赤ちゃんにおしゃぶりは必要?どんなメリットやデメリットがあるのか
赤ちゃん=おしゃぶりのイメージってありますよね。
我が家も、はじめての子供で何を買ったらいいかもよく分からないし、とりあえず買ってみたのです。
でも、現在3歳の我が息子は、新生児の頃からおしゃぶりを全く使いませんでした。
口にくわえてもわずか数十秒でポロンと落っことして終わりです。何度やっても同じなので、たぶんおしゃぶりに興味なかったのでしょう。
うちでは、ほとんど使うことがなかったおしゃぶり。一般的には、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
おしゃぶりのメリットとデメリット
メリット
利点としては精神的安定、簡単に泣き止む、静かになる、入眠がスムーズ、母親の子育てのストレスが減るなどが挙げられる。おしゃぶりの宣伝に使用されている「鼻呼吸や舌や顎の発達を促進する」は現時点では学問的に検証されていない。
親子共に精神的に安定する効果があるようです。
赤ちゃんか泣いている理由は様々。お腹が減っているのか、体調が悪いのか、寂しいのか、眠たいのか。
おしゃぶりで泣き止むのであれば、どんどん使いたい!という親のストレスを軽減させる役割が大きいかもしれませんね。
デメリット
欠点としては習慣性となりやすく、長期間使用すると噛み合わせが悪くなる、子どもがどうして泣いているのかを考えないで使用する、あやすのが減る、ことば掛けが減る、ふれあいが減る、発語の機会が減るなどが挙げられる。
“親子のふれあい”がキーポイントとなりそうです。
おしゃぶりで静かにしてくれれば、子育てのストレスが軽減される反面、ふれあう機会が減ってしまいます。
また、子供としてもおしゃぶりに依存するあまり、それ以外の行動を覚える妨げになりそうです。
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おしゃぶりで夜泣きは解消されるか
メリットのところで”入眠がスムーズ”とありました。となると、夜泣きにも効果があるのでしょうか。
うちは夜泣きが酷かったんです。
抱っこで限界がくると母乳や哺乳瓶でミルクをあげることで、泣き止ませていました。
でも一晩中それだと奥さんが疲れてしまいます。だったら、おしゃぶりも同じ形状だし効果がありそうなもの。
しかし、くわえさせてみてもポロッと落っことして、何の効果もありませんでした。
赤ちゃんをダマすことはできないようです。
うちではこのような結果でしたが、おしゃぶりが好きな赤ちゃんならどうでしょう。確かに寝付きはよさそうです。
でも、そのまま親も寝てしまうと、赤ちゃんはおしゃぶりを長時間くわえたままになります。好きだからずっとくわえているかもしれません。
デメリットのところで、長時間使用すると歯の噛み合わせが悪くなるとありました。それに依存しすぎるとおしゃぶりなしでは寝られなくなるかもしれません。
夜泣きは解消されるかもしれませんが、それ以外のことに気をつけたほうがよさそうです。
心配ならば寝る専用のおしゃぶりもあります。頬へのくい込みを和らげたり、前歯や上あごに配慮した形になっています。
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おしゃぶりをやめさせる時期
おしゃぶりがクセになるとやめさせるというハードルがあります。では、いつやめさせるのが適切な時期なのでしょう。
おしゃぶりの使用は3歳になると急激に減少する。
3歳になると減少するようです。ただし、デメリットを考えると1歳~2歳くらいが適切だと思います。
歯が生え始めるのもこの時期だし、2歳になってくるとイヤイヤ期で親に反抗するようになるからです。自我が芽生える前のできるだけ早い時期がいいでしょう。
ちなみに指しゃぶりは、3歳頃までやめさせる必要がないようですね。
指しゃぶりについての考え方|日本小児歯科学会
まとめ
おしゃぶりは子育てにおいて絶対に欠かせないもの!というわけではではなさそうです。
むしろ、デメリットが多いように感じました。うちもそうですが、全く使わずにすくすく育つ子もいるので、無理に与える必要はないでしょう。
しかし、子育ては不安やストレスが多いもの。おしゃぶりが味方になることもあるかもしれません。
夜泣きがひどいときやなかなか泣き止まないときに「もしかしたらおしゃぶりが役に立つかもしれない」と、どうしても気になるようなら試してみてはいかがでしょうか。
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このページの一部は「おしゃぶりについての考え方|日本小児歯科学会」より引用しています。
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