売機で、1回券や1日券の料金をチャージすればOKです。メトロレールは、一律料金でわかりやすいです。
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