海外で一人旅。「地球の歩き方」が最高のパートナーだった
学生の頃、アメリカの都市を巡る一人旅をしました。
期間は1ヶ月。長距離列車アムトラックとバスで、サンフランシスコ→シカゴ→ワシントンDC→ニューオリンズ→ロスアンゼルス→ラスベガス→ロスアンゼルスの6都市を巡るルートです。
スマートフォンもWifiもない時代。右も左も分からなかった僕をサポートしてくれたのは、ダイヤモンド社から出版されている旅行ガイドブック「地球の歩き方」でした。この本のおかげで存分にアメリカを楽しみ、無事に帰ってこれたのです。
目次
地球の歩き方を買った理由
当時、初めての海外旅行。飛行機に乗ることさえ初めてです。
そこで、通訳の仕事をしている知人にアドバイスを求めました。
僕「アメリカで一人旅をしたいので、何かアドバイスをください」
通訳さん「だったら、地球の歩き方を持って行くと良い。それと海外は危ないから、いい服を着てはダメだ。それくらいかな〜」
・・・以上!
シンプルな助言の通り、地球の歩き方と古着屋で買ったボロボロのリーバイスで、アメリカに渡りました。
地球の歩き方をおすすめしたい7つのポイント
助言は正解でした。本がなければ自信を持って挫折していたと言い切れますw
これ以上、旅に役立つ情報はない!
観光、グルメ、宿泊はもちろん、空港や電車の乗り方、国特有のマナー、地図。本当に役立つ情報がコンパクトにまとめられています。
例えば、アメリカ版では「チップはいくら渡したらいいの?」や「国、特有のマナーは?」など、素朴な疑問にも応えてくれます。
関空からサンフランシスコ国際空港に到着し、真っ先に見たのが地球の歩き方でした。
信頼できるパートナー
地球の歩き方は、旅のプロが厳選した、なによりも信頼できる情報です。インターネットは、正しい情報、誤った情報が入り乱れ、見極めが難しい。
「国版」に加え、「都市版」も。より詳細な情報が得られます。
無計画なバックパッカー(個人旅行)には特におすすめ!
バックパッカーは、自由気ままな旅が面白い。
僕は、アメリカを横断する長距離列車アムトラックの、1ヶ月間乗り放題フリーパスを手にして、旅をしました。
本当に行きたい都市は、シカゴだけだったので、シカゴさえ行ければ後は、自由に旅しようと決めていました。
その際、次の都市を選ぶ基準になったのがアメリカ版地球の歩き方。アムトラックは、一度列車に乗ると1泊2泊は当たり前で、その間、到着する街や次に行く都市を選ぶ楽しみになりました。
それらの楽しみは命あってのこと。僕も何度かお金を盗られる被害に遭いました。小額のため大きな問題ではありませんでしたが、旅行会社のツアーと違い、サポートがないので、日本領事館の場所や連絡先など、頼れる情報が掲載されているのも強みです。
情報に鮮度がある
時代と共に変化する交通機関や宿、新しいスポット。地球の歩き方は、定期的にリニューアルされているので、情報に鮮度があります。
コンパクト
スマートフォン程ではないですが、持ち運びしやすい大きさです。
一度、地球の歩き方に付いていた地図を見ながら街を歩いていたら、変なアメリカ人に話しかけられて、親切に道を教えてくれました。
ただし、地図やガイドブックを広げながら歩く姿は、観光客丸出し。大衆の前ではあまり見ないことをおすすめします。観光客を狙った事件はリアルに起こります。
旅で出会った仲間と情報共有
多くのバックパッカーが集まるユースホステルに宿泊しました。日本人と知り合う機会も。皆、無鉄砲ですが、不安はあるようで、地球の歩き方を見せると、食い入るように、情報を見ていました。地球の歩き方が、コミュニケーションのきっかけにもなります。
充電や電波を気にしない!
スマートフォンやタブレットは、充電が切れてしまえば、使い道がありません。広大な土地なら肝心な時に、電波がつながらない可能性も。言うまでもなく、本ならいつでも、どこでも見られます。
スポンサードリンク
残念なところ
重い
本のため重さがあります。リュックに入れて背負えば、コンパクトなため場所をとらず、重さも軽減されます。
情報に限りがある
情報が集約されているとはいえ、ページに限りがあります。自分の目的とは合っていないかもしれません。ただし、厳選した信頼できる情報として旅のヒントになることは間違いありません。
スポンサードリンク
地球の歩き方
まとめ
今は、スマートフォンもグーグルマップも通信手段もあり便利になりました。ですが、本ならバッテリー切れの心配も無いし、余計な情報まで仕入れることがなくなります。
今も昔もこれからも、地球の歩き方は、海外旅行者にとって最高のパートナーであってほしいです。
旅行サイト関連のお得情報
内容は変更になる可能性もございます。利用の際は公式サイトの確認をお願いします。