画像で見る粉瘤(アテローム)が完治するまでの全記録
「痛すぎて眠れない!意識が飛びそう・・・」
肩にできた粉瘤(アテローム)が炎症を起こして、真っ赤に腫れ上がりました。
もう二度と経験したくないほどの激痛が襲い、ただの”できもの”かと思っていた粉瘤が大暴れ。もう、完全になめてましたね・・・
結果的には手術をすることになり、約1ヶ月で完治。ただ、腫れ上がったときは「え!?粉瘤ってこんなことになるの?」ってくらいひどい症状だったので、痛みに耐えながらもその過程を写真で全て記録しました。
今回は、その粉瘤が完治するまでの全記録を画像で紹介していきます。女性や傷の治りが気になる人は「こんな感じで治っていくんや」というのを参考にしていただければ幸いです。
※あくまで一例です。必ず医師との相談のうえ治療にあたってください。
目次
10年前〜炎症を起こすまで
粉瘤ができたのは約10年前。最初は、小豆くらいの大きさで、年々大きくなっていきました。
痛みもなく、一度だけ整形外科でみてもらったときはガングリオンという診断だったんです。「取りたくなったらきてください」という軽い感じだったので、ほったらかしにしていました。
妻には早く取った方がいいと言われ続けていたのですが、面倒くさくて。しかし、その忠告を無視し続けた私に天罰が下ります。
炎症(1日目)
ある日、突然にガングリオンに痛みがではじめました。10年も連れ添っていたので、異変にはすぐに気がついたんですよ。
そこで、念のため近くの整形外科で診てもうことに。エコー検査の結果、異状はなかったのですが「念のためMRIを受けましょう」とのことで、約1週間後に予約をとりました。
しかし、その2日後、ガングリオンが真っ赤に腫れあがり、夜も眠れないほどの激痛がはしりはじめます。
膿が出る(3日目)
しかし、その日は整形外科が休みだったので、別の皮膚科に飛び込みました。
すると「これは粉瘤(アテローム)です。皮膚科の先生なら誰でも知っています。症状がひどいので手術するしかないですね」と。
ここではじめて、10年間ガングリオンと思い続けた”できもの”が粉瘤だったということが分かりました。
ところが、その皮膚科はメスを扱えないとのことで、大きな病院への紹介状を書いてもらうことに。
日曜をはさんだので、すぐには行けなかったのですが、ロキソニン錠(痛み止め)をもらったのでなんとか耐えられました。ロキソニン錠がなかったと思うとぞっとしますね。熱い鉄で肌を押され続けているんじゃないかと思うくらい痛かったです。
そしたら、膿まで出てきました。3歳の子どもが見て泣き叫んでましたね。「早く手術してくれ!」ということしか考えられなかったです。
ちなみに、粉瘤は臭いとよく言われますが、私の場合は全くの無臭でした。
近くの病院はアプリで探すのが早いです
EPARKデジタル診察券は、近くの病院を検索できるスマホアプリです。私は、とにかく早く病院を探したかったので、粉瘤の痛みに耐えながらこのアプリで病院を探しました。
粉瘤の場合は、地域を選択後、「皮膚科」もしくは「整形外科」で調べるとよいです。住所や営業時間、休診日が一目でわかるので、病院を探しやすいです。
アプリは、無料で利用・ダウンロードできるので、チェックしてみてください(iPhone、Android共に対応してます)。

手術(5日目)
発症から5日目でようやく手術です。ところが、手術も壮絶な痛みを伴い、書けば長くなるので詳しくは「地獄の激痛!粉瘤(アテローム)を切除する手術をしてきました」にまとめました。できるだけリアルに書きましたので、参考になれば幸いです。
手術後1日目の経過観察(6日目)
手術は、ヘソ抜き法(くり抜き法)と呼ばれるもの。体に写真のような穴が開きました。
膿もつぶれて痛々しいことになっていますね。ただ、痛みはほとんどなくなっていました。
この日から、完治するまでの間、塗り薬とガーゼで保護し続けることになります。
手術後の数日間は出血が多く、ガーゼから血がにじみ出ることも。服が血まみれになるので気をつけてください。しっかり保護するか、汚れてもいいような服の方がいいと思います。
保護するものはガーゼでも絆創膏でもかまいません。傷口に触れるとはがすときに恐いので大きいサイズのものやはがしやすいものがおすすめです。
ちなみに、お風呂には入ってもいいことになっていたので、洗い流すことはできましたよ。
手術後1週間目(13日目)
手術から1週間経過。出血がなくなり、はっきりと穴が開いているのが分かりますね。
とはいえ経過は順調だったようで、これまで使っていた塗り薬が「ネグミンシュガー軟膏」に切り替わりました。
それからは、茶色いネグミンシュガー軟膏で穴を埋めるように毎日、塗ってましたよ。
私の場合、肩~背中だったので自分では上手く塗れず、風呂上りに妻に塗ってもらってました。
痛みはないのですが、ガーゼを貼りっぱなしだったので、かゆくて仕方なかったです。
完治(27日目)
病院にて診断。医師から「もう大丈夫やね。塗り薬もガーゼもしなくてOKです」とのこと。これで通院も終わりです。約1か月間の戦いでした。
通院が終わった安心感からか、写真を撮るのを忘れていましたけど。
その後(45日目)
かなりよくなりました。穴も埋まっていますね。私の場合は膿んでしまったため穴の周りが赤くなっていますが。
とはいえ、ここまでくれば、海水浴や銭湯で人に見られても大丈夫でしょう。ここまで良くなるには手術後、1ヶ月以上はかかりますね。
しかしながら、粉瘤は再発する可能性もあるようです。医師からは「数か月は絶対に大丈夫ですよ」と言われましたが「たった数ヶ月かよ!」って思いました笑。
まとめ
私の場合は最悪の事態といっても過言ではありません。しかし、早くに治療しておけば、手術よりも簡単な方法で治療することもできるようです。
どちらにせよ、ガングリオンや粉瘤ではなく悪性の腫瘍かもしれないので、検査はしてもらった方がいいでしょう。
なお、今回にかかった診察料、手術のトータル金額は27,820円でした。詳しくは「意外と安い?粉瘤(アテローム)の手術にかかった費用のすべて」にまとめたので参考にしてみてください。薬の詳しい情報も書いています。
それでは、痛みを感じたらすぐに病院に行ってくださいね。耐えてもいいことはありません。治療してさっさと治した方が楽になれますよ。
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