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払渡し期間内に受け取り忘れた配当金を貰う方法

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うっかりしていました。年末の大掃除で貯まった株関連の郵便物を処分していた時のこと。

未開封の株式会社アイケイの封筒を発見。封を切って捨てようと中身を見たところ、配当金の受け取りに必要な配当金領収書が!!!最近届いた覚えがないので嫌な予感。

配当金領収証の表面に記載されている、受け取りの払渡し期間を確認すると、平成24年8月24日から9月28日まで。今は2013年1月。1年以上も過ぎてしまっています!1株しか保有していなかったので、1,440円ですが、もちろん無駄にするわけにはいきません。

初めてのケースでしたが、調べたところ、この配当金、無事に受け取る事が出来ました!

このように、払渡し期間を過ぎてしまった配当金の受け取り方法を紹介します。

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本来の受け取り方法


まず、配当金の基本的な受け取り方法の紹介です。知っている方は飛ばしてください。

配当金の受け取り方法は会社によって違います。主には、払渡し期間内に、郵便局や銀行での直接受け取り、振込みで受け取ることができます。どの会社も大体同じですが、配当金領収証の裏面に記載された「受領方法」を読みましょう。

僕は、いつも郵便局で直接受け取っていたので、なんの迷いもなく行ったところ、銀行でしか取り扱っていなくて、受け取れなかったことがあります。労力の無駄になるので、事前に確認することをおすすめします。

詳しくは、郵便局の場合「配当金の郵便局での受け取り方法」、銀行の場合は「銀行での配当金の受け取り方法」を参考にしてください。

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払渡し期間経過後の受け取り方法

本題です。配当金の受け取りで、何より注意すべきが、「払渡し期間」。払渡し期間は配当金領収証の表面に「平成◯年◯月◯日から平成◯年◯月◯日まで」と記載されています。その期間は、配当金領収証が届いてから約1か月の場合がほとんどです。通常の受け取りは、この払渡し期間内でしか受け取れません。

ただし、この払渡し期間を過ぎてしまっても焦ることはありません!まだチャンスはあります!

配当金領収証の裏面を見てください。


ここには配当金の受け取りに関わるすべての事が記載されています。
この中の「表記払渡しの期間経過後の受領方法」を確認しましょう。


ここに記載されていることがすべてです。
僕が忘れてしまったアイケイの場合、内容を要約すると、

「受領印」欄に印鑑を押印し、指定の金融機関(この場合、三井住友信託銀行株式会社 の全国の本支店)に行くか、郵送で送付するかで、受け取ることができます。


配当金領収証表面の「受領印」欄への印鑑の押印を忘れないようにしましょう。
印鑑を忘れるとこんな目に合います。
「配当金の受け取りではんこを忘れると・・・」

このようにして払渡し期間内に受け取れなかった配当金が貰えます。
ただし、絶対ではありません!その理由は「最終支払日」です。

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最終支払日


配当金領収証の裏面下部にこんな記載が。

規定で支払開始の日から満3年を経過した場合は、支払いの義務を免れることになる。

この記載があれば3年以上経過しているものは、受け取れる可能性は低いです。
はっきりと明記されているので、支払いを拒まれても法的に根拠がありますので。

念のため、可能性を信じてすぐにIRに問い合わせてみましょう。

僕のケースは一波乱あり面倒なことに

僕の場合は、1年4ヶ月経過だたっため、記載のあった三井住友信託銀行の窓口に配当金領収書に印鑑を押印し持っていきました。三井住友信託銀行は、至る所に店舗があるわけではないですが、たまたま2駅離れた所にあったので。

窓口に行って「期限を過ぎた配当金を貰いたいんです」というと、慣れた感じですぐに受け付けてくれました。しかし、他にお客さんもいないはずなのに、やたらとまたされます。

15分ほど待ってやっと呼ばれると、「申し訳ございません。アイケイの取扱い銀行が、三菱UFJ信託銀行様に変更になっていましたので、当行ではお渡しすることができません」とのこと。

めんどくさいですが、仕方がないので三菱UFJ信託銀行に向かえばいいのですが、実は、聞き間違えておりまして、「三菱UFJ銀行」に行ってしまい、「期限の過ぎた配当金は三菱UFJ銀行では取り扱っておりませんので、おそらく三菱UFJ信託銀行だと思います」と言われ無駄足に。

後日、気を取り直して三菱UFJ信託銀行へ。こちらも店舗数が少ないですが、たまたま職場から2駅離れた所にあったので、昼休みに行きました。信託銀行の店舗は銀行に比べて少ないので困ります。

三菱UFJ信託銀行では、「当行に変更されているのを確認できました」とのことで5分少々で配当金を現金で受け取れました。

僕のケースは取引銀行が代わるという不測の事態で面倒でしたが、本来ならすぐに渡してくれるでしょう。特に面倒な手続きも必要ありませんでした。

まとめ

簡単に整理すると、
払渡し期間内を過ぎた配当金領収証を発見。

裏面の「表記払渡しの期間経過後の受領方法」をチェック。

「最終支払日」をチェック。

受け取り可能の場合、「表記払渡しの期間経過後の受領方法」の記載の通りに行動。

直接受け取りに行く場合は指定の金融機関へ配当金領収証(必須)と印鑑(事前に受領印欄へ押印してたら不要)を持って行く。

窓口で手続き。その場で現金を受け取り完了!

※郵送は経験がないので詳しく説明できずにすみません。
※不明点がある場合は、IRへ問い合わせてください。

今回、配当金の払渡しの期間を過ぎて面倒だと感じたのは、信託銀行に代わったこと。郵便局はそこら中にあるので楽なんですよね。近くに店舗がない人は「表記払渡しの期間経過後の受領方法」に郵送OKの記載がされていたら、その方が楽でしょう。
(信託銀行ではなく、銀行で受け取れる場合もありますが郵便局にはかないません。)

配当金は、配当金領収証が届き次第、早めに受け取ることをおすすめします!

ちなみにアイケイからの株主優待は「アイケイから株主優待が届きました!」で紹介にしたように、コスメセットでした。

まめ

著者:お得情報研究家まめ
お得情報研究家として、テレビ出演多数。大阪在住の男性です。結婚や子育てで、あまりにもお金がかかる割に、安月給で将来が不安に。実体験を元に、消費・投資・浪費に関わるお金の使い方や節約情報を配信しています。お得情報や割引クーポン、コスパのいい商品を探すのが得意。
まめのプロフィール
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