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超便利!WordPressのプラグインを有効活用する方法

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WordPressを運営するうえで、プラグインを使わない手はありません。当ブログでもいくつも使用しています。

ただし、むやみに使うと事故の元になったり、表示速度に影響を与えたり、予期せぬ事態を招きます。

そこで今回は、プラグインを有効活用するために、基本的な使い方から当ブログでも実装しているおすすめプラグインや、注意したいことなどをまとめました。

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プラグインとは?

WordPressをカンタンに、かつ超便利にしてくれる拡張機能です。自分の技術力では到底実現できないことや面倒なことを、カンタンに実現可能にしてくれます。

例えば、管理画面を使いやすくしたり、サイドバーに人気記事を表示させたり、リンク切れを自動で教えてくれたりと多岐にわたります。

プラグインはどこで手に入るの?

WordPressはオープンソースのソフトフェア。ライセンスがなく誰でも無料で使えます。そのため世界中の有志が、素晴らしいプラグインを作成して、無料(有料もあります)で公開してくれています。もちろん自作も可能。

また、便利なプラグインの紹介や使い方を教えてくれるブロガー、Webマスターもたくさんいます。

これらの人には、感謝しかありません。何度もピンチを救ってくれました。

このようにプラグインは、すごく身近で便利なものです。是非導入を検討してみましょう。

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プラグインの導入手順

プラグインは、フォルダに必要ファイル一式がまとまっている形です。それをWordPressにインストールすることで使用可能になります。導入手順はいたってカンタン。2種類の方法をみていきましょう。

管理画面からインストール

最もカンタンな方法です。管理画面での操作だけで、インストールできます。

1.管理画面/プラグイン/新規追加よりプラグイン名で検索

2.該当するものが出てきたら「今すぐインストール」をクリック

3.無事にインストールできたら「プラグインを有効化」

FTPでサーバーに直接アップロード

自作したものや管理画面の検索でヒットしないものは、直接サーバーにアップロードできます。サーバー移管する時もまとめてアップロードできるので便利です。

1.プラグイン配布サイトからダウンロード、自作したもの、過去に使ったものなどプラグインファイル一式を用意

2.filezillaなどのFTPソフトを使って、wp-content/plugins内にファイル一式をアップロード

3.管理画面/プラグイン/インストール済みプラグインで追加されているのを確認したら「プラグインを有効化」

プラグインの使い方

インストールして有効化するだけで使えるシンプルなものから、細かな設定ができる多機能なものまで様々です。次に紹介するおすすめプラグインで試してみましょう。

おすすめプラグイン11選

当ブログでも実装しているおすすめのプラグインを紹介します。詳しい使い方は、それぞれのリンクより確認してください。

AddQuicktag

投稿エディタに好きなタグボタンを追加できます。例えば、見出しで使うh3タグや太い赤字など、よく使うものを登録しておけば大幅に作業効率を高めてくれます。

Akismet

WordPressを公開すると大量のスパムコメントが届くことがあります。かなり煩わしいですが、このプラグインを設定しておけば、自動でスパムコメントを振り分けてくれます。
Akismetの設定方法|バズ部

All In One SEO Pack

投稿ごとにメタディスクリプションやメタキーワード、noindexなどを設定できます。面倒でもきちんと設定しておくことで、集客に一役かいます。
「All in One SEO Pack の設定方法と使い方|バズ部」

Broken Link Checker

ブログ内のリンク切れを自動でチェックして通知してくれます。閉鎖された外部サイトへのリンク切れを、ほったらかしにするとユーザビリティが低下するためリンク切れは小まめに修正しましょう。

Contact Form 7

PHPやCGIの知識がなくても管理画面からカンタンにフォームを設置できます。ブログにお問い合わせフォームを設置してみましょう。
Contact Form 7プラグインの使い方|AdminWeb

Duplicate Post

投稿をワンクリックで複製してくれます。連載物やニュースなど、テンプレートが決まっている投稿を複製する時に便利です。

Google XML Sitemaps

XMLのサイトマップを自動作成してくれます。これは、検索エンジン対策のもので、クローラーにサイト構造を伝える役割を担います。作成したらGoogleウェブマスターツールにも登録しておきましょう。
「Google XML Sitemapsプラグインの使い方|AdminWeb」

Jetpack by WordPress.com

パブリサイズ共有では、公開と同時にSNS(Google+、Facebook、Twitterなど)にも自動で記事の配信を投稿してくれます。他にも、無限スクロールやタイルギャラリーなど、これ一つでいくつもの機能が実装できます。
「Jetpack by WordPress.comプラグインの使い方|AdminWeb」

WordPress Editorial Calendar

投稿一覧をカレンダー表示してくれます。リスト表示よりも視認性がいいです。特に、予約投稿をよく使う人はスケジュールがとても見やすくなります。投稿日もドラック&ドロップで移動可能。

WordPress Popular Posts

サイドバーにブログの人気記事をサムネイル付きで表示。ウィジットからカンタンに設定できます。人気記事は、期間を選択できるほか、ページビューやコメント数で集計された結果に基づき自動表示してくれます。
WordPress Popular Posts で人気記事を表示する方法|バズ部

プラグインで注意したいこと

ここまでプラグインのメリットを紹介しましたが、いいことだけではありません。プラグインが原因でWordPressに不具合が起こることも十分にあり得ます。そこで、プラグインを使用するにあたって注意したいこととその対策も紹介します。

バージョンは最新の状態に

プラグインが古く更新されていないものだと、脆弱性をついてウイルスに攻撃される可能性があります。

セキュリティ対策として、常に最新のバージョンにしておきましょう。ただし、プラグインのバージョンがWordPressのバージョンに対応していないものだと正常に動作しない可能性もあります。

新しいバージョンがリリースされたら管理画面のプラグイン一覧にお知らせが表示されます。対応するWordPressのバージョンも記載されているので、確認してからバージョンアップしましょう。

プラグインの互換性

新しいプラグインを導入するとプラグイン同士がかち合って、これまで正常に動作していたプラグインやWordPress本体が動作しなくなることがあります。画面が真っ白になり冷や汗をかくこともありますよ。

そうなったら原因となりえそうなプラグインを一つずつ停止するか削除していくことで解決できるかも。

どうしても機能を実装したい時は、似たようなプラグインを探しましょう。

表示速度の低下

プラグインを多用するとそれだけ負荷がかかります。そのため、ブログの表示速度が低下する可能性もあります。必要のないものは停止するか削除しておきましょう。

信用できるものか

何千種類もあるプラグインの中には、あやしげなものも存在します。信用できるものかどうかを判断するには、プラグイン名でGoogle検索してみましょう。信用や人気があるものなら、必ず何人もの人が紹介してくれています。

バックアップ

予期せぬトラブルが起こっても、前の状態に戻せるようにバックアップをとっておきましょう。ちょっと不安な時はもちろん、そうでない時もバックアップをとる習慣をつけておくと必ず重宝します。もしくは、同じWordPressの環境を用意しておいて、テストしてから本番環境に実装するのも有効です。

まとめ

プラグインは、尊敬すべき有志により成り立っています。是非、有効活用してWordPressを楽しみましょう。ただし、メリットだけでなくデメリットにも気をつけて利用してください。そのためにも基本を覚えておくと、いざという時に役に立ちますよ。