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階下から苦情!コルクマットを買って防音対策をした結果

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コルクマット
我が家から出る騒音について、階下の方から苦情をいただきました。

今のマンションに住んで3年になります。妻と2歳の子どもの3人暮らし。子どもは男の子で元気なさかりです。家の中でも楽しそうに走ったり、飛んだり跳ねたりしています。

自分の認識が甘かったに尽きるのですが、子どもが出す音が階下に聞こえているようなのです。

妻がエレベーターで偶然に会った階下の方から「お子さんおいくつ?まだ小さいから元気なのは仕方ないけれど、お子さんが走る音が響くからできるだけ気をつけてくださいね」とのお叱り。

やわらかく言ってもらえたのですが、きっとかなり迷惑しているはずです。これをきかっけに床の防音対策について検討しました。

根本的な問題解決としては”しつけ”をするほかありません。子どもの走る音には注意して見ていました。それでも限界があります。

そこで物理的対策としてコルクマットを買いました。このコルクマットでどのくらい防音効果があったのかを紹介します。

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我が家に敷き詰めたコルクマットのスペック

わんぱく
今回は、買ったのは「天然コルクマット わんぱく 45cm 64枚 8畳 サイドパーツ付」というコルクマット。リビングと廊下、和室に敷くために8畳の大きさを2セット買いました。

厚み
厚さは8mm。底は足音や衝撃を吸収するというEVA素材が使われています。いろいろなメーカーのものを調べましたが、よほど安いものでない限り、性能はどれも似たり寄ったりです。

大判サイズ
決め手となったのは、「大判(1辺46cm)で敷くのがカンタン」「サイドパーツ付」の2点。1枚1枚が大きい方が大量のコルクマットを敷くのがカンタンです。つなぎ目も多くなりません。

サイドパーツ
つなぎ目を真っすぐにできるサイドパーツがマット64枚に対し、角つき64枚、角なし64枚が無料で付いています。

サイドパーツは、別売りであることがほとんどなのでありがたいですね。部屋や廊下に合わせて見た目がキレイに敷き詰められ、あるとないのでは大違いです。

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なぜ階下に音が響く!?床衝撃音について

ここからは、コルクマットが防音にどれだけ効果があったのかを紹介します。

まずは、騒音の原因。建物の床に響く音は床衝撃音と呼ばれます。この床衝撃音は、「軽量衝撃音」と「重量衝撃音」という2種類に分けられます。両者とも同じ騒音には変わりないのですが、音の質と対策が少し違います。

軽量衝撃音とは、スプーンやおもちゃを床に落としたときに響く衝撃音のこと。音としては「コーン!」や「カシャーン!」のように軽い音を指します。

重量衝撃音は、走ったり、ジャンプしたりしたときに響く衝撃音。「ドシーン!」や「ダンダンダン!」のように重い音を指します。

したがって、今回の苦情のケースは重量衝撃音であるといえます。

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重量衝撃音を完全に防ぐのは困難。コルクマットで軽減する

コルクマット
残念ながら重量衝撃音を防ぐには、マンションの床のコンクリートの厚さを換えない限り、方法がないそうです。やるとすればかなり大掛かりな工事になることはいうまでもありません。一戸建てならともかく、多くの人が住むマンションやビルでは現実的ではないのです。

コルクマットや防音カーペットでは、重量衝撃音である子どもの走る音を防ぐのはかなり難しいことが分かりました。それが理由で、価格の高い静床ライトや防音カーペットは買いませんでした。いいものを買ってもあまり変わらないのかなぁと。

ラグの下のコルクマット
しかし、コルクマットと防音カーペットの組み合わせで効果があったという人もいます。我が家も元々、敷いてあったラグの下にもコルクマットを敷きました。ここだけ2重になっています。厚みが出ていい感じですね。もう少し様子をみて必要があればカーペットも検討したいです。

で、実際にコルクマットを使ってみてどのような変化があったか。

確かにこれまでと比べて響く音が軽減された感覚があります。足音の「ダンダンダン」という音が「タンタンタン」になりました。EVA素材が使われているため、効果がゼロではないはずです。

半減から7割減で苦情がこなくなったという家庭もあります。フローリングを直接伝わる足音より、軽減されるというのは間違ってはいないようですね。

軽量衝撃音はコルクマットで防げる!

コルクマットの上のおもちゃ
足音の他にも、おもちゃを投げたりやスプーンを落としたりする軽量衝撃音は日常茶飯事です。この音も階下に迷惑をかけている可能性は大いにあります。この軽量衝撃音はコルクマットで防ぐことができます。

「コーン!」という響くような音がコルクマットの上では「コン」という小さな音に変わりました。苦情をいただいてから、小さな音にも神経質になっていので、これは大きな成果です。おもちゃ箱をひっくり返したときの「ジャラジャラ!ガシャーン!」という音も軽減されました。

ローラーのついたイス
ローラーのついたイスを滑らせたときの「シャー!」という音もなくなりました。ただし、コルク上のため滑りが悪くなりましたが。

軽量衝撃音は、子どもだけでなく大人も出しているので、気をつけるべきですね。ペンやスマートフォンを落とすことはよくあります。

コルクマットの防音対策の結果

敷き詰めて1週間。今のところ階下からの苦情はいただいていません。

コルクマットのおかげかどうかは聞いてみないと分かりませんが、個人的には買ってほんとうに正解でした。

重量衝撃音を完全に遮断できないにしろ、軽量衝撃音を防ぐだけでも効果絶大だからです。何もしないよりは格段によくなりました。それに敷いているだけで安心感があります。苦情でノイローゼ気味だった妻もひとまず納得してくれました。

コルクマットと子どもへの”しつけ”で階下に迷惑がかからないように努力していきます。

コルクマットの思いがけないメリット

防音のために買ったコルクマット。それ以外にも思いがけないメリットがありました。まず、フローリングに比べて暖かく床暖房がいらなくなりました。これはガス代の節約になります。

それと、フローリングの傷や凹み、汚れの防止。住めば住むほどにどんどん荒れる予感はしていました。これを完全に防ぐことができます。

仮に汚れても水洗いができたり、部分的に入れ替えたりと対策がカンタンです。赤ちゃんはもちろん、犬や猫などのペットがいるご家庭は絶対に重宝するでしょう。

特に赤ちゃんは、クッションがあるコルクマットならジョイントマットと同様に重宝しますよ。このページで紹介した防音対策以外のメリットは以下ページにまとめました。

残念なところ

何度も書きますが、やはり重量衝撃音を完全に防げないところでしょう。それは納得済ですので、重量衝撃音の軽減、軽量衝撃音、価格、見た目、敷きやすさなど、総合的に見てコルクマットを買ったのは正解でした。

商品紹介

我が家でも購入した天然コルクマット わんぱくは、8畳分と6畳分があります。どちらも枚数分のサイドパーツが無料で付いています。

天然コルクマット わんぱく 8畳

天然コルクマット わんぱく 6畳

まとめ

騒音は集合住宅に住んでいる以上はどうしても発生する問題です。

一生懸命考えて選んだマンション。それは皆同じはずです。お互いに騒音が原因で引っ越したくはありません。

そのためにも、できるだけ対策をして良好な関係を築きたいものです。その一歩としてコルクマットも検討してみてはいかがでしょうか。

内容は変更になる可能性もございます。利用の際は公式サイトの確認をお願いします。


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