舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』をとことん楽しむ方法を解説!
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、映画や小説でおなじみのハリー・ポッターを題材とした演劇作品です。
ロンドン公演を皮切りに、ニューヨークやハンブルグなど、世界で展開されてきました。日本では、2022年より、東京のTBS赤坂ACTシアターにて、ロングラン上演されています。
魔法を見事に再現した舞台演出はもちろんのこと、劇場近辺のカフェやグッズショップなど、ハリー・ポッターの世界観を存分に楽しめます。
このページでは、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』を楽しむための情報を徹底解説します。
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※本ページは、ホリプロと楽天トラベル観光体験の取材協力により作成しています。
※本ページの写真は、撮影可能時間に撮ったものです。
目次
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の見どころ
私も舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』を実際に観てきました。
ストーリーのおもしろさはもちろん、テンポの速さや魔法演出が素晴らしく、濃厚な時間を過ごすことができました。
あらすじ
本ページでは、ネタバレにならないように書いています。あらすじについては、軽く触れておきます。
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、ハリー、ロン、ハーマイオニーが、闇の帝王ヴォルデモートから魔法界を救ってから19年後の世界が描かれています。
つまり、ハリーは、大人になっており、子供を持つ父親となっています。
ハリー・ポッターの息子であるアルバス、ドラコ・マルフォイの息子であるスコーピウス。かつてのハリー達と同じように、ホグワーツ魔法魔術学校へと入学します。
ハリーとドラコは、子供の頃からのライバルです。その息子たちが、どのような活躍をするのかも見どころの一つ。
また「親と子」といった単純な絆の話ではなく、タイムターナー(逆転時計)を使った現在と過去を行き来する壮大なストーリー展開となっています。
感想
ストーリーは「ハッピーエンドからの大どんでん返し」「追い込まれた状況からの逆転劇」「序盤からの伏線とその回収」が盛り込まれています。しっかりと作り込まれていて、観ごたえのある内容でした。
そして、ハリー・ポッターといえば魔法です。舞台では、ほうきや家具が浮く、杖から火が出る、衣裳が瞬時に変化するといった仕掛けが盛りだくさん。「歌」や「ダンス」の表現はほとんどないですが、人や道具の動きによるアクションが、散りばめられています。
舞台観劇は、最後まで飽きずに楽しめました。観客が目の前で観ている中、演技をしながら、仕掛けがわからないように魔法が解き放たれる工夫が見事です。
ネタバレになるので、詳細には書きませんが、ハリー・ポッター独特の「闇の恐怖」も、しっかり再現されています(結構、怖いです)。
また、脚本のおもしろさも印象に残りました。息子であるアルバスとスコーピウスのセリフや感情表現は、思春期真っ只中といった感じ。父親になったハリーは、めちゃくちゃ不器用で、アルバスとの衝突が、リアルな親子関係を表しています。私も子供がいますので、ハリーの気持ちは、胸に刺さるものがありました。
ただ、ハリー自身が思春期の頃は、実の父親に育てられておらず、とんでもない悪と戦っていたことから、子供への接し方がわからないのかな、と思いながら観ていました。ちなみに、大人になったドラコは相変わらず嫌な奴ですが、なぜかスコーピウスはピュアに育っています。
正義感は強いが自信が持てないハリー、お調子者だけど友情には熱いロン、真面目で勤勉なハーマイオニー。大人になってからも、子供の頃と変わらない性格も、しっかりと描かれていて、従来のハリー・ポッターファンも、共感できる仕上がりとなっていました。
各キャラクターが、どういう大人になって、どういう悩みを抱えているのか。人間ドラマの部分も、おもしろかったです。
キャストの演技も見どころの一つ。上演時間は、3時間40分(休憩込み)。展開の速さとセリフの多さに「よく演技を覚えているな」と感心しながら観ていました。これも、舞台のおもしろさですね。
私が観たときは、以下のキャストでした。
ハーマイオニー・グレンジャー:木村花代
ロン・ウィーズリー:石垣佑磨
ドラコ・マルフォイ:姜暢雄
ジニー・ポッター:白羽ゆり
アルバス・ポッター:渡邉蒼
スコーピウス・マルフォイ:西野遼
2025年7月以降のハリー・ポッター役に稲垣吾郎、平岡祐太、大貫勇輔の3名が決定し、ますます注目度が上がっています。好きな俳優さんの出演日に合わせて、観に行くのもおすすめ。また、何度も観に行きたい人も、違った俳優さんの組み合わせで、新鮮な気持ちでも楽しめます。
スケジュールやキャストは、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』公式サイトで事前に確認できます。
予習していなくても楽しめる?
私は、ハリー・ポッターの映画はすべて観ており、小説は読んだことがない、という状態で、舞台を観劇しました。
映画しか観ていませんが、舞台のストーリーやキャラクターは、理解できました。
「ハリー・ポッターを全く観たことがない」という方は、映画を観ていく方が、より感情移入できます。
なぜなら、舞台では、過去の名場面が、ストーリーに影響を及ぼしています。映画を観ておくと「あの場面のことか」と、頭に絵を描くことができます。
ハリー・ポッターの映画シリーズは、全8作です。VODやDVDで、以下の順番で、観ておきましょう。
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002年)
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(2004年)
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005年)
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(2007年)
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2009年)
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 1』(2010年)
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2』(2011年)
1、2といった連番がなくわかりにくいですが、公開順に観ておけばOKです。
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ハリー・ポッターの世界は赤坂駅から楽しめる
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、東京都港区にあるTBS赤坂ACTシアターで開催されています。
会場周辺には「Wizarding World Gate」「Wizarding World Street」「Harry Potter Cafe」「ハリー・ポッター マホウドコロ」があり、ハリー・ポッターの世界観が再現されています。
観劇する前や後で、立ち寄って楽しんでみてください。
フォトスポットを楽しむ
電車で行く方は、東京メトロ千代田線の赤坂駅を利用するのがおすすめ。
改札から、会場に向かうまでの道中は「Wizarding World Gate」として、ホグワーツ城の中を歩いているかのような装飾が施されています。
改札を出ると、ハリー・ポッターの映画でおなじみのテーマ曲が流れていて、テンションが上がります。天井や壁、柱など、ハリー・ポッターの世界観を感じられます。
ドビーやフォークスといった妖精や動物のシルエットも描かれているので、探してみてください。
ひときわ目をひくのが、階段の途中に設置されたタイムターナー(逆転時計)です。時間旅行に使用される魔法道具で、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でも、重要な役割を担っています。
ホグワーツの各寮であるグリフィンドール、スリザリン、レイブンクロー、ハッフルパフのフラッグ。いろいろな所に設置されています。
ホグワーツ魔法魔術学校は、組分け帽子により、所属する寮が決定するところから、はじまります。
大量の手紙を運ぶ白フクロウのオブジェもありました。フォトスポットとしておすすめ。
グッズを買う
駅改札から地上に出たところには、Wizarding World Streetがあります。ハリー・ポッターの世界観が展開されていて、異国のような雰囲気です。
「ハリー・ポッター マホウドコロ」では、『ハリー・ポッター』と『ファンタスティック・ビースト』のオフィシャルグッズやマホウドコロ限定商品を購入できます。
店内には、アパレルや食品、文房具、杖、コレクションアイテムがずらり。自分用にも、お土産用にもおすすめです。
劇場では、ローブや各寮を彷彿とさせるアイテムを身に着けたお客さんも多いです。バッグやアクセサリーといったファッション小物を買って、楽しむこともできます。
ショップ内には、フォトスポットとして、キングスクロス駅9と3/4番線の壁をすり抜けるカートがありました。映画では、壁を抜けるとホグワーツ特急のホームがあり、学生たちは列車に乗って、ホグワーツ城へ向かいます。
グルメを味わう
Harry Potter Cafeは、赤坂Bizタワー1階にあるカフェです。
ハリー・ポッターの世界観をイメージしたメニューを楽しむことができます。
カフェ、ディナーの他、「Harry Potter Cafe Window」はテイクアウトでの利用が可能です。観劇前のランチや観劇後の食事、休憩など、様々なシーンで利用できます。
混雑を回避するため、Harry Potter Cafe公式サイトでの事前予約がおすすめです。当日席は、席に空きがある場合のみ利用可能となっています。
劇場内を楽しむ
入場時間になると、TBS赤坂ACTシアターの入り口で、チケットを提示して入場できます。
本や杖が展示されていて、撮影スポットとしてもおすすめです。
壁面のパトローナスとアートワーク。赤坂駅周辺と違って、劇場に入った人しか観られない装飾です。
劇場内には、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の公式グッズを購入できるショップがあります。公演パンフレットもここで買えます。
ドーナツやドリンクを購入できる売店もありました。
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お得にチケットを買う
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、インターネットまたは当日券も購入できます。当日券は、残席がある限りとなり、目当ての席が売り切れている可能性があります。
そのため、インターネットからの事前購入がおすすめです。ホリプロステージ、TBSチケット、楽天トラベル観光体験などで購入できます。
楽天トラベル観光体験は「楽天ポイントが貯まる、使える」「楽天IDでログインできる」といったメリットがあります。楽天ユーザーは、楽天トラベル観光体験での購入がおすすめです。
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まとめ
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、壮大なストーリーと親子の関係を描いた素晴らしい作品でした。
魔法を再現した舞台演出も、見どころです。
劇場周辺には、グッズショップやカフェもあり、舞台と合わせて楽しんでみてください。
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