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12年間勤めた会社を退職して独立しました


その昔「食パンをおいしく食べよう!」という食べたことがないジャムを紹介するブログを運営していました。

何を考えていたのかわかりませんが、お金が絡むとここまで迷走をしてしまう悪い例です。

そんな私が、2017年3月20日で新卒から12年間勤めた会社を退職しました。

いろいろなことがあったのですが、今は感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

先日、開業届を出してきたので、個人事業主でのスタートになります。もうちょっと落ち着いてから、年内には法人化したいと考えています。

今後はサイト運営を主軸として、マーケティングをより深く学んでいきたいと考えています。「ユーザーにとっての価値とは何か」「インターネットでの情報の伝え方」「どうすれば商品が売れるのか」その本質に興味があるんですよね。サイト運営に活かしながら、具体的にどのようにマネタイズして、社会に還元するかはこれから考えていきます。

今回は退職するにあたっての胸の内を書きます。

普段は、ほとんど自分のことについて書かないので、以下、興味がある方はお付き合いいただけましたら幸いです。

会社での仕事

制作会社で3年間を営業、9年間をWeb制作スタッフとして働いていました。企業やお店のWebサイトを作るのが仕事です。

小さな会社で分業制ではなかったので、企画、サイト設計、デザイン、コーディング、WordPressなど、Webサイトを構築するにあたっての一通りの作業は経験しました。

「デザインを集中してやりたいのに」

若い頃はそう思ってたのですが、今思えば浅く広く経験できたことは財産です。

会社を辞めた理由と転機

一言で言ってしまえば「やりたいことをしたいから」が本音です。

ただ、そこに至るまでには、いくつもの葛藤がありました。

実は入社して3ヶ月くらいですでに辞めたかったです。「給料」「残業」「人間関係」「やりがい」。誰もが辞めたいと思うきっかけで、私も例外なくストレスでした。

ただ他にやりたい仕事はなかったし、スキルも、辞める勇気もない。「ネガティブな理由で転職したってどこに行っても同じ」と言い聞かせながら、坦々と毎日の仕事をこなしていました。

それから8年。結婚して子供が生まれ、住宅ローンを組んだことがきっかけで、私の不安が加速しました。

「お金がない」

手取り20万そこそこで「この子を大学に行かせてやれるか」「家族を幸せにできるか」など、不安要素が頭をグルグルと回りました。というのも、私が勤めていた会社は退職金がなく、年の昇給は5,000円、出世するには嫌な上司に媚びをうるしかなかったので、絶望しました。

ただ、幸いにして、それが転機となったのは事実です。これがきっかけで、私自身が「生きるための努力をしていなかったな」って思ったんですよね。

それまでは、「こんなにがんばってるのに、なぜ認めてくれないんだ!!!給料が上がらないんだ!!!」って文句を言ってるだけだった。

会社では上司、同僚、部下、社長、取引先、顧客といった人たちとのやりとりがあります。腹も立つし、憎しみも無限にありました。その一方で感動もあれば、感謝しきれないほどの教えをもらったこともあります。

それぞれの立場や責任、考え方、生き方で繰り広げられる日常は、今思えばどれもが正解だった。たてついたりもしたけれど、そこに自分がどう携わっていくかが大事で、私が12年間で学んだ最も大切なことの一つかもしれません。

そこで、会社に頼るのではなく、自分でお金を増やすために、お金について勉強しました。

図書館に通い詰めて、節約、投資、経済など、お金に関する本を短期間で百冊以上も読み漁りました。

勉強していくうちに、それらの、お金に関する本では「消費」「浪費」「投資」を描いていることが大半だということに気付いたんですよね。

お金のために働くのではなく、お金を働かせる。

バイトのシフトを1時間でも増やせば給料が増えると考えてきた私には、目から鱗だったんです。

それでも会社を辞める覚悟はなかったので、できるだけ、資金を失うリスクが少なく、私が寝ている間も仕事をしている間でもお金が働いてくれる副業を探しました。

そこで私に合っていると感じたのが「株式投資」と「サイト運営」です。

株式投資は100万円投資しても、最悪失うのは100万円です(信用取引していなければ)。ギャンブルのように、制限なくお金が出ていくものでもありません。

サイト運営はアフィリエイトやアドセンスを使えば、ドメインとサーバー代ぐらいの投資です。私はWeb制作が本業だったので、サイトを構築するスキルは持っていました。

株式投資のおもしろさ

まず最初に取り組んだのが株式投資です。

株式投資には、キャピタルゲインとインカムゲインの2種類の利益を上げる方法があります。

キャピタルゲイン・・・値上がり益
インカムゲイン・・・株主優待や配当金

キャピタルゲインは、例えば10万円の株式が15万円になったら5万円の利益という具合に値上がり益を狙う方法です。インカムゲインは、株式を保有していることで配当金や株主優待を得られる方法です。

最初は、120万円の資金ではじめました。しかし、それぐらいの投資額でキャピタルゲインを狙う場合、通常は数千円から数万円、よくて数十万円くらいの利益にしかなりません。それに、私が好きな投資の神様ウォーレンバフェットは、徹底的に会社を分析して、中長期的に株式を保有するスタイル。

しかし、投資経験が浅く、欲にまみれた私はあせってしまいました。

エルピーダメモリの株式が経営不振で安くなっていたとき「これだけ大きな会社だし絶対に復活する」という情報を某掲示板で見て投資。結果的に数十万円が1週間くらいで吹っ飛びました。

情報に振り回されて、好きでもない会社の株を買う。失敗する典型的なパターンですよね。その後、別の株式で取り戻せたので、キャピタルゲインに関しては損もしていないし、得もしていない状態で現在に至ります(最近はあまりやってない)。

それよりも、株主優待や配当金の方がおもしろかった。

こちらも投資額が少ないと、大きな利益にはならないのですが、忘れたころに届く株主優待が単純に楽しかったです。次々と株主優待をもらって、当サイトで紹介していたら、ダイヤモンド・ザイZAIに掲載されました。

株主優待は、あやしいものでもないので「好きな会社の株式を買って中長期で保有」で十分に楽しめると思います。もちろん、株価が低迷すれば、投資額が減る可能性もありますが、好きな会社の株なら納得もできますよね(できないこともありますが)。

ちなみに、ウォーレンバフェットは「お金を借りるときは純資産の4分の1までなら大丈夫」という明確なルールを守っています。あなたが株式投資をするときも「貯蓄額の◯◯%なら大丈夫」というルールを決めれば、大きな資産を失うリスクは減らせられますよ。

株主優待に興味がある人は、以下のページに手順をまとめたので参考にしてみてください。

なお、株式投資はあくまで資産運用であり、生活の柱にするつもりはありません。

サイト運営のおもしろさ

株式投資の他にのめりこんだのが、サイト運営です。私はいくつかのサイトを運営していて、アフィリエイトやアドセンスで広告収入を得ています。

朝の8時半から夜の20時くらいまで会社でWeb制作。帰宅後に深夜2時~3時くらいまで自宅でサイト運営をやってました。一日の大半をパソコンの前で頭を働かせていたので、深夜に目の前が真っ白になり、血尿を出したときは倒れるかと思いました笑。それでも、生活できるくらいにはなったので、しばらくはやっていけそうです。

なお、当サイトを知っている方は、私のことをブロガーと思われているかもしれませんが、そこまで大層なことは考えたことがないです。肩書きよりも単純に「どうすればユーザーに有益な情報を届けられるか」を考えて、コンテンツを作っていただけです。

といっても、冒頭でも書いたように手痛い失敗を何度もしていまして、2年くらいは収益ゼロでした。

そこから、なんとか利益が出せるようになったきっかけはニーズです。私が言いたいことではなく、読んでくれる人が知りたがっていることを書くようにしました。

それを、マーケティングでは「ベネフィット = 価値」と言います。

例えば、パンに塗るジャムを探している人は、おいしいジャムが食べたい人だけではありません。ジャムがあることで以下のような価値を得たいのです。

・4歳の子どもにきちんと朝食を食べてもらいたい
・話題になっている商品を女子会に持って行って喜んでもらいたい
・内祝いに1,000円くらいの価格帯で商品を探している

このように、ジャムの裏側には、ターゲットが求める本当の価値が眠っています。

それなのに「北海道産の苺を使ったジャムで・・・」とジャムのよさを必死で書いて売ろうとしても訴求力が弱いです。それらは、公式サイトで丁寧に書かれていることですから。

そして、それらの価値を伝えることで喜んでくれそうなターゲットが見えてきます。「4歳の子どもにきちんと朝食を食べてもらいたい」と考えている人は、たいてい親(父母)ですよね。子どもが4歳であれば、年齢は20代~30代でしょう。育児ブログをやっている方なら、うまくマネタイズできるかもしれませんよね。

これ以上、書けば長くなりそうなので、気になる方は以下の記事も参考にしてみてください。

それと、アフィリエイトやブログはネットでは、いろいろと話題が尽きません。それは「◯◯円稼げる」という個人へ対しての主張が目立つからだと考えています。

しかし、実際は広告主がインターネットで商品やサービスを売るための仕組みにすぎません。インターネットで商品を売るのはほんとうに難しく、その広告手段の一つというだけです。

私も会社でWeb制作をしている中で、そんな場面によく直面しました。それなりのデザインで10ページくらいのWebサイトを作ると30万円、レスポンシブ対応で50万円、WordPressを入れると100万円くらいかかります。「高い!」と思われるかもしれませんが、これくらいの価格設定でないと制作会社が持ちません。海外やクラウドソーシングに流れている仕事が安すぎるだけで、ギャップが生じています。

しかし、それだけの資金を投じてWebサイトを作っても、回収するのに時間がかかるのも事実。そこから、いつ成果が上がるかわからないコンテンツマーケティングや効果が測りにくい何百万円もするディスプレイ広告にかける予算などありません。

それならば、アフィリエイトやオークション、メルカリなどの販売チャンネルを通して、個人や販売のプロに、効果的に販促してもらうのも一つの選択肢としては十分です。(もちろんそれらのサービスもASPの利用料などがかかるのでタダではないし、売るための施策は必要です)。

脱線しそうになっているので、話を戻します。

このように、アフィリエイトで「◯◯円稼げる」の先には、ユーザーや広告主、そしてASPがいることを忘れてはいけません。むしろ、稼いでいるのはブロガーやアフィリエイターではなく、広告主やASP、そしてGoogleの方ですから。

この先、どうなるかわからない市場ですが、それはなんでも同じ。SEOやアフィリエイトがなくなれば、危ない企業はわんさかあるはずです。

それでもターゲットに対する「価値」を伝えるためには、何かしらの手段が必要です。その本質を学び、時代に合わせて活用できるように、努力していきたいと考えています。

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これからの仕事について


私は学生時代に、ブルースハープという楽器をやっていました。ジーンズのポケットにブルースハープをしのばせて、シカゴやニューオリンズなどの都市を巡りながらアメリカを横断したこともあります(ベンチに座った衝撃で壊れたのでポケット入れはおすすめしません)。

ブルースという音楽は、基本的に12小節の決まったコード進行で曲ができ上がります。そのため、起承転結の流れを知っていれば、即興でのセッションでもそこそこの演奏ができるようになります。

私も当時の師匠からSonny Boy Williamson 1世という偉人のスタイルを叩きこまれ、それが基礎となりました。そのおかげで、言葉の通じないアメリカでも飛び込みでセッションができました。

劇団に入っていた頃も「ハリウッド映画がなぜ面白いか知ってるか?それは誰がみても面白いと思える基本の構成があるからだよ」と教えられて「なるほど」と思いました。

それからは、何をするにしても「基礎」が大事と言い聞かせています。基礎の勉強はおもしろくないし、「やる意味あるの?」と思われるかもしれませんが、やるとやらないのでは大違いだと考えています。

疲れたときや行き詰ったときも「基礎」があれば、乗り切ることもできますよね。

これからも、それだけは忘れないようにしたいなと思ってます。

会社でストレスを抱えている人へ

以下は、私が言うなどおこがましので聞き流してくれてもOKです。

私は会社のストレスチェックで「うつ病の疑いがあるから病院を受診してください」との診断結果が出たほど、精神的に追い込まれた時期もありました。帰宅後、吐き捨てるように愚痴ばかり言って、妻にはほんとうに迷惑をかけた。今回、独立するにあたって背中を押してくれたのも妻で感謝してもしきれません。

けれど、もしもあなたも会社や人間関係で不満があるなら、まずは自分のことを考えることが大切です。愚痴を言うことは素晴らしいし、聞いてくれる人がいることも素晴らしい。

でも、甘えていたら一生そこから抜けられなくなります。私は「どうせがんばっても給料もらえないし適当にやろうぜ」と開き直るのではなく、目の前のことをがむしゃらにやってスキルを磨くことに専念しました。そうすれば、転職でも独立でもなんでもできます。

会社でストレスをためてしまうと「何のために仕事をしているか」わからなくなるんですよね。でもやっぱり「人」のためだと思いたいし、「人」のために仕事をしたいです。

そう思えたのは、会社に頼るのではなく、自分で考える努力をはじめたときからでした。

(人それぞれなので、一つの考え方としてとらえてください)

最後に

サラリーマンは最強だと思っていて「なんで辞めるの」と思っていた側でした。それは今でも、そう思っています。でも、人生一回しかないのでやるだけやってみます。

実は1週間くらい前から、有休消化ですでに一人で仕事をしています。とはいえ「何をしていいかわからない」状態で、時間の使い方に困惑しているので、タイムスケジュールを引きながらやっています。で、なぜか気が付いたらお菓子を食べていて、一回りデカくなったと言われています。

それと、子どもの送り迎えを私がやるようになって、今までは見たことがなかった子どもの表情が見られるようになりました。育児との向き合い方も変わりそうです。

好き放題書いていたら、とりとめもない記事になってしまいました。

それでは、今後ともよろしくお願いします!

PS.私は大阪在住です。もしも何か一緒にできそうなら、お声がけいただけましたら幸いです。

なお、当サイトは、20代から30代のお父さんお母さんをターゲットに、お得情報や生活に役立つ情報を配信しています。興味がございましたら「お問い合わせ」よりご連絡ください。サイトの詳しい概要は「プロフィール」に記載しています。